先頭に戻る
【予想のコツ】競輪予想で車券の回収率を上げる4つの秘策

【予想のコツ】競輪予想で車券の回収率を上げる4つの秘策

UPDATE:2021.06.08
競輪コラム競輪予想の参考に

競輪は見ていて面白いスポーツですが、買うとさらにエキサイティングな競技です。

しかし、高配当が頻繁に出ることからもわかるとおり、実に予想が難しい事実は否めません。車券予想の理論を学べば学ぶほど、常識の埒外の展開に頭を抱えた方も多いのではないでしょうか。

まして、競輪にはラインがあり、選手同士の絆があります。人が走るから競輪であり、それゆえに競輪にはドラマがあり、そして予想の難しさが生じます。

回収率100%なんて夢のまた夢、時には1日打ってオケラという方も少なくないのかもしれません。せっかくにも作った勝負資金が溶けていくのは、もはや悲劇としか言いようがないでしょう。

本記事では、そんな悲劇を少しでも緩和する「競輪予想の回収率を上げる4つの秘策」について解説します。少しでも皆さんの理論の足しとなり、新たな地平を切り開くことを願います。

競輪予想で回収率を上げるなら「マイルール」をつくるべし

競輪予想で回収率を上げるなら「マイルール」をつくるべし

競輪予想で車券の回収率を上げる方法は、いくつも存在します。しかし、それらを運用するにあたっては、ある大きな前提があります。

それは「マイルールを決めること」です。そして、決めたマイルールにはしっかり従います。少し不的中が続いただけで焦り、苛立ち、むやみに買い目を広げるような真似をしてはいけません。

小さく張って、大きく勝つ。これが競輪に限らず、多くのギャンブルで共通する勝つための大原則です。100%勝てるなら大きく張って大きく勝てばいいですが、競技に絶対はありません。そもそも、車券を勝った時点で控除率ぶんの25%は負けているわけですから、やたらめたらに買うことは、自分から負けを引き寄せるのと変わりません。

自分の中で「鉄板」のルールを決めましょう。それは確実に勝ちを引き寄せるものであり、負けを遠ざける内容でなければなりません。

これからお伝えするのは、そうした鉄板ルールの助けになりそうな4つの秘策です。いずれも実効性には富んだものですので、きっとお読みいただいている皆様の車券戦略の助けになると確信しています。

競輪の回収率を上げる秘策/2連単を駆使せよ

競輪の回収率を上げる秘策/2連単を駆使せよ

競輪という競技を予想するにあたって、様々な券種を駆使することになります。最も目立つものは、やはり巨額の配当が得られる「3連単」です。万車券が出ない日のほうが珍しく、多くの実力者が集うグレードレースではすさまじい配当が次々に飛び出します。

しかし、それだけ予想するのが難しく、多くのファンが負けていることをも示しています。当てている予想者が少ないからこそ、万車券になっているのだという事実を、改めて噛みしめることが大切でしょう。

そのうえで、3連単に固執しすぎるのはあまりにも危険だと考えてください。3連単の魅力は呪いのようなものであり、数多くのファンが大切な勝負資金を吸い取られています。
であれば、3連単はあくまでも勝負レースにとどめ。通常のレースを楽しむのはほかの券種にしたほうがいいでしょう。

とはいえ、当たりやすいからといって、今さらワイドを買う気にもならない。同じく2連複や2枠複も配当が安いのが気にならない。

そういう悩みを解決するのが、ずばり「2連単」です。1着と2着を当てるこの券種は、いわばジェネリック3連単ともいえる代物です。それでいて大きな配当を得ることもできるのが、この券種の魅力といえるでしょう。

2連単は回収率を上げるのに適している

3連単がなぜ配当を跳ね上げるのかというと、思わぬ選手が飛び込んでくることが多いからです。たとえ競走得点が最下位の選手であっても、ひとつでも上の着順を目指した結果、見事に3着を勝ち取るケースは少なくありません。

こうなると、1着2着がラインから導き出される論理的な結論であったとしても、3着の大きな乱れによって、あらゆる予想が瓦解します。3連単で大いに泣いた人は、3着の紐抜けに悩まされた経験が多いでしょう。

だからといって、3着の紐抜け対策に手を広げすぎると、点数はどこまでも増えていきます。買う点数の増加は出血量の増加です。肝心の1着2着が外れていれば丸損ですし、3着まで本線で決まるとトリガミで結局マイナスにもなりかねません。

そこで、予想本来の性質が発揮しやすい2連単の出番です。3連単に比べて配当は下がりますが、それでも中配当や高配当を狙えるポテンシャルを保持している点は、非常に魅力的です。

そうした特性を持ちながら、2着までを当てれば良いということで、買う必要のある点数は劇的に少なくなります。出費の少なさは、すなわち勝利へ近づくことを意味します。3連単はハイリスク・ハイリターンですが、リスクがあまりにも超ハイリスクすぎました。2連単はミドルリスクでハイリターンまで狙える魅力があります。

改めて毎日の結果画面を見てください。2連単でも、かなり満足できる配当が並んでいるでしょう。各ラインが崩れる混戦ともなれば、いよいよ配当は跳ね上がります。それでいて実力者同士の2連単でも結構な配当がつくため、2連単のお得度は大きいものがあるといえます。

競輪の回収率を上げる秘策/車番の法則を使おう

競輪の回収率を上げる秘策/車番の法則を使おう

本質的には出目理論に近い内容ですが、非常に有意義なのが車番の法則です。これは2連単優位の秘策ともども、7車立てでも9車立てでも効果的に活用が可能なため、的確な運用で競輪予想の的中率と回収率を上げることができるでしょう。

実際の結果のサンプルを見ることで、その全容が見えてきます。9車立てと7車立ての2パターンを用意しました。

☆2021年5月23日(日) 三山王冠争奪戦2021(前橋競輪G3)[最終日]
1R 3-2-1 ※5車立て
2R 4-5-3 ※5車立て
3R 5-1-3 ※5車立て
4R 7-2-8 ※8車立て
5R 2-6-5 ※8車立て
6R 3-6-8 ※8車立て
7R 1-3-7
8R 7-5-9
9R 2-9-6
10R 3-1-5
11R 9-5-3
12R 9-1-5

☆2021年5月23日(日) ジャパンC矢村正杯争奪戦(久留米競輪F1)[最終日]
1R 1-6-5
2R 1-4-5
3R 5-1-4
4R 4-1-3
5R 1-5-2 ※5車立て
6R 3-2-5 ※5車立て
7R 3-1-5
8R 1-5-4
9R 5-2-7
10R 4-5-6
11R 4-2-6

上記が、2つの開催の上位3車の車番です。落車などの離脱もあって、記念競輪のほうは5車立てのレースが増えていますが、それでもある程度は法則に沿っています。

そう、よく見るとぼんやり浮かんでくるその内容とは、「1番車・2番車・3番車のうち1車」と「4~9番車のうち2車」が結果を構成している確率が高いというものです。前橋は12R中7R、久留米は11R中6Rがこれに該当します。

付け加えるならば、1~3番と4~9番の組み合わせの2連単は23R中14Rも発生しており、2連単での狙いやすさがわかります。特に前橋5Rでは2-6で6,970円、前橋6Rでは6,270円もの配当になっており、とても魅力的ではないでしょうか。

なお、前橋5Rに至っては2番と6番は同じ2車ラインであり、ただ人気薄のラインのワンツーを買っただけで高配当をやすやすと得られる魅力があります。前橋6Rは6番が自在型の単騎で、3番がラインの番手でした。このあたりも構成の余地があるでしょう。

さらに大きな配当が前橋11Rの9-5の13,850円などで生まれていますが、これは確率の低いイレギュラーと考えてもいいですし、大穴狙いの補助的な考え方として覚えておいてもいいでしょう。

このように、車番の法則は2連単の考え方と組み合わせることで、より儲かる車券予想への貢献度を高めてくれます。

競輪の回収率を上げる秘策/先行1車の番組を狙え

競輪の回収率を上げる秘策/先行1車の番組を狙え

これはかなり有名ですが、先行1車の番組は狙いどころです。ほかのラインが仕掛けてくるパターンが少なく、先行選手が楽をできるため、容易に番手とのワンツーが決まりやすく、回収率の上昇が期待できます。

しかし、本記事では積極的におすすめしません。見つけたときに買う程度でいいでしょう。もし確実に配当金を増やし、競輪の回収率を上げるなら間違いなく覚えておくべきですが、目を皿にして先行1車の番組を探す必要はないと考えます。

そもそも、先行1車の番組も絶対に当たるわけではありません。先輩のプレッシャーを受けてか意外と早めに踏み出したり、追い込み選手が昔のように自力を発動して果敢に駆けたりすることもあるからです。

結果として、どえらい荒れ方をするパターンもあるため、「なんだそれ先行1車の展開であっていいのかよ」と頭を抱えることになります。A級チャレンジを中心に先行1車の番組はそこそこ出やすいからこそ、外れる可能性もまた高いということは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

「競輪予想のセオリーだからこそ、ほかのファンもよく知っていて、よく買うことが多い」という現実は直視しなければなりません。そして、ほかのファンがいないところへ突き進むからこそ、高配当は得られます。先行1車は逆に高配当チャンスと割り切って、先行選手がバテるほうに賭け続けたほうが面白いかもしれません。

競輪の回収率を上げる秘策/強い出目の存在を習得せよ

競輪の回収率を上げる秘策/強い出目の存在を習得せよ

データ理論が隆盛を極め、AI予想も登場する中、かつて一斉を風靡したオカルト的な出目理論は衰退の一途をたどっています。しかし、オカルト的ではない、確率論に立脚した出目理論には生き残る価値がある。本記事はそのように提唱します。

すなわち、ある条件のもとで決められた出目を買うことで、予想に惑うことなく、少ない点数で高配当を獲得するチャンスも生まれるという事実です。

精密な予想を放棄しているので、一気に買い目は生み出せませますが、負けるときは負けます。ただ、1日単位ではマイナスになっても、1週間や1ヶ月単位ではプラスになる。それが確率論に基づいた出目理論というものです。

3つ隣の人気落ちに福がある

確率論は数学的ではありますが、別に実際に数字を駆使するわけではありません。この出目理論は非常にシンプルです。なぜなら、「3つ隣の車番を買うだけ」だからです。

また、3つ隣の判定はループ方式のため、例えば1番の3つ隣は4番であるとともに、9車立ての場合は9番が1番の1つ隣にいると仮定して、3つ隣は7番も含まれます。3つ内隣が7番、3つ外隣が4番というわけですね。

この理論はとてもユニークで、先の項目で挙げた前橋競輪の第6R、3-6の62.7倍の2車単をいともたやすく的中させられます。鍵は軸番号の3番を選ぶとともに、もうひとつの隣番号である8番を消せるかどうかです。

内側の隣と外側の隣、どちらの3つ隣を選ぶかは簡単で、「競走得点が低い選手」を選ぶだけです。この前橋6Rでも、6番車には競走得点が最も低い選手が入っていました。もちろん、評価も低く、これだけの配当になったわけです。

さらに、8番車も3着に来ているので、3連単で買うと1点で48,740円もの特大配当を手にできました。

そのためには3番を軸番として指名しなければなりませんが、これも簡単です。「決まり手のまくりが最も多い選手」または「決まり手の差しが最も多い選手」が対象となります。もし最多の選手が複数いる場合は、そのレースは機械的に3つ隣を買うのはやめたほうがいいでしょう。それだけ混戦が予想されるので。

この前橋6Rでは、まくり最多も差し最多も3番車の藤田昌宏選手でした。結果として3-6-8で決まっているので、3つ隣に福がある理論が大成功を収めた例です。

ただ、もうひとつの例である久留米のほうは3つ隣理論の失敗例で、こちらは「競走得点が高い選手」ばかりが来たため、同条件での的中はありませんでした。逆に、紐を絞らず2点買い(2車単表裏なら4点買い)にしておけば、このような堅い決着も仕留められます。堅いといっても久留米4Rは1,780円ついているので、上々といえるでしょう。

競輪の回収率を上げるには「トータルで負けない」のが最大の秘策

競輪の回収率を上げるには「トータルで負けない」のが最大の秘策

競輪予想で回収率を上げるのに重要な、4つの秘策を解説しました。これらを駆使することで、車券生活はより華やかなものになるでしょう。

いずれの選択を取るにしても、競輪で回収率を上げるにあたって、最も重要なことがあります。それは「勝つためには、負けないこと」というものです。

著名な投資家のウォーレン・バフェットが投資の秘訣を「絶対に損をしないこと」と述べたように、自分の命にも等しい金を出すからには、金を失うという負けを避けなければなりません。しかし、競輪が絶対でない限り、一時的な目減りは起きる可能性があります。

それでも、トータルで負けず、失わず、プラスに転じることができる。そうした確固たる車券理論を持ち、1日の短期的な負けに動じることなく張り続けられれば、1週間ではわずかに勝ち、1ヶ月では大いに勝てるでしょう。

どんな時でも広い視野で戦略的に考え、大局観を持つこと。これは競輪予想の回収率を上げるうえで欠かせません。それはまた人生においても重大な影響を与え、すばらしい未来を切り開いてくれるでしょう。