石井 寛子 競輪
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通算獲得賞金が1億円を突破した競輪選手石井寛子について徹底紹介!

UPDATE:2020.08.26
競輪コラム競輪選手

今回は、ガールズケイリンのL級1班の石井寛子選手について紹介していきます。

名古屋競輪ガールズドリームの優勝者でありながら、2017年の賞金王という実力の持ち主です。

また、デビューしてから「ガールズグランプリ」への出場を逃したことがない、非常に強い選手です。

そんな、石井寛子選手石のプライベートや競輪選手になった理由、その強さの秘密を紹介します。

石井 寛子選手のプロフィール

石井 寛子 競輪 プロフィール

まずは、石井寛子選手の簡単なプロフィールを紹介します。

石井寛子(いしいひろこ)
生年月日:1986年1月09日(33歳)
種別:104期
級班:L級1班
登録:014963
出身:東京都
身長:160.2cm
ホームバンク:京王閣
好きな食べ物:何でも好き
嫌いな食べ物:なし

石井寛子選手のプライベート生活

石井 寛子 競輪 プライベート

石井寛子選手は休みの日はエステに行くことが多いそうです。

元々美容には全く関心のないタイプでしたが、ある日、鏡に映った自分を見たらすごく疲れて見えて、それで何とかしなくちゃって思い、美容に力を入れるようになったらしいです。

そして、エステ始めてからは肌のハリも血色も見違えるように良くなったと語っています。

また、エステだけでなくネイルにもハマっているそうです。

競輪の大きなレースの前には意味のあるネイルをして、験担ぎをしているそうです。

例えばガールズグランプリに出場したときのネイルの意味は、「誰にも染まらず、勝負や自分に打ち勝つ」という意味だったそうです。

最近では競輪仲間の選手と飲み会をすることも良くあるそうです。

競輪選手になってからの6年間、ストイックに自転車のことばかり考えて、お酒も飲まないようにしてきたようですが、最近になって考え方が変わり、「なんでも楽しもう!」というスタンスに変化し、ストレスをためないようにしているそうです。

妹も競輪選手

石井 寛子 競輪 妹

実は石井寛子選手の妹もガールズケイリンの選手です。

それは、石井貴子選手です。

年齢は違いますが、競輪学校にはなんと同期入学しました。

なんとなく妹と一緒ってやりにくそうな感じするけど、妹が常に支えになったと、石井寛子選手は語っています。

ガールズケイリンでの目標

石井 寛子 競輪 目標

石井寛子選手は競輪に対する目標を常に持っています。

それは、「ガールズケイリンに出場し続ける事。」です。

レースではどんな展開になったときも、もういいやって思ったことはなく、諦める事が一番嫌いだそうです。

常に1着を狙い続ける、気持ちの強さが石井寛子選手には備わっています。

だからこそ、強さの証である「ガールズグランプリ」に出場し続けることを目標としているそうっです。

石井 寛子選手の経歴

石井 寛子 競輪 経歴

石井寛子選手は埼玉県春日部市出身です。

埼玉県立杉戸農業高等学校に入学直後、同校自転車部の勧誘により入部したことをきっかけに選手生活をスタートしました。

2003年には、山梨県境川自転車競技場で行なわれたJOCジュニアオリンピックカップのスプリントで2位に入ったことで勝つことの喜びを知りました。

高校卒業後には明治大学文学部に進学しました。

大学在学中の2007年、ACCトラックアジアカップ(いわき平競輪場)・ケイリンで優勝。全日本大学対抗自転車競技選手権では3km個追抜競走とポイントレースで優勝します。

さらに、社会人1年目となる2008年6月に行われた全日本自転車競技選手権大会(前橋競輪場)のポイントレースで優勝しました。

同年7月から9月まで開催されたエキシビションイベントであるガールズケイリン「サマービーナスシリーズ」では、3戦中2戦で優勝しました。

2009年、1月から3月まで開催された、エキシビションのガールズケイリン「2009 Venus series」でも6戦中5戦で優勝し、同イベントでは通算9戦中7戦で優勝するという、圧倒的な強さを見せました。

第29回アジア自転車競技選手権大会では、ケイリン2位になりました。

ポイントレースとチームスプリント(和田見里美とのペア)では3位に入りました。

そして、2010年、エキシビションのガールズケイリンにて6戦中3戦で優勝を果たし、全日本自転車競技選手権大会ポイントレースで優勝しました。

2011年の全日本自転車競技選手権大会では、いずれも新種目となったチームスプリント(前田佳代乃とのペア)、ケイリンで優勝し、初代優勝者として名を刻みました。

12月16日、旧競輪学校第104回(女子第2回、技能)試験に合格しました。

妹である貴子も同期で入学しています。

2012年、全日本自転車競技選手権大会で、前田佳代乃と組んだチームスプリントで優勝し、コンビとしても連覇達成を遂げました。

トラックワールドカップ・カリ大会では、前田佳代乃とのコンビで2位となりました。

2013年、3月27日に行われた旧競輪学校卒業記念レースで、オール1着の完全優勝とげました。

旧競輪学校時代の在校競走成績は57戦52勝で第1位と高成績を取りました。

4月10日、日本競輪選手会東京支部の競輪選手として登録され、5月10日の京王閣競輪場でのデビュー戦で初勝利を挙げた。

翌11日も勝利して迎えた5月12日の決勝でも圧勝し、デビュー場所で完全優勝を果たしました。

6月2日、平塚での決勝で、ガールズケイリン史上初のデビュー9戦無敗を記録。

9月15日、『ガールズケイリンコレクション2013京王閣ステージ』にてファン投票2位で選抜され、ガールズケイリンコレクション初出場初優勝を果たしました。

これで、当節を含め8場所連続優勝と驚くべき結果を残しました。

2014年、3月22日に行われたガールズケイリンコレクション名古屋ステージで優勝し、コレクション連覇を果たします。

そして、5月1日、静岡競輪場で通算100勝を達成しました。

2017年、8月12日に行われたガールケイリンコレクションいわき平ステージのアルテミス賞レースで優勝しました。

12月28日に行われたガールズグランプリで、5回目の出場で初優勝を遂げました。

併せて、同年のガールズケイリン賞金女王ともなったことで、当年のガールズ最優秀選手としてJKAより表彰されました

2018年、7月16日に行われたガールズケイリンフェスティバル(松戸)で優勝を遂げました。

これによりグランプリ、コレクションと合わせてガールズケイリン特別競走を全て制覇しました。

年間通しても安定した成績を残し、獲得賞金額1,580万円は児玉碧衣に次ぐ2位になりました。

2019年、2月17日の小倉ミッドナイト競輪2レースで1着となり、奥井迪に次いでガールズケイリン二人目となる通算300勝を達成(405戦目での達成。勝率.741)しました。

登録日から5年10ヶ月7日(登録日を含まない)での達成でした。

ガールズケイリンでは登録日から7年以内に通算300勝を達成すれば表彰対象とするという規程に基づきJKAより表彰対象となり、3月6日に京王閣競輪場にて表彰式が執り行われました。

8月17日、ガールズケイリンコレクション名古屋ステージ・ガールズドリームレースで児玉碧衣の番手から差し切って優勝、コレクションは4度目の制覇となりました。

8月25日、松阪(FII)決勝で2着となり、ガールズケイリンでは初となる通算取得賞金額1億円を突破しました。

石井寛子選手が競輪選手を目指した理由

石井 寛子 競輪

数々の成績を残してきた石井寛子選手ですが、実は中学校まで陸上競技をしていました。

石井寛子選手が進学した高校は部活動が盛んではありませんでしたが、自転車部だけが例外で、インターハイにも出場している強豪でした。

そこで競輪に興味を持ち、部活を見学にいきました。

その部活の顧問の先生からの熱心な勧誘もあり、入部し、2003年にJOCジュニアオリンピックカップのスプリントで2位に入ったことで勝利への喜びを知り、続けていきたいと思うようになりました。

高校卒業後は明治大学に進学し、在学中の2007年、ACCトラックアジアカップ・ケイリンで優勝しました。

そして、2013年にガールズケイリン2期生としてデビューを果たしました。

自転車競技を初めた頃から、女子の競輪が出来たら絶対に選手になると決めていたそうです。

ガールズケイリンは2012年に始まりましたが、2012年はロンドンオリンピックに向けて自転車競技の練習に集中していたから1年見送っようです。

石井 寛子選手の主な獲得タイトル

石井 寛子 競輪 獲得タイトル

石井寛子選手は数々のタイトルを獲得しています。

代表的なタイトルを下記に紹介します。

2013年 – ガールズケイリンコレクション京王閣ステージ(9月)
2014年 – ガールズケイリンコレクション名古屋ステージ(3月)
2017年 – ガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・アルテミス賞(8月)、ガールズグランプリ2017(平塚競輪場)
2018年 – ガールズケイリンフェスティバル(松戸競輪場)
2019年 – ガールズケイリンコレクション名古屋ステージ・ガールズドリームレース(8月)
年間賞金女王1回 – 2017年

石井寛子選手が通算獲得賞金1億円を達成!

石井 寛子 競輪

2019年8月25日に石井寛子選手が通算獲得賞金を1億円突破しました。

ガールズケイリンで1億円突破は初めてのことだそうです。

この1億円突破という快挙を成し遂げたのは松坂競輪場で開催されたFⅡ戦ガールズ決勝です。

このレースで2着となった石井寛子選手が、通算取得賞金100,113,000円となり、ガールズケイリン初の1億円を突破しました。

鳥人間コンテストに出場経験があった!

石井寛子選手は自転車関係の競技で力を発揮するだけでなく、過去には鳥人間コンテンストに出場した経験があります。

2012年7月29日に滋賀県の琵琶湖で開催された第35回鳥人間コンテスト選手権大会で人力プロペラ機ディスタンス部門において、脚力の強さを買われ、競輪学校の同期である明珍裕子とともに「芝浦工大+ガールズケイリン」(同部門常連の芝浦工大との合同チーム)のパイロットに抜擢されました。

明珍とともに2人乗り人力飛行機に搭乗し、初出場ながら840.90mの飛行(同大会・同部門3位)を成功させました。

まとめ

石井 寛子 競輪

今回はガールズ競輪の選手でもある石井寛子選手をピックアップし紹介しました。

石井寛子選手はガールズケイリンの中でもトップクラスの選手で数多くの成績を残してきた選手です。

最近では通算獲得賞金が1億円を突破し、驚くような結果を残しています。

今もなお、レースっで圧倒的な力を見せつけて戦っている石井寛子選手を今後とも応援していきましょう。