競輪の雨は先行が有利!?野外競輪場で起きる雨のレースの予想や影響を解説

競輪の雨は先行が有利!?野外競輪場で起きる雨のレースの予想や影響を解説

UPDATE:2019.09.27
競輪コラム競輪予想ノウハウ

皆さんは、競輪の雨をどのように予想しますか?

競輪が行われるトラックは外の場合も多く、雨の場合には影響が大きいとされています。

では実際に雨の日にはどのような影響があるのでしょうか。

ここでは、競輪で雨の場合はレースにどのような影響があるのか、また雨が降った際に中止の可能性があるのかということについて解説します。

日本の競輪場はほとんどが野外施設という条件

競輪 雨

日本には競輪場が全部で44施設あります。

そのうち小倉競輪場や前橋競輪場のように室内のバンクで天候に影響を受けない施設もあります。

しかし、ほとんどの競輪場は野外のバンクです。

さらに競輪場のバンクはコンクリートまたはアスファルトで作られているので、多くの競輪場では雨天時には滑りやすくなることが考えられます。

また雨だけでなく風や気温も日によって異なるため車券を買う際にはそのようなことを考慮しなければいけません。

レース中に大きな落車が起こる、思わぬトラブルで事前の予想とは全く異なる結果になる
ということになる可能性もあるのが雨の日のみどころの1つでもあります。

そんな雨に対してレースの影響や、展開、予想方法を紹介します。

雨天時にはレースにどのような影響がでることが考えられるか

競輪 雨 影響

晴天時と雨天時のレースを比較した場合、雨天時のような悪天候の際には、晴天時とは環境が異なるため、雨や風が少なからずレースに影響を与えることが考えられます。

では実際に選手にはどのような影響があると考えられるのでしょうか。

それは、「路面が滑りやすくなる」「視界不良」「雨と風が重なった場合の影響」の3つが考えられます。

下記に詳しく紹介していきます。

路面が滑りやすくなる

競輪 雨 滑りやすい
前述の通り、雨が降ることによって路面が滑りやすくなります。

そのため、走行中にタイヤを滑らせてしまい、落車する危険性も考えられます。

選手は落車を起こしたくない、または巻き込まれたくないと考えるため、重要なレース以外ではリスクを取らない選手が増えてくるでしょう。

そこで、格下の選手がそのスキを狙い1発勝負を狙ってくる、ということも考えられます。

視界が悪くなる

もう1つ考えられる影響として、雨の影響で視界が悪くなり、レースに影響を与えることが考えられます。

また、雨で視界が悪くなるだけではなく、前の選手が水しぶきを巻き上げ後ろに付く選手がその影響で視界を奪われる可能性もあります。

視界が悪くなると周囲の状況が読めずに接触して落車、タイミングを合わせられずに捲りや差しがうまくいかないという状況になりかねません。

雨風が合わさって思いがけないレース結果になる可能性

競輪 雨
雨が降る悪天候の際には、雨だけでなく風が強く吹くこともあるため、風の影響もでてきます。

雨だけではなく、雨と風が組み合わさることで、レース結果にも大きな影響を与える可能性があります。

観戦している分にはあまり気にならない程度の風でも高速で走っている選手にとっては非常に大きな影響を与えます。

さらに雨が組み合わさることによって落車やスリップなどが起こる確率が高くなり結果的に誰も予想していなかった結果になる可能性が高まります。

そのため雨天時にあえて倍率の低い車券を買って大当たりを狙うという戦法を使う楽しみ方も良いのではないでしょうか。

雨天時でも基本的に開催される!しかしレースが中止になる可能性もある

競輪 雨 中止になる可能性
競輪のレースは基本的に雨天でも行われます。

雨が降ったからといってレースが中止になることはありません。

しかし、風が強かったり降雨量が多く落車が多発したり、台風や豪雨などの場合は中止される場合もあります。

実際に2018年1月22日の小田原競輪場でのレースは降雪によって9レース目以降が中止となりました。

また、2018年8月13日の京王閣競輪場も悪天候の影響で中止となっています。

レースが中止となった場合は基本的に中止になった分の車券は全額返還されます。

また選手の成績は、天候によって4レース終了までに中止された場合はその日すでに中止されたレースについても競走得点は与えられません。

基本的に雨でも開催され車券を買う側は雨の日には雨の日なりの楽しみがありますが、
レースが中止になる可能性があることは考慮しておきましょう。

雨天がレース予想の結果を大きく変える

競輪 雨
競輪は基本的にかなりの強風、積雪じゃないと中止にはなりません。

では、中止にならないけどそこそこの強風が吹いているときや、まあまあの雨が降っている場合、レースの展開はどうなるのか?

自分が自転車を乗っているときを考えてください。

強風のときに乗りたくないですよね?

雨のときも乗りたくないですよね?

選手も同じです。

それを考えれば、強風や降雨の場合の影響は理解できるでしょう。

例えば良く言われているのが「雨は先行有利」という意見です。

選手は速いときで時速50キロから70キロくらいで走ります。

先行選手は雨を正面から受け止めている状態でしょう。

後ろの選手は前の選手が雨よけになって、さほど受けずに走っています。

ところが後ろから捲ろうと外に出した瞬間に雨をモロに受けるのです。

雨を思いっきり受けながらがんばって踏んで、先行のラインを追い越さなくてはならないのです。

雨が強ければ強いほど、捲りに出ようという気持ちは薄れるでしょう。

後ろで構えているとき、雨はあまり受けませんが前の選手の車輪が飛ばす水しぶきを受け続けていることになります。

雨の日は走っているだけでゲンナリしてしまうというのもあるでしょう。

あと、バンクは濡れていると重くなります。

車体を横に振ったりすれば滑って転倒するリスクも高まります。特に外帯線や内圏線、イエローラインなどの塗装している線は滑りやすいです。

無理をして落車負傷は避けたいという気持ちが起きても仕方ないのです。

結果、先行ラインが逃げてそのまま一本棒でゴールなんていうレースは、雨が強ければ強いほど見られるはずです。

強い先行ラインのいるレースが降雨で行われるなら、ラインそのまんま一点勝負もできるほどかと思われます。

ただ、みんな慎重になっているということは知っていますから、ここぞとばかりに若手選手が捲りきるなんていうイレギュラーも稀にあります。

「雨は格下選手の捲り一発」こんな格言が出てくるのはそういうことでしょう。

雨の日、特に雨が強い日は、各ラインがどのように動くのかわかっていないと、なかなか予想するのが難しいのです。

特にG2、G3レベルのレースになってくると、更に読むのが難しくなってくるでしょう。

八百長と同じでこれを読むには情報が大事になってくるわけです。

2車複1番人気の天候による違い

競輪 雨
2016年10月22日の広島競輪F2初日は雨でしたが、この日の2車複1番人気の組み合わせは12レース中8回も出現しました。

ほとんどのレースが本命で決着したわけです。

比較するために晴れの状態で行われた2016年8月16日の広島競輪F2初日の結果を見てみると、2車複1番人気の組み合わせは10レース中3回だけでした。

随分差がありますよね。

別の角度からも見てみましょう。

3連単万車券の天候による発生率の違い

2015年11月8日の向日町競輪F2初日は雨でしたが、この日の3連単万車券は10レース中1本だけです。

しかし、雨では無い2015年10月17日の向日町競輪F2初日は3連単万車券が10レース中5本も出現しました。

もう少したくさんのサンプルがあった方が信頼性は高いと思いますが、それでも無作為に選んだ別々の競輪場の結果がそれぞれ同じ傾向を示している事から、ある程度信用して良いと思います。

当然の事ながら雨なのに荒れ狂う日もあるでしょうし、晴れていても順当なレースばかりの日もありますから、あくまで傾向でしかありませんけどね。

簡単に考えれば、結果は解る

競輪 雨
よくよく考えてみれば、雨の日というのは前方車の跳ね上げた水しぶきを後続の選手はモロ被ってしまいますし、タイヤがグリップを失ってスリップして転倒するリスクも高まります。

競輪選手もレーサーという仕事ですから、一番避けたいのは落車して負傷する事だと思います。

負けるのが嬉しい選手はいないと思いますけど、負けたとしても翌日のレースに乗る事は出来ますし、体が無事であれば仕事も続ける事ができます。

しかし、雨の足元の悪い状況で無理に本命選手を倒しに行って、下手打って自分がスリップして落車でもしたら大変ですよね。

運が悪ければ選手生命にも関わってしまいます。

そう考えてみれば雨の日と晴れの日ではどちらが「本命選手(とライン)に徹底抗戦してやろう!」という気持ちになるか、もう言わなくてもわかると思います。

これがGPなどの一世一代の大勝負…とかなら、雨であろうが120%の力を出しに行く選手もいるかと思いますが、F2で走ってるA3クラスの選手なら、余計に無理はしないでしょうね。

まとめ

競輪 雨
今回は、競輪の雨について、また雨天時においてどのような影響があるのかについて解説してきました。

やはり雨天時は晴天時と違うバンクコンディションになることから、自転車の走行にも影響を及ぼす可能性がありますし選手の心理面も変化するため、レースに少なからず影響する可能性があると言えるかもしれません。

雨の日に競輪予想などを楽しむ場合は、このような点について考慮しながら観戦することで、晴天時とは違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

また、基本的に雨によってレースが中止になることが無いため、通常の雨であれば、雨の日であっても競輪場に足を運んで迫力あるレースを楽しみましょう。

台風などの大きな悪天候の場合はレースが中止になる場合がありますが、天候は刻々と変化するため悪天候によるレースの中止は、レース当日に行われることも少なくありません。

雨の日に競輪場に足を運ぶ際には、公式HPなどを確認してから出かけるようにしましょう。