競輪におけるバンクには様々な特徴が!予想には欠かせない知識をしっかりと覚えよう!

競輪におけるバンクには様々な特徴が!予想には欠かせない知識をしっかりと覚えよう!

UPDATE:2019.09.11
競輪コラム競輪予想ノウハウ

競輪のレースは「バンク」と言われるコースで競走が行われます。

では、「バンク」はどの様なものなのかご存知でしょうか?

競輪場によってもバンクの特徴や種類などが変わってきます。

この記事では、バンクの特徴や、種類、全国のバンクデータの紹介をしていきます。

バンクとは何のこと?

競輪 バンクとは

まずは、バンクとはいったい何なのか説明しましょう。

バンクとは競輪場で競輪選手とレースを行うために舗装されたコースの事を言います。

また、競輪だけではなく室内で行われる自転車スポーツののトラック競技の走路もバンクと呼ばれています。

基本的にバンク1周300m~500mの円状になっています。

カーブに差し掛かってもスピードを落とさずに走れる様にカントと呼ばれる傾斜が付けられています。

バンクにはスタート地点からの直線とその向かい側の直線と4つのコーナーがあります。

スタート地点の直線をホームストレッチ、逆側の直線をバックストレッチラインと言います。

また、スタート地点からあるコーナーを順番に、「1コーナー」「2コーナー」「3コーナー」「4コーナー」と呼び、コーナーとコーナーの間の部分をセンターといいます。

また、バンクの中には「内圏線」「外帯線」というラインが書かれています。

「内圏線」はバンクの内側に引かれている線のことで、レース中は危険回避などの場合を除いてはこの線からは出てはいけません。

「外帯線」はバンクの外側に引かれている線で、この線の内側を走っている選手をインから抜いてはいけないというルールがあります。

これらが基本的なバンクの概要となります。

それぞれのバンクの特徴

競輪 バンク 特徴

バンクの形状は大体は円状ですが、バンクの長さや角度などは競輪場によって変わってきます。

そこで、バンクの長さや角度によってどの様な影響が与えられてくるのかご紹介します。

■333mバンク
1周の距離が333mのバンクのことを333(サンサンサン)バンクと言います。

様々なバンク距離がある中で最も直線が短いバンクです。

そのため、差しを行おうとした選手が追いつく前に先行の選手がゴールしてしまう事が多いため先行選手が有利なバンクです。

■400mバンク
400mバンクは全国各地にある競輪場の中でも最も多いバンク距離です。

400mバンクはクセのないバンクなので、先行、捲り、差し、マークなどどの脚質の選手でも勝つ可能性があるスタンダードなバンク距離です。

■500mバンク

500バンクは上記のバンクと比べても最も長い直線となっています。

そのため、先行の選手が受けたまま逃げ切ることは非常に難しく、後ろから差す様な選手が勝ちやすい傾向があります。

バンクの角度について

競輪 バンク 角度について

バンクには競輪選手が常に全力で走り抜けられる様に角度が付けられています。

競輪選手はレース中には最高60kmを超える様な速度で走る事もあります。

そのため、そのスピードのままカーブを曲がってしまうと遠心力により落車してしまいます。

そこで、そのスピードで走りながら遠心力に対して自転車をまっすぐに立てるようにするためにバンクには角度が付いています。

この角度が作られている事によって、競輪選手はカーブでも全速力で自転車を走らせる事ができるのです。

この角度を競輪用語では「カント」と呼びます。

また、このカントは選手の位置取りにも大きく関係します。

もし、ある選手が他の選手よりも外側を走っているとしましょう。

直線からコーナーに入るときは上り坂になるためスピードを維持するためにより大きな力を
使います。

一方コーナーから直線に入る場合には下り坂になるためより少ない力で加速が可能になります。

そのためカントによってが位置取りに対して影響を与えてきます。

各決まり手が決まりやすい競輪場!

競輪場はバンクの角度や長さによって決まり手が大きく変わってきます。

そこで、どの様な決まり手が決まりやすいのか各競輪場で決まりやすいのか紹介していきましょう。

逃げが決まりやすい競輪場はどこ?

競輪 バンク 逃げ

まずは、逃げが決まりやすい競輪場を紹介します。

防府競輪場:27%
松戸競輪場・奈良競輪場:25%

逃げが決まりやすい競輪場の上位はどれも300mのバンクです。

特に30%近い確率で「逃げ」が勝利する防府競輪場なら、「逃げ」の選手を軸として考えるのが良いかもしれません。

差しが決まりやすい競輪場はどこ?

競輪 バンク 差し

次は、差しが決まりやすい競輪場を紹介します。

宇都宮競輪場:66%
千葉競輪場・大津競輪場:64%

差しが決まりやすい競輪場を見ていくと、500mバンクと、長い直線を持つ競輪場が多いです。

差しタイプの追いの番手選手に多く見られる脚質なので、1着は番手の追いを軸とするのがおすすめです。

まくりが決まりやすい競輪場はどこ?

競輪 バンク まくり

最後は、まくりが決まりやすい競輪場を紹介します。

富山競輪場:40%
奈良競輪場:33%

まくりが決まりやすい競輪場は逃げが決まりやすい競輪場と同じく300mバンクが多いようです。

なぜかというと、自力の逃げ選手同士が競い合い、逃げとまくりが連発しているからです。

富山競輪場では、まくり選手を負うよりも、逃げを得意とするスタミナを持った競輪選手を軸とするのがオススメです。

全国のバンクデータの紹介

競輪 バンクデータ

上記では、バンクの基礎的な知識と決まりやすい決まり手のデータをご紹介しました。

こちらでは、全国各地にある競輪場のバンク距離、直線距離、カント角度などをご紹介します。

■函館
周長:400m
みなし直線:51.3m
カント:30°36’ 51”
標準的なバンク、海風の影響を受ける

■青森
周長:400m
みなし直線:58.9m
カント:32°15′ 07″
カントがややきつく、直線も長い

■いわき平
周長:400m
みなし直線:62.7m
カント:32°54′ 54″
日本で唯一、構造物上に設置された空中バンク

■弥彦
周長:400m
みなし直線:63.1m
カント:32° 24′ 17″
4コーナーの緩和曲線がきつく取られている

■前橋
周長:335m
みなし直線:46.7m
カント:36° 00′ 00″
日本初のドームバンク、カントは日本一きつい

■取手
周長:400m
みなし直線:54.8m
カント:31° 30′ 25″
クセのない走りやすいバンクだが、カントはややきつい

■宇都宮
周長:500m
みなし直線:63.3m
カント:25° 47′ 44″
直線がやや長く、カーブのきつい扁平なバンク

■大宮
周長:500m
みなし直線:66.7m
カント:26° 16′ 40″
直線が長く、カントが深い

■西武園
周長:400m
みなし直線:47.6m
カント:29° 26′ 54″
400mバンクの中では比較的カントが浅く、直線が短い

■京王閣
周長:400m
みなし直線:51.5m
カント:32° 10′ 34″
標準的な直線の長さ、カントは若干緩い

■立川
周長:400m
みなし直線:58.0m
カント:31° 13′ 06″
直線が長く、追い込みが有利

■松戸
周長:333m
みなし直線:38.2m
カント:29° 44′ 42″
逃げ有利になりやすい、2017年バンク全面改修

■千葉
周長:500m
みなし直線:60.0m
カント:24° 13′ 01″
直線が短いので先行型のハンデは少ない、カントが緩い

■川崎
周長:400m
みなし直線:58.0m
カント:32° 10′ 14″
オーソドックスな400mバンク

■平塚
周長:400m
みなし直線:54.2m
カント:31° 28′ 37″
直線の長さもカントも標準的でクセのない走路

■小田原
周長:333m
みなし直線:36.1m
カント:35° 34′ 12″
全国屈指のカントがきつい走路

■伊東
周長:333m
みなし直線:46.6m
カント:34° 41′ 09″
直線が長いので400mバンクの感覚に近い走路

■静岡
周長:400m
みなし直線:56.4m
カント:30° 43′ 22″
走路自体にクセがなく、平均的なバンク

■名古屋
周長:400m
みなし直線:58.8m
カント:34° 01’47”
クセが少なく、どんな戦法でも力を発揮出来るバンク

■岐阜
周長:400m
みなし直線:59.3m
カント:32° 15′ 07″
400ンバンクとしては直線が長く、カントがきつい

■大垣
周長:400m
みなし直線:56.0m
カント:30 ° 37′ 08″
年間を通して伊吹おろしが吹くので風の影響が大きい

■豊橋
周長:400m
みなし直線:60.3m
カント:33° 50 ‘ 22″
冬から春はバックストレッチで向かい風となることが多い

■富山
周長:333m
みなし直線:43.0m
カント:33° 41′ 24″
先行有利の小廻りバンク

■松阪
周長:400m
みなし直線:61.5m
カント:34° 25′ 29″
クセのないマッコーネル緩和曲線、カントはきつい

■四日市
周長:400m
みなし直線:62.4m
カント:32° 15′ 07″
直線が長く、海に近いので風の影響を受けやすい

■福井
周長:400m
みなし直線:52.8m
カント:31° 28’37”
クセが少なく、逃げ・差し・捲りが均等に決まるバンク

■奈良
周長:333m
みなし直線:38.0m
カント:33° 25′ 47″
バンクが円形に近く、最大カント33°以上ときつい

■向日町
周長:400m
みなし直線:47.3m
カント:30 ° 29′ 07″
マッコーネル曲線を使ったスタンダードなバンク

■和歌山
周長:400m
みなし直線:59.9m
カント:32° 15” 07″
1999年にマッコーネル曲線のバンクに全面改修

■岸和田
周長:400m
みなし直線:56.7m
カント:30° 56′ 00″
直線は比較的長いが、クセの少ないバンク

■玉野
周長:400m
みなし直線:47.9m
カント:30° 37′ 33″
円に近い形状で、クセの少ない軽くて走りやすいバンク

■広島
周長:400m
みなし直線:57.9m
カント:30° 47′ 34″
直線では中バンクよりも外が伸びる傾向が強い

■防府
周長:333m
みなし直線:42.5m
カント:34° 41′ 09″
直線はやや短いが、クセの少ないバンク

■高松
周長:400m
みなし直線:54.8m
カント:33° 15′ 50″
カントがきつく、コーナーで登る感じが強い

■小松島
周長:400m
みなし直線:55.5m
カント:29° 46′ 27″
カントはやや緩く、海風に対する注意が必要なバンク

■高知
周長:500m
みなし直線:52.0m
24° 29′ 51″
カント:500m
バンクながら先行選手が逃げ残りやすいバンク

■松山
周長:400m
みなし直線:58.6m
カント:34° 01′ 48″
高速バンクで、自力選手には有利

■小倉
周長:400m
みなし直線:56.9m
カント:34° 01′ 48″
1周400mの屋根付き自転車走路としては世界最大級

■久留米
周長:400m
みなし直線:50.7m
カント:31° 28′ 37″
クセのない、平均的な400mバンクと言える

■武雄
周長:400m
みなし直線:64.4m
カント:32° 00′ 29″
直線が60m以上で、九州管内の400ンバンクでは最も長い

■佐世保
周長:400m
みなし直線:40.2m
カント:31° 28′ 37″
直線が短いので、先行選手が若干有利になりやすい

■別府
周長:400m
みなし直線:59.9m
カント:33° 41′ 24″
直線はやや長く、季節を問わずに風が吹くので追い込み有利

■熊本
周長:500m
みなし直線:69.5m
カント:29° 44′ 42″
直線距離が日本一長いバンク

まとめ

競輪 バンク

今回は競輪における「バンク」とは何か、角度や距離によっての影響をご紹介しました。

「バンク」とは競輪選手がレースを行う走路のことです。

バンクにはそれぞれ、333m、400m、500mの3種類があり、その競輪場の特徴によって脚質の有利不利が出てきます。

そのため、車券予想をする際はバンクの距離や特徴と、選手の特徴や脚質との相性を照らし合わせて予想を組み立てる事で的中率アップに繋がるでしょう。

是非、競輪予想をする際はバンクの知識をしっかりと覚え車券購入に挑みましょう。