2018年の競輪といえば、三谷竜生選手がKEIRINグランプリで優勝を遂げ、年間賞金獲得額が2億5,531万3,000円を獲得し、2002年に山田裕仁選手が獲得した2億4434万8,500円の記録を破ったことでも話題になりました。
当記事では、そんな2018年の賞金ランキングとともに、各選手の活躍を紹介していきます。
目次
2018年の男子競輪獲得賞金ランキング
まずは、2018年の男子競輪獲得賞金ランキングを見ていきましょう。
順位 |
名前 |
期別 |
都道府県 |
級班 |
獲得賞金 |
1位 |
三谷 竜生 |
101 |
奈良 |
SS |
255,313,000 円 |
2位 |
脇本 雄太 |
94 |
福井 |
SS |
148,773,000 円 |
3位 |
浅井 康太 |
90 |
三重 |
SS |
140,962,000 円 |
4位 |
平原 康多 |
87 |
埼玉 |
SS |
105,246,400 円 |
5位 |
村上 義弘 |
73 |
京都 |
SS |
87,907,000 円 |
6位 |
村上 博幸 |
86 |
京都 |
SS |
63,277,600 円 |
7位 |
新田 祐大 |
90 |
福島 |
SS |
57,783,800 円 |
8位 |
清水 裕友 |
105 |
山口 |
SS |
57,714,000 円 |
9位 |
武田 豊樹 |
88 |
茨城 |
SS |
57,194,300 円 |
10位 |
原田 研太朗 |
98 |
徳島 |
S1 |
49,800,500 円 |
11位 |
古性 優作 |
100 |
大阪 |
S1 |
47,752,000 円 |
12位 |
山田 英明 |
89 |
佐賀 |
S1 |
46,216,000 円 |
13位 |
渡邉 一成 |
88 |
福島 |
S1 |
45,796,000 円 |
14位 |
菅田 壱道 |
91 |
宮城 |
S1 |
44,889,800 円 |
15位 |
香川 雄介 |
76 |
香川 |
S1 |
44,304,200 円 |
16位 |
松浦 悠士 |
98 |
広島 |
S1 |
44,286,800 円 |
17位 |
佐藤 慎太郎 |
78 |
福島 |
S1 |
42,542,500 円 |
18位 |
中川 誠一郎 |
85 |
熊本 |
S1 |
42,251,000 円 |
19位 |
中村 浩士 |
79 |
千葉 |
S1 |
41,475,500 円 |
20位 |
木暮 安由 |
92 |
群馬 |
S1 |
40,571,000 円 |
21位 |
和田 健太郎 |
87 |
千葉 |
S1 |
40,404,000 円 |
22位 |
山崎 賢人 |
111 |
長崎 |
S2 |
39,406,800 円 |
23位 |
郡司 浩平 |
99 |
神奈川 |
S1 |
38,088,500 円 |
24位 |
諸橋 愛 |
79 |
新潟 |
S1 |
38,032,200 円 |
25位 |
吉澤 純平 |
101 |
茨城 |
S1 |
38,020,500 円 |
26位 |
柴崎 淳 |
91 |
三重 |
S1 |
35,478,000 円 |
27位 |
椎木尾 拓哉 |
93 |
和歌山 |
S1 |
35,204,800 円 |
28位 |
和田 圭 |
92 |
宮城 |
S1 |
35,179,400 円 |
29位 |
山中 秀将 |
95 |
千葉 |
S1 |
35,021,400 円 |
30位 |
渡邉 雄太 |
105 |
静岡 |
S1 |
34,696,100 円 |
冒頭でもお話したとおり、KEIRINグランプ2018を見事に制覇した三谷 竜生選手が圧倒的に、高い賞金を獲得しています。
2位の脇本 雄太選手と比べても、1億654万円もの差が開いているので、三谷 竜生選手の獲得賞金の高さがうかがえるでしょう。
以下では、賞金獲得ランキング上位3位に食い込んだ、「三谷 竜生選手」「脇本 雄太選手」「浅井 康太選手」はどのような選手なのか、2018年にどのような成績を残したのかを見ていきましょう。
獲得賞金ランキング1位の三谷 竜生選手
まずは、2018年に獲得賞金を2億5,531万3,000円獲得した三谷 竜生選手について見ていきましょう。
三谷 竜生選手は、日本競輪学校101期生で「三谷三兄弟」の末っ子としても有名な選手です。
女性アイドルグループ℃-uteの元メンバーである岡井千聖との不倫騒動でも問題になったこともありましたが、2018年には以下のような数多くの優秀な成績を残していました。
・2018年5月1日の日本選手権競輪で優勝
・2018年6月14日の高松宮記念杯競輪で優勝
・2018年競輪グランプリで優勝
このように、大きなレースでの優勝が目立ち、2018年の競輪界のトップを走るような選手だったのです。
また、優勝以外にも「寛仁親王牌競輪」「共同通信社杯」「読売新聞社杯全日本選抜競輪」などでは2位という成績を残していたので、ここまで高い獲得賞金を手にできたのでしょ。
獲得賞金ランキング2位の脇本 雄太選手
次は、2018年に獲得賞金を1億4877万3,000 円獲得した脇本 雄太選手についてみていきましょう。
脇本 雄太選手は、2019年のオールスターファン投票で見事1位を獲得し、実力、人気ともにある選手です。
また、延期されてしまった2020年のオリンピックへの出場が決まっており、期待を持たれている選手でした。
そんな、脇本 雄太選手は2018年には以下のような成績を残していました。
・2018年8月15日のオールスター競輪で優勝
・2018年10月5日の寛仁親王牌競輪で優勝
獲得賞金ランキング1位の三谷 竜生選手が優勝を逃してしまった、寛仁親王牌競輪でも見事に優勝しており、2018年に競輪界で活躍した選手の一人といえます。
また、脇本 雄太選手は現在もS級S班で活躍しているので、今後のレースにも期待しておきましょう。
獲得賞金ランキング3位の浅井 康太選手
次は、2018年に獲得賞金を1億4096万2,000 円獲得した浅井 康太選手についてみていきましょう。
浅井 康太選手は、2015年と2017年のKEIRINグランプリを2度も制覇し、2012年から8年連続で「S級S班」に所属していた競輪界を担うトップレーサーです。
そんな浅井 康太選手は、2018年には以下のような成績を残していました。
・2018年11月20日の競輪祭(競輪王)で優勝
特別競輪の優勝歴は少ないものの、実力があるトップレーサーなので、小さなレースでも優勝を重ね、ここまでの獲得賞金を手にしたのでしょう。
また、2018年に出場したKEIRINグランプリでは3度目の制覇が期待されていましたが、惜しくも2位という結果になってしまいました。
2018年のガールズケイリン獲得賞金ランキング
次は、2018年のガールズケイリン賞金獲得ランキングを見ていきましょう。
順位 |
選手名 |
期 |
都道府県 |
級班 |
獲得賞金 |
1位 |
児玉 碧衣 |
108 |
福岡 |
L1 |
27,184,000 円 |
2位 |
石井 寛子 |
104 |
東京 |
L1 |
15,800,000 円 |
3位 |
石井 貴子 |
106 |
千葉 |
L1 |
15,431,000 円 |
4位 |
高木 真備 |
106 |
東京 |
L1 |
14,056,000 円 |
5位 |
尾崎 睦 |
108 |
神奈川 |
L1 |
13,483,700 円 |
6位 |
鈴木 美教 |
112 |
静岡 |
L1 |
13,308,000 円 |
7位 |
奥井 迪 |
106 |
東京 |
L1 |
12,869,000 円 |
8位 |
長澤 彩 |
106 |
愛知 |
L1 |
12,802,000 円 |
9位 |
山原 さくら |
104 |
高知 |
L1 |
12,663,000 円 |
10位 |
梶田 舞 |
104 |
栃木 |
L1 |
11,967,000 円 |
11位 |
小林 莉子 |
102 |
東京 |
L1 |
11,858,500 円 |
12位 |
梅川 風子 |
112 |
東京 |
L1 |
11,492,000 円 |
13位 |
細田 愛未 |
108 |
埼玉 |
L1 |
11,330,700 円 |
14位 |
荒牧 聖未 |
102 |
栃木 |
L1 |
10,507,600 円 |
15位 |
内村 舞織 |
112 |
福岡 |
L1 |
8,888,000 円 |
16位 |
東口 純 |
108 |
石川 |
L1 |
8,777,600 円 |
17位 |
石井 貴子 |
104 |
東京 |
L1 |
8,677,000 円 |
18位 |
坂口 楓華 |
112 |
京都 |
L1 |
8,646,000 円 |
19位 |
小坂 知子 |
104 |
岐阜 |
L1 |
8,605,000 円 |
20位 |
大久保 花梨 |
112 |
福岡 |
L1 |
8,578,000 円 |
2018年ガールズケイリンの獲得賞金ランキング1位に輝いたのは「児玉 碧衣選手」です。
児玉 碧衣選手は、2,718万4,000円もの賞金を獲得しており、2位の石井 寛子選手と比べても2倍近い賞金を稼いでいます。
以下では、賞金獲得ランキング上位3位に食い込んだ、「児玉 碧衣選手」「石井 寛子選手」「石井 貴子選手」はどのような選手なのか、2018年にどのような成績を残したのかを見ていきましょう。
獲得賞金ランキング1位の児玉 碧衣選手
まずは、2018年に獲得賞金を2,718万4,000円獲得した児玉 碧衣選手について見ていきましょう。
児玉 碧衣選手は、現在25歳という若さで、2018年にはデビューからわずか3年で賞金女王となり、2018年のガールズ年間最優秀選手賞にも獲得した選手です。
そんな児玉 碧衣選手は、2018年には以下のような成績を残していました。
・2018年8月18日のガールズドリームレースで優勝
・2018年12月28日のガールズグランプリで優勝
賞金女王として君臨した児玉 碧衣選手ですが、実はガールズドリームレースで優勝するまでは特別競輪などの大きなレースで優勝経験がありませんでした。
しかし、2018年8月18日のガールズドリームレースでの優勝をきっかけに、2019年、2020年ともにガールズケイリンコレクションで優勝しており、今後のガールズケイリンを引っ張っていく存在の選手といえるでしょう。
獲得賞金ランキング2位の石井 寛子選手
次は、2018年に獲得賞金を1580万円獲得した石井 寛子選手について見ていきましょう。
2018年の石井 寛子選手は、児玉 碧衣選手よりも獲得賞金ランキングが下になってしまいましたが、実は2017年の獲得賞金ランキングでは見事に1位を獲得し、賞金女王として輝いた経歴を持つ選手です。
そんな石井 寛子選手は、2018年には以下のような成績を残していました。
・2018年7月14日のガールズケイリンフェスティバルで優勝
2018年の特別競走での優勝歴は1回と少ないものの、過去に「ガールズグランプリ」「ガールズケイリンコレクション」の優勝歴があり、ガールズケイリンの特別競走すべてを制覇した実力を持つ選手です。
2018年には特別競走で成績を残せませんでしたが、年間を通して安定した走りを見せて、良い成績を数多く残していたからこそ獲得賞金ランキング2位を獲得できたのかもしれませんね。
獲得賞金ランキング3位の石井 貴子選手
次は、2018年に獲得賞金を1,543万1,000円獲得した石井 貴子選手について見ていきましょう。
石井 貴子選手は2012年に立川競輪場でおこなわれた第68回国民体育退会のエキシビションレースに出場し、400m周長の日本記録を更新する56秒333を樹立させた選手です。
そんな石井 貴子選手は、2018年には以下のような成績を残していました。
・2018年5月3日のガールズケイリンコレクションで優勝
ガールズケイリンコレクションで優勝した石井 貴子選手ですが、実はこの優勝が3回目のタイトル獲得になっており、毎年ガールズケイリンコレクションでは優勝候補の選手と呼べるでしょう。
まとめ
以上、当記事では2018年の競輪賞金獲得ランキングを紹介しました。
2018年は数多くの選手が活躍した年になっていましたが、男子の賞金獲得ランキング1位の三谷 竜生選手が2億5,531万3,000円もの賞金を獲得し、今までの年間賞金獲得額の記録を破ったことでも話題になりました。
また、ガールズケイリンの1位になった児玉 碧衣選手は、デビューからわずか3年で賞金女王の座を獲得したのも驚きです。
両選手ともに、現在も活躍しているので今後のレースに期待していきましょう。