日本の競輪界では、賞金で一億円以上を稼ぐ選手が多く存在します。
その競輪選手たちの全員が厳しい競輪学校に入校して、競輪選手になる知識や技術をつけるために日々訓練を重ねているのです。
競輪学校は、厳しさは軍隊と同様と言われており、共同生活を送りながら競輪の技術だけでなく人格や良識を養成する場所になっています。
そこで、当記事では非常に難しいとも言われる競輪選手への道で絶対に通らなくてはいけない競輪学校についてご紹介していきましょう。
目次
競輪学校とはどんなところ?
競輪学校は、正式には日本競輪選手養成所といい、静岡県伊豆市(旧修善寺町)にある競輪選手になるために施設です。
過去には、日本競輪学校という名前でしたが、現在は名前が変更され日本競輪選手養成所となっています。
競輪選手になるためには、将来的に国家資格である「競輪選手資格検定」に合格しないと競輪選手にはなれません。
日本競輪選手養成所は、その試験に合格するために指導や教育を行う場所になっています。
日本競輪選手養成所に入校した候補生たちは、全寮制の場所で10ヶ月間の厳しい訓練を受けて資格の取得を目指していきます。
あまり知られていない話ですが、競輪選手になるためには、この日本競輪選手養成所に絶対入所する義務はありません。
しかし、競輪選手の資格試験は日本競輪選手養成所に入校しないで合格した人は過去一人も存在していませんので、簡単に言ってしまえば、入校しないと受からないということでしょう。
基本的には、まず養成所の入所試験に合格し、入所後は同所にて一定期間教育・訓練を受けることが大前提となっています。
また、日本競輪選手養成所は「死ぬほど厳しい世界」とも言われているくらい非常に厳しい養成所になっており、アメリカの軍隊に匹敵するレベルと称されています。
競輪学校の軍隊レベルの候補生の生活とは
競輪選手の候補生は養成所での在学期間が決まっています。
候補生は原則として、毎年5月中旬から翌年3月下旬までの10ヶ月間で技能試験合格者は2泊3日で、適性試験と特別選抜試験合格者は14泊15日で、事前研修を受けてから生活がスタートします。
それでは日本競輪選手養成所の生活を紹介していきましょう。
まず、候補生たちは朝6:30に起床します。
その後、6時45分から点呼を行いますが、寝具や身なりなどが整っていないと何度も繰り返し点呼を行い、教官が厳しい指導を受けるのです。
その後点呼を終えると、競輪学校では有名の「錬成」といわれる柔軟体操を行った後に朝の清掃作業を行います。
清掃を速やかに終わらせると7時30分から朝食の時間になり、朝食を早く食べたら授業の準備を開始します。
午前は9時5分から1時限が開始し、午前中は社会や国語などの一般共用を中心に学習をしたり、自転車競技法などの知識を養います。
近年では、時代に沿った内容を導入しており、英会話なども含まれました。
昼食を食べたあとは、競走訓練が開始されます。
競走訓練は、施設のそばに隣接している日本サイクルスポーツセンターで中距離から長距離の訓練を中心に身体能力を向上させ、肉体的にも精神的にも強い体を作るように実施します。
訓練が終わると、入浴、夕食を行い、その後は自由時間(自習時間)になります。
21時になると、清掃と点呼が実施され、22時消灯です。
基本的に日曜日、祝日は休日になりますが、外出できるのは日曜日の隔週のみになります。
養成所は、この集団生活を毎日送りながら厳しい規律の中で生活をして、訓練しています。
この厳しさが、軍隊と同じと言われる理由なのかもしれませんね。
競輪学校への入校条件は?
次は、競輪学校(日本競輪選手養成所)に入校する条件の説明です。
基本的に競輪学校へ入校する条件は、男女ともに同じ条件となっています。
まず、入校する日が17歳以上であることと、高校卒業程度の学力があることです。
そのため、高校卒業予定の方なら誰でも入校することができるでしょう。
その中でも、入学試験には一般入試と特別選抜入試の2種類があります。
その2点について詳しく説明したいと思います。
入学試験の内容はどんなもの?
入学試験は大きく分けて2種類の試験です。
ほとんどの受験者は「一般入試」を受けて入校します。
一般入試では、技能試験と適性試験のどちらかを受けます。技能試験は、自転車競技で一定の実績がある受験生が対象で、適性試験は、他のスポーツ経験者が対象です。
技能試験と呼ばれる試験は、スタンディングスタートでの1000メートルタイムトライアルと、400メートルの助走後、200メートルのタイムトライアルです。
適性試験では、1次試験が垂直跳びと背筋力で、2次試験が台上走行試験装置を使って軽負荷での最高回転回数、体重負荷での走行速度と仕事量の測定になります。
また、技能試験と適性試験の両方には、身体検査と人物考査(口頭試問、適性検査、作文など)が含まれていますので、学力も関係しています。
「特別選抜入試」とは、世界規模の自転車レースか、オリンピックの個人種目で優秀な成績を修めた人が対象です。
日本競輪学校の倍率
日本競輪学校の入学試験は男女が分かれて試験を行いますが女性の方が希望者が少ないため、合格率は少し高いですが、それでも狭き門になっています。
男子の合格率は、近年の統計を見ても約20%前後になっており、受験者が400人程度に対して、合格率は70人程度です。
一方、女子の合格率は、受験者数が少ないため約50%前後になっています。
結果を踏まえても両者ともに相当厳しい関門と判断して良いでしょう。
競輪選手資格検定に合格
上記でも説明しましたが、競輪選手検定に合格しないと、競輪選手にはなれません。
その試験に合格するために競輪学校に入校します。
試験は、競輪学校の卒業直前に実施され、合格すれば全国の選手として登録でき、レースに出場できるようになります。
それでは、競輪学校を卒業して競輪選手になったらどんな仕事になるのか解説していきましょう。
競輪選手になっても大変な毎日
競輪学校を卒業して、念願の競輪選手になった日からプロ選手として厳しい世界で働くことになるのです。
男子競輪の選手はS級S班の最高峰を目指して、S級1班2班、A級1班2班3班の6つのランクに分けられます。
年間で2回だけ、ランクの入れ替えレースが行われ、成績が良いと上位のランクへ上がりますが、成績が悪い選手は選手登録を抹消されてしまいます。
その為、競輪選手は勝負の世界で働く以上、絶対に良い成績を残して、常に上を目指さなくていはいけません。
これは、スポーツ選手の定めでしょう。
競輪学校は、競輪選手になるための学校ですが、本当に厳しいのはプロになってからという事になりますね。
競輪のレースと日々のトレーニング
競輪選手のレース数は非常に多く、日本全国で毎日開催されています。
その中で、1番レースを走る選手は、A級の選手でF2です。
多くのレースは3、4日間続けて行われ、競輪選手は月に2、3つのレースに参加することが多く、走行する回数は6回から9回ほどレースに参加します。
競輪選手は、6つの階級から賞金も上がっており、S級選手になってGPレースに出場することを目標に日々鍛錬しています。
競輪選手は、レースが無い日もトレーニングが欠かせません。
競輪のように勝負の世界で活躍する選手は、毎日の練習で強靭な身体を作ったり、身体のメンテナンスが非常に重要になるため、何もしない日はありません。
休日は、身体を休めることが仕事になり、毎日戦う身体を休養させることで、次のレースに挑めるように整えます。
また、筋肉トレーニングも重要な要素です。
競輪と聞くと、太ももの筋肉と想像する方も多いと思いますが、自転車を漕ぐのに脚だけの筋力だけではありません。
ハンドルを握る力や強い風を切るために、欠かせない上半身の筋力も鍛えないといけません。
そのため、上半身に筋肉トレーニングと一緒に、体感トレーニングも必須になっていますので、身体作りは大変なものでしょう。
しかし、競輪選手はアスリートなので競輪学校に入校する時からトレーニングを欠かさない生活をしている選手たちは、当然のことだと思います。
競輪選手の収入は高いの?
上記でも説明したように、競輪は6つのランクに分かれています。
その中でも、競輪界の最高峰であるS級選手が出場できる年末のGPなどの賞金は1億円という凄い金額になっています。
S級S班選手たちの収入は下記の通りです。
■2019年の男子選手上位5名
・1位 佐藤 慎太郎 78 福島 SS 188,733,400 円
・2位 脇本 雄太 94 福井 SS 123,534,000 円
・3位 松浦 悠士 98 広島 SS 106,214,000 円
・4位 清水 裕友 105 山口 SS 103,274,000 円
・5位 中川 誠一郎 85 熊本 SS 101,029,000 円
・6位 平原 康多 87 埼玉 SS 84,816,600 円
・7位 村上 博幸 86 京都 SS 83,937,400 円
・8位 郡司 浩平 99 神奈川 SS 75,206,400 円
・9位 新田 祐大 90 福島 SS 74,892,000 円
・10位 諸橋 愛 79 新潟 S1 64,090,700 円
■2019年の女子選手上位10名
・1位 児玉 碧衣 108 福岡 L1 28,403,000 円
・2位 石井 寛子 104 東京 L1 17,112,000 円
・3位 石井 貴子 106 千葉 L1 16,177,000 円
・4位 梅川 風子 112 東京 L1 14,250,000 円
・5位 佐藤 水菜 114 神奈川 L1 13,991,100 円
・6位 小林 莉子 102 東京 L1 13,351,100 円
・7位 尾崎 睦 108 神奈川 L1 13,016,300 円
・8位 奥井 迪 106 東京 L1 12,938,000 円
・9位 長澤 彩 106 愛知 L1 12,037,000 円
・10位 梶田 舞 104 栃木 L1 11,662,100 円
このように、男子のトップ選手である佐藤慎太郎は、約1億9000万円を稼いでおり、女子選手の児玉碧衣選手は、約2億8000万円稼いでいます。
これは競輪の賞金だけなので、ここからCMや取材などのメディア出演料が加算されます。
ここまで稼げば、競輪学校から厳しい練習をしてきた成果が報われますね。
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まとめ
今回は、競輪学校の特徴や生活を踏まえ、競輪選手になるまでの道のりを説明しました。
競輪学校は、アメリカのネイビー・シールズ(海軍)と同じレベルで厳しいと言われています。
競輪選手になるための技術だけでなく、人間としての規律や生活も正され、教養を学びます。
厳しい学校生活を卒業しても、今度は自分が生活していく為に賞金を稼ぐことをしなくてはいけません。
そのために、良い成績を残して、ランクをあげ、最高峰であるS級S班を目指して日々のトレーニングを行いますので、常に肉体と精神に意識しなくてはいけない生活が待っています。
しかし、その努力の先には、年収2億円の生活が待っているので、他のアスリートと同じ身体が資本の職業だと思います。
ぜひ、競輪選手になりたいと思っている方は、競輪学校の内容を良く読んで考えてみてください。
会社員などと違って、厳しい世界ではありますが、夢のある職業ですね。