椿賞争奪戦2022(伊東競輪G3)は若手の進撃を見逃すな！存在感ある吉田拓矢を中心に注目株がたくさんの展開予想！

冬の伊東温泉競輪場は、この競走によって温泉よりも熱く沸き立ちます。「椿賞争奪戦2022(伊東競輪G3)」の季節の到来です。

いよいよ「KEIRINグランプリ2022(平塚競輪GP)」が目前に迫ってきたからこそ、次代のトップ層を目指す野望に満ちた選手たちが集うのが、今回の椿賞争奪戦の大きな見どころでしょう。

したがって、この記事においても、「新しい才能」という部分に特にフォーカスを当てつつ、シリーズを通した車券攻略に重要な情報をお届けしていきます。

椿賞争奪戦2022(伊東競輪G3)の詳細情報

開催年	優勝選手	所属支部
2016年	松岡 貴久	熊本
2017年	早坂 秀悟	宮城
2018年	渡邉 雄太	静岡
2019年	三谷 竜生	奈良
2021年	新田 祐大	福島

多士済々！

このように表現したくなる、椿賞争奪戦の過去5回の優勝選手一覧です。三谷竜生選手や新田祐大選手といったS級S班組から、熊本の松岡三兄弟の先鋒である松岡貴久選手、現在は茨城支部に所属している当時宮城の早坂秀悟選手、渡邉晴智選手という偉大な叔父を持つ渡邉雄太選手。

これだけでも、あらゆる人の思いが詰まった優勝選手の流れと言えるでしょう。日程的にはKEIRINグランプリの「前座」であっても、椿賞争奪戦そのものもまた「もう一方の主役」を決める戦いであることがわかります。

同時に、この戦いを制する決め手が「先行力」にある点も見えてくる、そういう並びです。これはのちに開設するとおり、伊東温泉競輪場が周長333mのショートバンクである点と密接に関係していることは、疑いの余地がありません。

銀輪ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

椿賞争奪戦の魅力があらわになってきたところで、この戦いを劇的なドラマへと導くであろう、優勝候補たりえる選手をピックアップしていきましょう。今回紹介する3名は、実績や最近の調子からも、質の高い競走が待望される存在です。

1. 来期の赤パン復帰を願って！吉田拓矢が格の違いを見せつける
2. 再びここで栄光を掴め！渡邉雄太が目指す地元記念制覇
3. 勢いはナンバーワン！嘉永泰斗から熊本からやってくるぞ

12月下旬、クリスマスに終わる戦いは、彼らが最高のプレゼントを届けてくれるでしょう。伊東を散財の場ではなく「靴下にいっぱい払い戻しを得る場」にするために、彼らの活躍の展望をぜひともご覧ください。

シリーズ展開予想①／来期の赤パン復帰を願って！吉田拓矢が格の違いを見せつける

昨年、「朝日新聞社杯競輪祭2021(小倉競輪G1)」を制し、念願のG1ウィナーとなった茨城の吉田拓矢選手。今年はS級S班となり、輪界トップの証である赤パンを履いて戦いました。

しかしながら、残念ながら来期の降格が確定。さらには、同期のライバルである青森の新山響平選手が、新たにS級S班となりました。

実に悔しいでしょうが、吉田選手の実力は誰もが認めるところであり、2023年の捲土重来が期待されています。

前節の「朝日新聞社杯競輪祭2022(小倉競輪G1)」で2度も落車棄権をしたダメージは大きいと推察されますが、それでも一次予選1と一次予選2はいずれも1着の連勝を飾っており、今回も最大の優勝候補といって差し支えないでしょう。

今後の競輪を引っ張る存在として、必ずや誇らしい活躍をしてくれるはず。2022年の椿賞争奪戦は、吉田拓矢選手を中心に回ります。

シリーズ展開予想②／再びここで栄光を掴め！渡邉雄太が目指す地元記念制覇

かつて椿賞争奪戦を制した実績からも、ぜひとも重要視していきたいのが、地元静岡の渡邉雄太選手です。

G1レーサーである渡邉晴智選手を叔父に持ち、なお現役である同選手を師匠として、大レースで幾度となく連係を果たしてきました。

記念を制する実力、そして特別競輪さえも制覇を願われる脚力。2022年12月1日に28歳を迎えた渡邉雄太選手が目指すものは、この椿賞争奪戦の制覇であるとともに、来年は年末のKEIRINグランプリのほうに参戦することです。

そのためにも、より一段と大きな存在にならなければなりません。「蒲生氏郷杯王座競輪2022(松阪競輪G3)」と「周防国府杯争奪戦2022(防府競輪G3)」では準決勝敗退、「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント2022(前橋競輪G1)」と「朝日新聞社杯競輪祭2022(小倉競輪G1) 」では1勝もできませんでした。

それでも、5節前の「俵信之杯・CTC杯争奪戦(函館競輪F1)」では優勝を勝ち取っています。高みに上るために、地元記念を飛躍の場にする時が来ました。

シリーズ展開予想③／勢いはナンバーワン！嘉永泰斗から熊本からやってくるぞ

熊本の嘉永泰斗選手は、今回のシリーズだけでなく、今後もぜひ追いかけてほしいニューヒーローです。

「火の国杯争奪戦in久留米2021(熊本競輪G3)」で記念競輪初制覇、しかも代替地開催とはいえ地元記念を制してから、一段と上の存在へと進化しました。

同じ熊本競輪からは、瓜生崇智選手や上田尭弥選手など期待の若手が次々に頭角を現していますが、嘉永泰斗選手もまたその先頭集団で牽引する立場と言えるでしょう。

実際、前節の「なぜTIPSTARなのか杯(豊橋競輪F1)」の完全Vを始めとして、F1開催ではもはや不動の中心たる存在です。「朝日新聞社杯競輪祭2022(小倉競輪G1)」でも1勝をあげ、トップ層への階段を登り続けていることを証明しました。

ならば、この椿賞争奪戦では、圧巻の走りを見せてほしい。ここまで紹介した2名と比しても、遜色ない戦いができることを証明してほしい。その次元の戦いが待望されており、車券的な部分での期待も高まります。

伊東温泉競輪場のバンクの特徴

伊東温泉競輪場のバンクは、全国でもかなりクセがあるほうのバンクに分類されます。これから説明するように、「周長333mでありながら……」という枕詞に代表される、特殊な形態を持っているためです。

この点については、選手だけでなくファンも詳しく把握しておくことが、ほかの場以上に重要になるでしょう。予想が良い成績をあげることで、開催そのものが何倍も楽しく観戦できること請け合いです。

1. 伊東温泉競輪場は周長333mのサンサンバンク！でも他の短走路バンクと明確に違う！
2. 伊東バンクって案外400mバンクみたい！？決まり手でもそれがわかります

さらに、上記の解説内容に加えて、当サイトが以前より掲載している伊東温泉競輪場の特集記事をご覧ください。「椿賞争奪戦2022(伊東温泉競輪G3)」を効率よく攻略するにあたって、頼りになる助っ人になってくれます。

特徴①／伊東温泉競輪場は周長333mのサンサンバンク！でも他の短走路バンクと明確に違う！

伊東温泉競輪場は、周長333mのバンク、いわゆるサンサンバンクを有しています。ほかにも「ショートバンク」や「短走路」と呼ばれる、国内にいくつか見られるバンクではありますが、伊東バンクは松戸や奈良といった他の333mバンクとは違う特徴があるのも事実です。

それは、「周長333mにしては見なし直線が長く(46.6m)、カントがきつめである」という点です。直線が長いことは、単純に差し選手にとって勝負できる間合いが広いことを意味します。また、バンクの傾きであるカントがきついことにより、後方から加速しての最高速到達が早くなり、まくり勝負やまくり追い込みが決まりやすくなる利点が生まれます。

これは同時に、アウトから競り勝ちやすくなるポイントも見逃せないでしょう。カントは小さな要素ではありますが、同時に戦略面で決して無視できない効果をもたらすのです。

基本的には周長333mバンクなので、自力型が力で押し切るのが強い点は間違いありません。それでも、選手からすれば「周長400mのバンクと変わらない」と感じるような場面が多々あり、実際のレースにおいてもそうした展開が目立ちやすくなっています。

特徴②／伊東バンクって案外400mバンクみたい！？決まり手でもそれがわかります

1つ目の特徴で挙げたような個性が、伊東温泉競輪のバンクにはあります。こうした事実から、同バンクの1着と2着の決まり手もまた、ほかの周長333mバンクとは明らかに異なり、むしろ周長400mバンクのオーソドックスさに近しいものさえあると言えるでしょう。

1着決まり手から見てみると、「逃げ：26%」「まくり：32%」「差し：42%」となっています。さすがに物理的に自力が発揮しやすいだけあり、逃げとまくりが平均よりは高く、差しが平均を下回っていますね。

ただ、ほかのショートバンクはこれら自力型の2項目が差しを圧倒する勢いであるのを考えると、伊東のそれはとても”大人しい”部類に入る傾向です。

こうした流れは、2着決まり手でさらに加速します。「逃げ：21%」「まくり：12%」「差し：22%」「マーク：45%」という並びは、もはや「差しにくい400mバンク」として紹介されても、まるで気づかないレベルのものでしょう。

ショートバンクだからと自力型偏重の予想を組み立て過ぎると、間違いなく痛い目を見る。伊東バンクはそうした性格を内包しているため、裏を取ることができれば、妙味ある配当を狙って手にすることが可能です。

2022年の椿賞争奪戦の最終日(12/25)ではA級3班の決戦「レインボーカップチャレンジファイナル」が開催！

「ひろしまピースカップ2022(広島競輪G3)」で開催された「レインボーカップA級ファイナル」に続き、今回の椿賞争奪戦では「レインボーカップチャレンジファイナル」が開催されます。

この一発勝負の企画レースは、文字通りA級チャレンジに出走するA級3班の選手の最強決定戦。1着から3着までの計3名の選手が、A級2班へ特別昇班することになります。

選手名	所属
小西 晴己	三重
富武 大	山口
真鍋 顕汰	三重
岸田 剛	福井
室井 蓮太朗	徳島
一丸 尚伍	大分
梅崎 隆介	長崎
栗本 尚宗	千葉
甲斐 俊祐	大分

開催されるのは、「椿賞争奪戦2022(伊東競輪G3)」の最終日の第9R。よって、今回は2022年12月25日(日)のクリスマス決戦が予定されます。最高のクリスマスプレゼントは、自力で奪い取る。それを達成するのは、果たしてどの選手になるでしょうか。

とりわけ注目なのは小西晴己選手でしたが、実は9連勝での特別昇班を達成してしまいました。このため、補欠選手の繰り上がりが起きることになりそうです。

選手名	所属
菊谷 信一	大阪
治田 知也	新潟

補欠としてはこの2選手が発表されており、順当なら大阪の菊谷選手が参加することになります。いずれにせよ、注目の一戦である点には、いささかの変わりもありません。車券的な妙味もたっぷりあるレースとして、最終日には注目したいところです。

椿賞争奪戦2022(伊東競輪G3)のまとめ

有名漫画であるワンピースにおいては、「新時代」が世間に響くワードとして席巻しましたが、今年の椿賞争奪戦はまさしくそういった「新時代到来」を告げる戦いになるかもしれません。

それを図る場所として、伊東バンクは非常に適切なロケーションです。若さに任せて駆けるには難所であり、同時に老獪なだけでは勝ちきれない。そういった環境だからこそ、「次代のニュースター」の可能性を探るのに、まことに適切な作用をもたらすのです。

伊東温泉競輪場のアクセス

住所	静岡県伊東市岡1280
電話番号	0557-37-3040

静岡県で静岡競輪場とともに同地を盛り上げる伊東温泉競輪場。元の名称は「伊東競輪場」でしたが、今はこの名前は通称にして略称であり、「伊東温泉競輪場」の正式名称を採用しています。

全国の各場に歩調を合わせ、2014年からは「ミカリンナイトレース」を開始。2019年にはミッドナイト開催も始まり、好調な売上を計上しています。

電車・無料送迎バスでのアクセス

伊東温泉競輪場へは、公共交通機関を用いてアクセスすることが可能です。最もわかりやすいのは2つで、1つ目は最寄り駅である「南伊東駅」を利用することでしょう。

南伊東駅は、伊豆急行の駅です。同駅から本場までは、徒歩にして約10分ほど。少し距離がある点には、留意したほうが良さそうです。

より利便性が高いのは、無料送迎バスを利用するプランです。当地の基幹駅であるJR伊東線の「伊東駅」から、本場までの無料送迎バスが運行されているため、そちらを使いましょう。

今回の開催においては、「9:30～14:20まで随時運行」する旨が発表されています。

長距離バスも「沼津(三島・長岡経由)」「下田」「松崎」「熱海」と運行が予定されていることから、必要に応じて主催者に問い合わせることをおすすめします。

自動車でのアクセス

伊東温泉競輪場には、約1400台を収容可能な無料駐車場が用意されています。このため、自動車でのアクセスも推奨されるでしょう。

ただし、全国43競輪場のなかでも、かなりの郊外に位置しているのが伊東温泉競輪場です。

最寄りインターチェンジは、東名高速道路の「沼津IC」です。そこから伊豆縦貫道を抜け、伊豆中央道を通って伊東方面へ向かう必要があり、1時間以上の走行が必要な点に留意しましょう。

東からの場合は、東名高速道路の「厚木IC」で降り、小田原厚木道路を使うことが推奨されています。ただ、こちらも1時間半近い走行が想定されます。

無料で使える無料で稼げる優良競輪予想サイト3選

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競輪の王道の3つのおすすめポイント

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