競輪場で飛ばしてるのはヤジ?それとも罵声?その違いを徹底解説!

競輪場で飛ばしてるのはヤジ?それとも罵声?その違いを徹底解説!

UPDATE:2020.08.26
競輪コラム競輪マメ知識

競輪場で「ヤジ」を聞いたことはありますか?

中には「ヤジ」を飛ばすのが楽しくて競輪場を訪れる競輪ファンもいるかと思います。

しかし、注意してほしいのが「ヤジ」ではなく「罵声」を浴びせる事です。

その違いも含めて、この記事では競輪のヤジについて解説していきます。

「ヤジ」の語源は「野次馬」って知ってる?

競輪 ヤジ

競輪場では競輪ファンによる「ヤジ」が凄いですよね。

しかし、そもそも「ヤジ」という言葉の意味はご存知でしょうか?

「ヤジ(野次)」という言葉は「野次馬」を省略した言葉です。

この「野次馬」の意味は、「年をとって役に立たなくなった野次馬(オヤジウマ)」からきているそうです。

さらに「野次馬」について調べていくと下記のような意味がありました。

語源は「親父馬(おやじうま)」で、文字どおり「歳を取った馬」を意味しています。

そして、いつの頃からか「おやじ-うま」が「やじ-うま」へと転訛したそうです。

歳を取った馬は役に立たないことから、あるいは他の説では、歳を取った馬は先頭に立たず若い馬の後をただ着いていくだけであることから転じて、他人の出来事を無責任に騒ぎ立てる人や物見高く集まって囃し立てる人を指し示す意味で使われるようになったそうです。

こちらでは、競輪場でよく耳にする「ヤジ」について詳しく解説していきます。

「ヤジ」と「罵声」の違い

競輪 ヤジ 罵声

競輪場にレース観戦に行くと、「八百長はやめろ!」「引退しちまえ!」「ふざけるな!」などと言っている人を見たことありませんか?

これを「ヤジ」と勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、これは「ヤジ」ではなくただの「罵声」です。

選手たちも車券を買ってレースを楽しみにしていくれている競輪ファンのために、必死にあって走っています。

また、競輪はその種目の特性上、連戦をこなすスタミナ配分を考えてレースしているため、八百長に見えることはあっても、それは八百長ではなく、各選手ごとの戦略です。

先程のような、「引退しちまえ!」の様な言葉を言われた相手や周囲の人が嫌な気持ちになるような掛け声は「ヤジ」ではなく「罵声」と言います。

車券に大切なお金を賭けているので、負けてしまえば「罵声」を浴びせなたくなる気持ちもわからなくはありませんが、そんな時には、周囲の観客や選手が嫌な気持ちになるか一度考えてから「罵声」ではなく、「ヤジ」を飛ばしていきましょう。

「罵声」と「ヤジ」は使い分けよう

競輪 ヤジ 使い分け

選手に対して「罵声」ではなく「ヤジ」を飛ばせるようになるためにも、罵声とヤジを使い分ける必要があります。

具体例を挙げて説明します。

■例
非常に人気のある選手が逃げ切れなかった場合の「ヤジ」と「罵声」

■罵声
「バカヤロウ!ちゃんと逃げろや!!選手辞めて引退しちまえ!!」

■ヤジ
「コラー!おまえが逃げないと、俺が夜逃げするはめになるだろー!」

この例では、一つ目が「罵声」で、2つ目は「ヤジ」となるでしょう。

2つ目の例では、選手が逃げないことで自分が悲しむことを押し出した非常にユーモアのある掛け声を飛ばしています。

このようなヤジは、周囲の観客や走っている選手を笑わせるユーモアさがあります。

本気で夜逃げが必要で切羽詰まっていたら、こんな言い方にはなりませんからね。

この様にセンスのあるヤジを飛ばすことで、競輪はエンターテイメント性を高めています。

以上のように、競輪場では周りの人や選手が不快になる「罵声」ではなく、センスのある「ヤジ」を飛ばしていきましょう。

「コーチング・ヤジ」とは?

競輪 ヤジ コーチング

競輪の「ヤジ」の中には「コーチング・ヤジ」と呼ばれるものもあります。

「コーチングヤジ」とは、車券の軸になる選手が仕掛けどころや踏み出しのタイミングが遅れないように、後続のラインが動いた時に「来るぞ!!」と叫び、選手を助ける「ヤジ」を飛ばすのです。

そのため、「コーチング・ヤジ」をする時にはバンク(コース)のバックなど仕掛けどころになる場所でスタンバイします。

このように、選手をコーチングして自分の思い通りにレースを動かそうとする「ヤジ」を「コーチング・ヤジ」と言います。

その他にも、来ていないのに来たと叫ぶ「騙すためのコーチング・ヤジ」や選手を応援する「ヤジ」もあります。

「ヤジ」を大声で飛ばすのは非常に気持ちのいいものですし、競輪の醍醐味とも言えるので、ぜひ競輪場で試してみてください。

競輪場で聞いた面白い「ヤジ」

競輪 ヤジの紹介

競輪場では様々なヤジが飛び交っています。

その中から、「面白い!」と感じた「ヤジ」をいくつか紹介していきます。

■「この年金ドロボー!ここらへんにいるみんなは年金持ってかけにきとるんじゃぞー!年金返せ〜!」と周囲の気持ちも代弁しながら「ヤジ」を飛ばすオヤジもいたそうです。

■「オーイ、タカギ〜!」と叫んでいたオヤジが、その2秒後に「ブー!!!」と屁をこいたそうです。

■ゴール線で2着か3着か際どかった西尾選手に「西尾さーん!どうでしたかー?!」と一声。

それに対して、西尾選手は首をかしげて微妙なニュアンスを伝えてくれて、観客は爆笑したそうです。

これは、観客と選手の間に笑いが起こるセンスのあるヤジですね。

■「吉岡〜!フレームと一緒にカツラも新しくしたのか〜?」と鋭いところをついたユーモアのあるヤジもあります。

■「ナミガタァ〜!」とあるオヤジが一声。

そんな選手の名前はいないと思っていたら、なんと先頭誘導員にヤジを飛ばしていたそうです。

これは地味ですが、少し笑ってしまいますね。

■南関ラインの会田正一選手に俵選手が競りかけた瞬間、「マサちゃーん」と応援していた女性ファンの1人が「俵さん、どいてー」と言って、観客席には大きな笑いが起こったこともあるそうです。

■年末年始のグランプリレースにて「神山、お前、どうやって年越せいうとんねん〜!」とあるオヤジが言って、周囲の観客は大笑いしていたそうです。

上記で紹介した「ヤジ」はほんの一部です。

競輪場に足を運べば、さらに多種多様な「ヤジ」を聞くことができるでしょう。

競輪場に行って、いろんな人が好きなようにヤジを飛ばしている様子は、まさにエンターテイメントそのものですね。

また、外で大声を上げることでストレス発散できるのも競輪場で競輪を観戦する魅力の1つです。

普段は静かな方でも、競輪場へ行くと大きな声で「差せーー!!」などと性格が変わったように大声を出す人もいるので驚くかもしれません。

たまには、競輪場で大声を出して「ヤジ」を飛ばしてみるのもストレス発散になっていいかもしれませんね。

競輪のヤジ動画を紹介!

競輪のヤジを聞きたいのであれば、競輪場へ足を運ぶのが一番良いかもしれませんが、近くに競輪場がなかったり、競輪場へ行く時間がなかったりするかもしれません。

そんなときには、YouTubeにアップロードされている競輪の「ヤジ」動画を見てみましょう。

そんな「ヤジ」動画を紹介するので、気になった方はご覧になってみてください。

【競輪おもしろヤジ】言いたい放題ですね・・・

競輪 ヤジ 【競輪おもしろヤジ】言いたい放題ですね・・・

まず、1つ目に紹介する動画は「【競輪おもしろヤジ】言いたい放題ですね・・・」という動画です。

こちらの動画は2016年1月14日にアップロードされており、現在234,947回の再生回数を獲得しています。

2015年12月28日に京王閣競輪場で行われた10Rでのヤジです。

これから出走する選手に向かって競輪ファンたちは言いたい放題「ヤジ」を飛ばしています。

競輪ではこれくらいのヤジは普通かもしれませんが、初めて聞く人にとっては少し驚きですよね。

レース後の「ヤジ」であればなんとなく分かりますが、レース前に「やせちゃってよぉ」とレース前から選手に向かって「ヤジ」を飛ばしているのは新鮮で、なんだか面白いですよね。

【競輪おもしろヤジ】女子には優しいのですね、いつもは汚いヤジばかりなのに・・・

競輪 ヤジ 【競輪おもしろヤジ】女子には優しいのですね、いつもは汚いヤジばかりなのに・・・

次に紹介するヤジ動画は「【競輪おもしろヤジ】女子には優しいのですね、いつもは汚いヤジばかりなのに・・・」という動画です。

こちらは2016年1月114日にアップロードされていて、103.672回の再生回数を獲得しています。

2015年12月28日に京王閣競輪場で行われた11R、ガールズグランプリ2015の動画です。

普段は男性の競輪選手に向けては汚い言葉を使って「ヤジ」を飛ばしている競輪ファンですが、女子競輪選手には「がんばれよ~」などと、応援しています。

男性と女性の選手の違いだけで、ここまで「ヤジ」の強さが変わってくるのも面白いですよね。

男性の競輪選手もこのような「ヤジ」を飛ばされた方がレースをやりやすそうにも感じてしまいますね。

【再生注意】松戸競輪場の酷い野次

競輪 ヤジ 【再生注意】松戸競輪場の酷い野次

次に紹介するヤジ動画は「【再生注意】松戸競輪場の酷い野次」という動画です。

こちらの動画は2012年11月20日にアップロードされており、225,489回の再生回数を獲得しています。

松戸競輪場で行われたレースでのヤジですが、あまりにも酷い「ヤジ」も飛んでいるので少し、選手が可愛そうな気がします。

中村選手に向けて怒鳴るおじさんは「ヤジ」というよりも「罵声」か「暴言」のようにも聞こえてしまいます。

やはり、このような酷い「罵声」がなくならない以上、競馬や競艇などと違って、女性や子どもが嫌がり、競輪ファンの客層が広がらないのかもしれませんね。

まとめ

今回は競輪の醍醐味でもある「ヤジ」についてスポットを当てて解説していきました。

今まで「ヤジ」を飛ばしていた方は、それは「ヤジ」でしたでしょうか?それとも「罵声」でしたでしょうか?

もし、「罵声」だったとすれば、これからはセンスのある「ヤジ」を飛ばして競輪をさらに盛り上げていってください!

また、どのようなヤジがあるのかを聞きたいという方は、この記事で紹介した動画をご覧になってみてください。