競輪の外国人選手は身体能力が高い!有名な外国人選手5人を紹介

競輪の外国人選手は身体能力が高い!有名な外国人選手5人を紹介

UPDATE:2020.03.25
競輪コラム競輪マメ知識

みなさんは、日本競輪で外国人選手と一緒に競走したレースを見たことありますか?

日本の競輪は、外国人の競輪選手一緒に走ることは基本ありません。

しかし、短期登録選手として、4月頃に数名の外国人選手が日本の競輪学校で教育を受け、日本の競輪に参加する時期があるんです!

その外国人の競輪選手の参加レースには、誰もが驚く身体能力の高さから、レース展開が大きく変わってしまうこともあります。

普段は見ることが無い、外国人競輪選手の走りには興味がある競輪ファンも多くいるでしょう。

そこで、当記事ではそんな外国人選手が出場できる短期登録選出制度についてや、有名外国人選手を詳しく紹介していきます。

外国人が出場できる短期登録選手制度

競輪 外国人

短期登録選手制度は、2009年より新たに創設された制度で、海外の優秀な自転車競技選手を競輪選手として短期間登録し、日本国内の競輪に参加させるための制度です。

制度の内容は日本の競馬における短期免許と思って良いでしょう。

2012年7月には、ガールズケイリンが開始されたので、2013年3月より女子選手も短期登録選手制度を導入しました。

しかし、外国人の選手は日本の競輪のルールとか知っているの?と疑問に思う方も非常に多くいると思います。

それの疑問に関しては、問題ありません。

そもそも、競輪とは日本が生んだ世界のスポーツの1つです。

競輪は、オリンピック種目でもあり、競技人口も非常に多くなっています。

外国人人選手は、短期登録選手制度に参加するにあたり、約1ヶ月間を日本の競輪学校で講習を受けます。

理由は簡単で、国際ルールであるKEIRINのルールと、日本国内で行われる競輪のルールでは定められたルールが全然違うからです。

世界で活躍する外国人選手達は、国際ルールのKEIRINは走り慣れていても日本国内の競輪のルールは全くわからないため、競輪学校で学ぶ必要があります。

日本の競輪は、公営のギャンブルということもあり、公正安全を保つため、しっかりルールの勉強と模擬レースをしてしっかり学ぶので、問題なく参加ができるんです。

登録期間は基本的に2年で、格付は男子はS級2班、女子はL級1班となっています。

ちなみに、日本の競輪に短期登録選手制度で参加する外国人選手は、基本的に諸経費は全て参加選手の自己負担で参加しているので、日本側が支払っている訳ではありません。

また、失格や重大走行注意などが発生した場合は、日本の競輪選手とは異なり、競走得点の減点はない代わりに罰金を支払うことになっています。

国際KEIRINと日本の競輪のルールの違いは?

競輪 外国人

国際KEIRINと日本の競輪のルールには、どのような違いがあるのでしょうか?

日本の競輪では、地区ごとにラインというチームを作り、それぞれの役割を果たしラインで上位独占を目指すのが基本的なスタイルですよね。

しかし、国際ルールで活躍する選手は、ライン線の戦いではなく完全に点の戦いになっています。

簡単に言えば、1人1人の力で勝負する個人戦です。

当然ながら、他の選手をブロックするような横の動きもありません。

また、自転車の部品にも規制はなく、それぞれ国で有名会社のフレームや車輪、パーツのを使用しているので、自転車の仕様も様々です。

そんな外国人選手なので、日本で走る時は競輪学校で日本の競輪を学ぶ必要がでてきます。

国際競輪の歴史と問題点

外国人が日本の競輪に参加する歴史は長く、様々な問題点がありました。

国際競輪は、1982年から開催されており、当時は外国人選手を全員同じ競輪場でのレースに出場させ、1日2レースずつで3日間、外国人選手と日本人選手が上位を争う形で行なわれてきましたが、問題点がありました。

その問題点は、競輪競走の特徴であるライン形成の関係で外国人選手に有利な状況が続いたため、車券の販売面ではファンに楽しさを伝えられないという部分です。

その内容を考慮して、2004年からは1競輪場に付き外国人選手を3名ずつ(全9名)派遣し、通常のS級シリーズ (FI) を3競輪場で同時進行させる形で3日間レースを行いました。

また、世界選手権自転車競技大会やオリンピックの日程を優先させる都合上から、国際競輪が開催されない年もあります。

外国人選手はとにかく強い!

競輪 外国人

競輪ファンからすると、毎年短期登録選手制度でやってくる外国人選手は、とにかく強いという印象がありますよね。

毎年、S級日本人選手たちをぶっちぎってゴール線を通過するのは、国際競輪でよく目にする光景のひとつです。

基本的に決勝戦以外で外国人同士が同じ番組に入れられることはまずありません。

そこで、今回は過去の日本レースに参加した強すぎる外国人選手を紹介します。

2019年短期登録選手制度 マシュー・グレーツァー選手

競輪 外国人 マシュー・グレーツァー選手

■名前 マシュー・グレーツァー
■身長 190㎝
■体重 93㎏
■生年月日 1992年8月24日
■出身国 オーストラリア
■年齢 28歳

マシュー・グレーツァー選手は、過去のシーズンでトラックワールドカップに4戦出場した選手です。

スプリント種目では3度金メダルを獲得した、世界最速と呼ばれるスピードで有名になった選手でもあります。

日本の競輪には2018年に続き2019年と過去に2度の参加しています。

彼の日本の競輪に初参加となった2018年シーズンの成績は、計14場所「KEIRIN EVOLUTION」と4日制GIII「国際自転車トラック競技支援競輪」を走って、優勝9回、準優勝3回という高成績を残しました。

計41回の競走では、1着36回・2着3回(全て決勝)・3着0回・着外の5着2回(全て決勝)で、勝率87.8%、2連対率および3連対率95.1%という成績です。

2019年の8月から9月にかけて玉野・岸和田・立川・伊東温泉・松山と、3日制FIを5場所連続完全優勝で締めくくり、外国人短期登録選手制度では最多となる15連勝の記録を残した状態で、オーストラリアに帰国しています。

2019年短期登録選手制度 テオ・ボス選手

競輪 外国人 テオ・ボス選手<

■名前 テオ・ボス
■身長 190㎝
■国 オランダ
■生年月日 1983年8月22日
■年齢 36歳
■体重 85㎏

テオ・ボス選手は、2018年のシーズン・トラックワールドカップ第6戦のケイリンで金メダルを獲得している選手です。

年齢を感じさせない実績を残し続け、自転車競技の強豪国であるオランダを牽引しています。

2003年の競輪初参戦から今回で8回目となるベテラン選手で、記者会見でも少し日本語が話せることをアピールしていました。

テオ・ボス選手はオランダのロードレースでも非常に人気の選手で、オリンピックでは銀メダル1回、世界選手権では金メダル5回、銀メダル3回の実績を持っている選手です。

日本では、9月19日の11Rでバンクレコード10秒5をマークして新記録を出したことでも有名になりました。

昨年の2019年9月20日の別府競輪戦がテオ・ボス選手がオランダに帰国する最後のレースを終え、東京オリンピックに向けた準備の為に帰国しています。

もしかしたら、2020年に開催される東京オリンピックで彼の姿を見るかもしれませんね。

ガールズケイリンの女子短期登録選手だって凄い

男子の外国人選手も活躍していますが、もちろんガールズケイリンに参加する女子外国人選手も活躍しています。

そこで、女子競輪界で活躍している外国人の成績を踏まえ、2019年女子短期登録選手を紹介していきましょう。

2019年の女子短期登録選手 マダリン・ゴドビー選手

競輪 外国人 マダリン・ゴドビー

■名前 マダリン・ゴドビー(Madalyn Godby)
■身長 168cm 
■出身国 アメリカ合衆国
■生年月日 1992年9月5日
■年齢 28歳

現在28歳になるアメリカからやって来たマダリン・ゴドビー選手は、2019年女子短期登録選手として日本で活躍しました。

ゴドビー選手は、2019年4月29日〜5月1日に向日町競輪場で行われた、自身2度目の出場となる開催で、見事優勝しています。

アメリカ人の女子選手としてガールズケイリン初参加となったゴドビー選手は、2018年のシーズン、トラックワールドカップの第2戦(カナダ大会)ケイリンで、金メダルを獲得した実績の持ち主です。

今後の彼女の成績にも気になりますね。

2019年の女子短期登録選手 ナターシャ・ハンセ選手

競輪 外国人 ナターシャ・ハンセ

■名前 ナターシャ・ハンセン(Natasha Hansen)
■身長 167cm
■生年月日 1989年11月15日
■出身国 ニュージーランド

現在29歳、ニュージーランドからやって来たナターシャ・ハンセン選手は、2020年東京オリンピックに向けて、ロンドン、リオデジャネイロに続き3大会連続オリンピック出場を目指している選手です。

ガールズケイリンへの参加は、2017年から3年連続3回目の参加となり、日本にもかなり慣れた選手になります。

2018年では3開催で優勝しました経歴を持っており、実力がある選手です。

2019年の女子短期登録選手 マチルド・グロ選手

競輪 外国人 マチルド・グロ

■名前 マチルド・グロ(Mathilde Gros)
■身長175cm
■生年月日1999年4月27日
■出身国 フランス

近年20歳になり、フランスからやってきたマチルド・グロ選手は、昨シーズンの世界選手権ではスプリントで銅メダル、ケイリンで6位入賞という好成績を獲得した選手です。

自転車競技を始めてまだ5年ですが、競輪のセンスは非常に高く、今後も期待できる選手だと思います。

2019年に2年連続2回目のガールズケイリン参加しており、日本でも身体能力の高さを見せつけました。

まとめ

競輪 外国人

今回は、外国人の競輪選手について紹介しました。

身体能力の高さから、日本でも強さを発揮し、優勝する選手が多くいるでしょう。

日本の競輪に参加する外国人選手は、賞金を沢山稼いで帰国する選手も少なくなく、今回紹介した5人の選手以外にも活躍している外国人選手は多くいます。

母国では競輪自体がギャンブルではなく賞金も少ないため、日本に短期短期登録選手として来日して、時には、賞金を稼いで帰国する選手も多くいるのです。

そのため、本気でレースに挑んでいるのが解りますね。

外国人選手の印象は、とにかく速いという印象が強く、衝撃を受けます。

各競輪場で外国人選手が競走するときは、レース結果が大きく変わることもありますので、予想には要チェックが必要です。

2020年のオリンピックでも、日本で走った経験がある外国人選手も出場しするので、競輪競技にも注目してみてはいかがでしょうか。