みなさんは、小松島競輪場の特徴を理解して予想を考えていますか?
小松島競輪場は400mで特徴が少ないからと言って、特徴を知らずに予想をしていると的中率が低くて当然です。
そこで、当記事では小松島競輪場の特徴や予想のコツ、施設についてご紹介します。
目次
小松島競輪場ってどんなところ?
小松島競輪場は400mバンクの競輪場です。そのため、あまり特徴がない競輪場です。
しかし、全国各地にある競輪場のなかでは最も海に近いというような特徴もあります。そして、その立地が関係する特徴もあります。
こちらでは、小松島競輪場の特徴やバンクデータ、地元選手についてご紹介します。
小松島競輪場のバンクの特徴
まずは、小松島競輪場の特徴を見ていきましょう。
小松島競輪場は競輪場のなかでは最も多い400mバンクとなっていますが、実はかつて500mバンクだったこともあり、その改修の名残でカントが29°と緩めになっている特徴もあります。
また、小松島競輪場はほかのどの競輪場と比較しても風の影響を受けやすくなっています。それは小松島競輪場が最も海の近くに位置しているからです。
これだけ海が近いので常に海風が吹き、冬場になると向かい風が吹くことも多いので、小松島競輪場での予想は常に風の影響を考えなければいけません。
以下にそんな小松島競輪場のバンクデータをご紹介します。
- 見なし直線距離:55.5m
- センター部路面傾斜:29゜46´27″
- 直線部路面傾斜:2゜51´45″
- ホーム幅員:10.3m
- バック幅員:9.3m
- センター幅員:8.3m
小松島競輪場の決まり手
続いて、小松島競輪場の決まり手データを見ていきましょう。
■1着決まり手
- 逃げ15%
- 捲り24%
- 差し60%
■2着決まり手
- 逃げ16%
- 捲り16%
- 差し35%
- マーク33%
1着の決まり手を見ると「差し」の割合が60%もあり約半数を占めています。これは常に吹く風が影響して先行選手が圧倒的に不利になるからと考えられます。
一方、2着の決まり手は平均的な数値となっているため、どのような選手でも車券に絡む可能性があるといえるでしょう。
小松島競輪場の地元選手
次は小松島競輪場の地元選手をご紹介します。小松島競輪場の地元選手であれば、風の影響なども熟知しているため、有利なレース展開を進めていけるでしょう。
- 堤 洋 選手
- 小倉 竜二 選手
- 青井 賢治 選手
- 高原 仁志 選手
- 湊 聖二 選手
- 阿竹 智史 選手
- 山形 一気 選手
- 原田 研太朗 選手
- 久米 康平 選手
- 小川 真太郎 選手
- 太田 竜馬 選手
小松島競輪場の予想のコツ
ここまでで、小松島競輪場の特徴や地元選手についてご紹介しましたが、なにか役に立つ情報はありましたか?
以下では、それらの特徴を活用した予想のコツをご紹介します。ぜひ今後の競輪予想にお役立てください。
風の強い日のレースへの影響
小松島競輪場は競輪場そのものの作りからは特別な特徴はありません。しかし、海が近いこともあって、風の影響が非常に強いです。
もちろん、無風の状態で選手がレースを行っていれば選手の実力だけがレースの勝敗をわけてきますが、風の影響を考えるとそうはいきません。
例えば向かい風が強い日には、先頭を走る自力選手が浴びる空気抵抗も増えてしまうため、スタミナを消費し、最後の直線で失速してしまうでしょう。また横風が強い際には、走行中にハンドルが振れてしまい、思ったようにコースを選ぶことができなくなってしまいます。
そのため、風が吹きやすい小松競輪場では常に風の影響を考えた予想が大切となります。
また「風が強いと荒れる」とよく言われていますが、実際はそんなことはありません。
風が強くなると選手たちは落車のリスクを恐れて、無理をしない走り方をすることが増えます。そのため、風の強い日は堅い決着になるのです。
小松島競輪場の歴史や施設などの基本情報の紹介
ここまでは、小松島競輪場の予想のコツなどを紹介しました。
ここからは、小松島競輪場の歴史や施設の紹介をしていきますので、ぜひ、訪れる時に参考にしてみてください。
小松島競輪場の概要&歴史
小松島競輪場は1950年に徳島県に作られた競輪場です。開設当初は500mバンクとして使用されていましたが、1965年に行われた改修工事で400mのバンクへと変わりました。
また毎年7月に開催される記念競輪「阿波おどり杯争覇戦」は、小松島競輪場の夏の風物詩として多くの競輪ファンが訪れます。
小松島競輪場の入場料
小松島競輪場へは50円で入場できます。
また300円で利用できる特別観覧席は、屋内になっているため、暑い日・寒い日・雨の日でも心配せずに競輪のレースを楽しむことができるでしょう。
小松島競輪場「みんなでバンクを走ってみよう」
小松島競輪場ではさまざまなイベントを開催し、競輪場のPR活動を行なっています。
例えば、2018年11月17日に開催された「みんなでバンクを走ってみよう」というイベントでは、実際に競輪選手が日頃走っているバンクを自分の自転車で走れるというものでした。
参加費も500円と非常に安く、貴重な体験をできるイベントだったそうです。
今後もこのような参加型のイベントが開催される可能性もあるので、興味がある方は公式サイトをチェックしましょう。
小松島競輪場の施設
小松島競輪場は海が最も近い競輪場なので、海を一望できるのが魅力です。
あまり新しい施設とはいえませんが、子どもが楽しめるアスレチックがある「ポンスターランド」も設置されており、家族連れでも十分に楽しむことができるでしょう。
小松島競輪場のマスコットキャラクター
小松島競輪場ではたぬきをモチーフにした「ポンスター」が活躍しています。小松島競輪場のある阿波地方では、古くから「阿波狸合戦」の伝説があり、その話がもととなっているようですね。
また、「ポンスター」は笑顔で可愛らしいキャラクターのため、イベント開催時には子どもたちが周りを囲むほど人気のキャラクターとなっています。
小松島競輪場のアクセス
小松島競輪場へはJR牟岐線「南小松島駅」から徒歩10分程度で到着します。
ほかの競輪場のように無料送迎バスが運行していないのは残念ですが、駅チカなので問題ないでしょう。
また、車でお越しの際には駐車場が6カ所、計1,000台準備されているため安心して訪れられます。しかし、大きなレースが開催される際には満車になる可能性があるため、公共交通機関での来場がおすすめです。
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まとめ
今回は、小松島競輪場の予想のコツを紹介しました。
この小松島競輪場で最大に難しい部分は「風」です。海から一番近いところに設立してある小松島競輪場は海風の影響をもろに受けます。
レースが始まって見ないと分からない事象が多く、予想が難しいのです。しかし、風があるという時は、逆に先行車を予想から外す事も可能です。
そんな逆の発想も出来るので、ぜひ、この記事を読んだ方は参考にしてみてください。