競輪 何歳
PR

競輪の車券は何歳から買える?未成年でも競輪を楽しむ方法をご紹介!

UPDATE:2020.08.26
競輪コラム競輪マメ知識

競輪は数あるギャンブルの中でも、「競馬」「競艇」「オートレース」と同じ公営ギャンブルの一つです。

競輪は、「自転車競技法」という法律に従い、競技が行われている事をご存知ですか?

また、その「自転車競技法」では何歳から競輪の車券を購入できるか書かれているのかを知っていますか?

近年では、競輪で遊んでみたい!という若い方が増えていったりもしています。

そこで、競輪は何歳から車券を購入することができるのか、車券を購入しなくても楽しむ事はできるのか、という点にスポットを当てて紹介します。

競輪は公営ギャンブルの1つ

競輪 何歳

公営ギャンブルと聞くと「競馬」や「競艇」のイメージが多いのではないでしょうか。

しかし、競輪も「競馬」や「競艇」と同じく魅力ある公営ギャンブルです。

競輪はギャンブル好きからは「ギャンブルの王様」や「ギャンブルの終着駅」とまで言われる事があります。

では、その公営ギャンブルの代表でもある競輪は何歳から車券を購入できるのか見ていきましょう。

競輪は何歳から購入できるの?

競輪 何歳

競輪の車券の購入は「自転車競技法」の第9条で以下のように定められています。

「未成年者は、車券を購入し、又は譲り受けてはならない」

2019年の現在では成人年齢は20歳と定められているため、競輪の車券購入は20歳からという事になります。

しかし、2022年4月1日施行される改正民法では、成人の年齢が現在の20歳から18歳まで引き下げることが決められています。

現在の自転車競技法では、車券の購入を「未成年」と定めているため、改正民法に連動して20歳未満でも車券を購入できるようになってしまいます。

しかし、「競輪」「競馬」「競艇」などの公営ギャンブルは現在の成人年齢でもある20歳を維持する考えです。

つまり、2022年4月1日の改正民法後も20歳を超えていなければ車券の購入をできないようにするそうです。

このように公営ギャンブルなど、年齢制限が設けられたものは国の改正民法の影響を受けてしまう事があります。

それを知らずに、18歳なら「未成年」ではないと認識して、競輪の車券を購入してしまうと法律違反になり、罰則を受けてしまう事もあるので気をつけましょう。

未成年が20歳を超えた大人に車券を買ってもらうのも禁止

競輪 何歳

20歳未満の未成年が車券を購入するのはもちろん禁止ですが、自分の代わりに大人に車券を購入してもらう事も禁止されています。

自転車競技法にも「未成年は車券を購入し、又は譲り受けてはならない」という旨が書かれています。

自分自身で車券を購入するのも法律違反ですが、20歳を超えた大人に頼んで購入してもらう事も禁止されています。

また、車券の購入を頼まれて購入した大人の方は注意しなければなりません。

もし、未成年の方に車券を譲り渡してしまった場合には厳しい罰則があります。

未成年の代理で車券を購入すると厳しい罰金が発生します。

20歳未満の未成年に頼まれて車券を購入してしまうと処罰の対象となってしまいます。

なんと、未成年に頼まれて車券を購入すると50万円以下の罰金が課せられます。

罪の重い罰則になってしまうので、間違っても未成年の友達の代わりなどで車券を購入しないように注意してください。

未成年が車券を買ってしまうと起きる事

競輪 何歳

もし、未成年の方が車券を購入してしまうとどのような罰則があるのでしょうか。

車券を購入したのが未成年だったとしても、同行していた大人にも責任が課せられる事があります。

競輪場で罰則を受けない様にしっかりと理解しておきましょう。

職員による厳重注意

競輪場で未成年の様な方がウロウロしていると、スタッフの方が年齢確認を求めて来るときがあります。

「車券の購入はだめだよ」と注意を受けたり、車券を購入してしまうと最悪つまみ出されることもあるかもしれません。

警察官による補導

競輪場にはスタッフだけではなく、警察官や私服警官が巡回しています。

巡回している警察官が未成年と思われる人に声をかける事があります。

友人が高校生の時に「競輪場で車券を購入したら注意された」という話も耳にした事があります。

そして、注意されただけでなく、学校や自宅の電話番号を聞かれ、親にも連絡がいってしまったそうです。

もちろん、そうなってしまえば競輪場から追い出されてしまうでしょう。

なので、20歳を超えるまでは車券を購入しない様に注意しましょう。

競輪は、20歳を超えていれば誰でも車券購入できるのか

競輪 何歳

実は競輪は20歳を超えていても車券を購入できない場合があります。

自転車競技法の第10条で以下の人は車券を購入することも譲り受けることもできないことになっています。

・競輪に関係する政府職員及び競輪開催を主催する地方公共団体のすべての職員
・競輪振興法人及び競技実施法人の役職員並びに競輪選手
・当該競輪場において、車券の販売など、競輪場内の整理や警備その他競輪の事務に従うもの

上記のように20歳を超えていたとしても、競輪関係者は車券の購入をする事ができない決まりがあるのです。

未成年でも競輪場に入場できるの?

競輪 何歳

車券を購入できなのであれば、何歳から競輪場にも入場できるの?と思いますよね。

実は、競輪場は未成年でも入場する事ができるのです。

また、15歳未満の方であれば無料で入場することもできます。

競輪場によっては、キッズルームを用意しているところもあるので親子連れも歓迎している風潮があります。

では、未成年の方が競輪を楽しむ為にはどうしたら良いのか紹介していきます。

好きな選手を作ってみよう!

競輪 何歳

車券購入なしで競輪を楽しむにはお気に入りの好きな選手を一人作る事です。

本来では、車券を購入したりして、自ずと好きな選手が生まれてくるものかもしれませんが、未成年の方であれば敢えて意図的に好きな選手を作ってみましょう。

好きな選手ができる事によって、競輪を競技として見ることができ、応援を楽しむ事ができます。

競輪のニュースや雑誌などで、その選手が紹介されていれば見るのも楽しくなってくるでしょう。

好きな選手が一人できるだけで、より深くスポーツとしての競輪を楽しむ事ができるのです。

スポーツとして観戦する

競輪 何歳

競輪は公営ギャンブルですが、れっきとしたスポーツです。

未成年の方は車券購入する事はできませんが、オリンピックの正式種目としても採用されたことのある日本発祥のプロスポーツとしての魅力を楽しんでみましょう。

競輪場であれば、選手同士の駆け引きやレース展開を見ているだけで非常に楽しめます。

17歳から競輪選手を目指せる!

競輪 何歳

未成年で車券を購入できなかったとしても、競輪選手は17歳から目指す事ができます。

競輪選手を目指す為にはまず、「日本競輪学校」へ入学しなければなりません。

日本競輪学校の入学条件は、入学日に17歳以上であること。そして、高校卒業と同等以上の学力を有することの2点があります。

なので、未成年の方で車券を購入できなかったとしても、競輪選手を目指すことは可能です。

簡単になれるものではありませんが、競輪を楽しむ立場ではなく、未成年でも目指す事のできる競輪選手という職業を目標にするのも良いかもしれませんね。

実際に車券を購入する方法

競輪 何歳

未成年の方が車券を購入できないのは分かって頂けたかと思います。

今後、未成年の方が20歳を超えた時のために実際に車券の購入方法を紹介します。

競輪場で車券を購入するには

競輪場は全国各地に点在しています。

競輪場では熱気あふれる白熱したレース展開を観戦えきるので、どの場所で見るよりも一番興奮して見る事ができるでしょう。

投票所や観客席だけでなく、食堂などの基本的な施設も非常に充実しています。

また、競輪場によっては初診は向けにガイダンスルームを開設している事もあるので、競輪初心者でも安心して楽しむ事ができるでしょう。

車券の購入方法は、競輪場に置かれているマークカードを記入します。

発券機に購入金額と買い目を記入したマークカードとお金を入れると車券が発券されます。

もし、分からない事があればガイダンスルームなどで聞いてみても良いかもしれませんね。

場外車券売り場で車券を購入するには

近所に競輪場がないという方は「場外車券売り場」へ訪れて見てください。

場外馬券売り場では、競輪場と同様にその場で車券購入することができ、すぐに払い戻しもする事ができます。

競輪場の迫力には劣ってしまいますが、大型モニターも設置してあり、それなりに迫力のある競輪を楽しむ事ができるでしょう。

インターネットで車券を購入するには

車券の購入はパソコンやスマートフォンを使い車券の購入をする事ができます。

場所や時間を選ばずに投票ができるので忙しい方にはピッタリです。

インターネットで車券を購入するには、まず競輪公式サイトの新規申し込みから入会・会員登録を行って下さい。

車券購入や払戻金の受け取りに必要な銀行口座を登録したりと、必要項目の登録が終わると公式サイトにログインする事ができ車券を購入する事ができます。

家にいながらネットでライブ中継などを見る事ができるので、のんびりと競輪を楽しむ事ができそうですね。

簡単に利用できますが、こちらも勿論未成年の方は利用できないのでご注意ください。

まとめ

今回の記事では、公営ギャンブルの一つでもある「競輪」は何歳から車券を購入できるのか紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

今後、改正民法によって成人年齢が引き下がりますが、競輪を始めとする公営ギャンブルは20歳からしか車券を購入できないというのは理解しておいてください。

20歳未満の方が車券の購入をしてしまうと、法律違反となってしまいリスクを負う可能性があります

しかし、車券を購入できないから競輪を楽しめないというわけではありません。

好きな選手を作ったり、レース展開を楽しんだりと、競輪には様々な楽しみ方が存在しています。

なので、未成年の方はきちんと法律を守り、成人になるまではスポーツとしての競輪を是非楽しんでみて下さい。