四日市競輪の開設記念競輪、「泗水杯争奪戦」が開催されます。
かなり濃いメンツが集まり、楽しみな開催となりました。ナイター開催である点も考慮に入れて、予想を組み立てていく必要があるでしょう。
この記事では、泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の有力選手や注目選手、四日市競輪場のバンクの特徴など、予想に役立つ情報をふんだんに詰め込んでいます。新型コロナウイルス対策のため、例年と違う部分もありますので、確認していくのは大切ですね。
さらに、ちょっとしたこぼれ話も織り交ぜました。読者の皆様に楽しくお読みいただける内容に仕上がっておりますので、ご期待ください。
それでは、公認VTuber泗水美海さんが出迎える四日市競輪場での記念競輪へ。
いざ、参ります。
下記の記事にて四日市競輪場の攻略記事もあるので、併せてご覧ください!
目次
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の詳細情報
(※提案と共有:2019年の泗水杯争奪戦の決勝の動画です。四日市競輪場のバンク情報がわかりつつ、テンションを盛り上げる内容として最適ではないでしょうか。他画像との差し替えも可能ですので、ご確認ください。また、今回は動画のスクリーンショットを端的に説明するキャプションを、文字の大きさ8ポイントでつけてみました)
泗水杯争奪戦は、ざっくり言ってしまうと、「地元勢がとんでもなく強い記念競輪」です。
そのからくりを明かせば、三重支部からトップレベルの選手が複数出てきたことに由来しています。
1節4日間制が導入された2002年から2007年までは、他県勢が優勝していました。それでも、同じ近畿地区の市田佳寿浩選手(2004年優勝・福井)や小嶋敬二選手(2007年2月および7月優勝・石川)が並んでいるので、同地区が圧倒的であったといえますね。
2008年、地元の柴崎淳選手が勝利し、記念初Vを達成します。翌2009年も柴崎淳選手が連覇しました。
2010年は福岡の園田匠選手、2011年は京都の村上義弘選手、2013年は福島の新田祐大選手と戦国時代に戻ったかと思いきや、2014年から2015年までの3回の開催を、地元の浅井康太選手が3連覇していきます。
さらに、2017年の千葉の山中秀将選手を挟み、2018年は浅井康太選手、2019年は柴崎淳選手が優勝を勝ち取りました。2008年から2019年の間に、柴崎淳選手と浅井康太選手だけで11回中7回優勝をもぎとっている計算になります。
そんな中、今年はS級S班の選手4名を始め、全国から強豪が押し寄せてきました。例年以上に激しい戦いを期待できるでしょう。
では、泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の概要になります。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の開催期間
2020年11月5日(木)~2020年11月8日(日)
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の出場選手
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の出場選手の一覧です。
直近の開催でも優勝した選手が多数集まり、年末のグランプリに向けた終盤の激戦を予感させる顔ぶれとなっています。後段では開催Vを狙える有力選手、ならびに節間を通して輝きそうな注目選手を特集します。
以下の出場選手の一覧を見ていただき、「注目されるのはどの選手だろうか」と予想された上で、ぜひとも最後までお読みください。
級班 | 地区 | 選手名 | 期別 |
---|---|---|---|
SS | 北日本 | 佐藤 慎太郎 | 78 |
S1 | 関東 | 平原 康多 | 87 |
SS | 近畿 | 村上 博幸 | 86 |
SS | 中国 | 松浦 悠士 | 98 |
S1 | 北日本 | 五日市 誠 | 89 |
S1 | 北日本 | 坂本 貴史 | 94 |
S1 | 北日本 | 嵯峨 昇喜郎 | 113 |
S1 | 北日本 | 渡部 幸訓 | 89 |
S1 | 関東 | 山岸 佳太 | 107 |
S1 | 関東 | 神山 雄一郎 | 61 |
S1 | 関東 | 宿口 陽一 | 91 |
S1 | 関東 | 佐藤 真一 | 79 |
S1 | 南関東 | 田中 晴基 | 90 |
S1 | 南関東 | 松坂 英司 | 82 |
S1 | 南関東 | 桐山 敬太郎 | 88 |
S1 | 南関東 | 福田 知也 | 88 |
S1 | 南関東 | 東 龍之介 | 96 |
S1 | 南関東 | 渡辺 雄太 | 105 |
S1 | 南関東 | 簗田 一輝 | 91 |
S1 | 中部 | 志智 俊夫 | 70 |
S1 | 中部 | 不破 将登 | 94 |
S1 | 中部 | 浅井 康太 | 90 |
SS | 北日本 | 佐藤 慎太郎 | 78 |
S1 | 中部 | 柴崎 淳 | 91 |
SS | 中部 | 坂口 晃輔 | 95 |
SS | 近畿 | 稲垣 裕之 | 86 |
S1 | 近畿 | 高久保 雄介 | 100 |
S1 | 近畿 | 椎木尾 拓哉 | 93 |
S1 | 近畿 | 南 潤 | 111 |
S1 | 中国 | 三宅 達也 | 79 |
S1 | 中国 | 竹内 翼 | 109 |
S1 | 四国 | 湊 聖二 | 86 |
S1 | 四国 | 原田 研太朗 | 98 |
S1 | 九州 | 野田 源一 | 81 |
S1 | 九州 | 坂本 健太郎 | 86 |
S1 | 九州 | 田中 誠 | 89 |
S1 | 九州 | 小岩 大介 | 90 |
S2 | 北日本 | 工藤 政志 | 84 |
S2 | 北日本 | 小原 丈一郎 | 115 |
S2 | 北日本 | 佐藤 博紀 | 96 |
S2 | 北日本 | 紺野 哲也 | 69 |
S2 | 北日本 | 荻原 尚人 | 89 |
S2 | 北日本 | 佐藤 朋也 | 89 |
S2 | 北日本 | 平沼 由充 | 83 |
S2 | 関東 | 中川 貴徳 | 91 |
S2 | 関東 | 雨谷 一樹 | 96 |
S2 | 関東 | 中川 貴徳 | 91 |
S2 | 関東 | 雨谷 一樹 | 96 |
S2 | 関東 | 磯田 旭 | 96 |
S2 | 関東 | 眞杉 匠 | 113 |
S2 | 関東 | 吉田 勇人 | 86 |
S2 | 関東 | 武藤 篤弘 | 95 |
S2 | 関東 | 笠松 将太 | 100 |
S2 | 関東 | 古川 宗行 | 96 |
S2 | 関東 | 近藤 寛央 | 97 |
S2 | 関東 | 伊藤 太一 | 91 |
S2 | 関東 | 城 幸弘 | 96 |
S2 | 関東 | 紺野 哲也 | 69 |
S2 | 南関東 | 近藤 隆司 | 90 |
S2 | 南関東 | 佐藤 清之 | 93 |
S2 | 南関東 | 花田 将司 | 99 |
S2 | 南関東 | 佐藤 和典 | 70 |
S2 | 南関東 | 山田 幸司 | 78 |
S2 | 南関東 | 菅原 大也 | 107 |
S2 | 南関東 | 佐々木 龍 | 109 |
S2 | 南関東 | 望月 裕一郎 | 65 |
S2 | 南関東 | 石橋 慎太郎 | 88 |
S2 | 南関東 | 内山 雅貴 | 113 |
S2 | 中部 | 武藤 篤弘 | 95 |
S2 | 中部 | 清水 広幸 | 57 |
S2 | 中部 | 田中 雅史 | 79 |
S2 | 中部 | 泉谷 元樹 | 101 |
S2 | 中部 | 大洞 翔平 | 100 |
S2 | 中部 | 山田 諒 | 113 |
S2 | 中部 | 鈴木 幸紀 | 78 |
S2 | 中部 | 上田 裕和 | 86 |
S2 | 中部 | 上田 国広 | 89 |
S2 | 中部 | 柴崎 俊光 | 91 |
S2 | 中部 | 谷口 遼平 | 103 |
S2 | 中部 | 皿屋 豊 | 111 |
S2 | 中部 | 宮越 孝治 | 82 |
S2 | 中部 | 竹澤 浩司 | 90 |
S2 | 中部 | 伊藤 健詞 | 68 |
S2 | 近畿 | 伊原 克彦 | 91 |
S2 | 近畿 | 藤井 昭吾 | 71 |
S2 | 近畿 | 三谷 政史 | 93 |
S2 | 近畿 | 小林 史也 | 107 |
S2 | 近畿 | 肥後 尚己 | 83 |
S2 | 近畿 | 伊藤 成紀 | 90 |
S2 | 近畿 | 筒井 裕哉 | 89 |
S2 | 近畿 | 藤井 栄二 | 99 |
S2 | 近畿 | 池野 健太 | 109 |
S2 | 中国 | 丹波 靖貴 | 74 |
S2 | 中国 | 内藤 敦 | 80 |
S2 | 中国 | 土井 勲 | 82 |
S2 | 中国 | 石田 洋秀 | 64 |
S2 | 中国 | 古城 英之 | 78 |
S2 | 中国 | 大川 龍二 | 91 |
S2 | 中国 | 木村 幸希 | 109 |
S2 | 四国 | 宮本 佳樹 | 78 |
S2 | 四国 | 福島 栄一 | 93 |
S2 | 四国 | 久米 良 | 96 |
S2 | 四国 | 山形 一気 | 96 |
S2 | 四国 | 大西 祐 | 91 |
S2 | 四国 | 野村 典嗣 | 109 |
S2 | 九州 | 原田 礼 | 90 |
S2 | 九州 | 林 大悟 | 109 |
S2 | 九州 | 鶴 良生 | 111 |
S2 | 九州 | 坂本 晃輝 | 81 |
S2 | 九州 | 成松 春樹 | 93 |
S2 | 九州 | 菅原 晃 | 85 |
S2 | 南関東 | 大西 貴晃 | 101 |
S2 | 南関東 | 内山 雅貴 | 113 |
S2 | 中部 | 武藤 篤弘 | 95 |
S2 | 中部 | 清水 広幸 | 57 |
S2 | 中部 | 田中 雅史 | 79 |
S2 | 中部 | 泉谷 元樹 | 101 |
S2 | 中部 | 大洞 翔平 | 100 |
S2 | 中部 | 山田 諒 | 113 |
S2 | 中部 | 鈴木 幸紀 | 78 |
S2 | 中部 | 上田 裕和 | 86 |
S2 | 中部 | 上田 国広 | 89 |
S2 | 中部 | 柴崎 俊光 | 91 |
S2 | 中部 | 谷口 遼平 | 103 |
S2 | 中部 | 皿屋 豊 | 111 |
S2 | 中部 | 宮越 孝治 | 82 |
S2 | 中部 | 竹澤 浩司 | 90 |
S2 | 中部 | 伊藤 健詞 | 68 |
S2 | 中部 | 伊原 克彦 | 91 |
S2 | 中部 | 藤井 昭吾 | 99 |
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の賞金
決勝着順 | 賞金額 |
---|---|
優勝(1着) | 363万円 |
2着 | 236万円 |
3着 | 157万円 |
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の賞金額は、オーソドックスな記念競輪の賞金体系に沿っています。また、特別レースも設定されていないことから、多くの選手が準決勝と決勝を目指して戦う、とてもわかりやすい構図になるでしょう。
その点で考えると、出場メンバー全員の二次予選への勝ち上がりが約束された初日特選や、敗退が決定した後の一般競走や特別競走などでは、車券戦略について工夫をすることが求められます。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)のアクセス
泗水杯争奪戦は、四日市競輪場の開設記念競走です。
四日市競輪場は三重県四日市市にあります。今開催は有観客で行われる旨が発表されていますが、病気予防のために数点のお願いが提示されている点に注意してください。体調や準備によっては場内に入れない可能性があるため、事前の確認を万全にしておきましょう。
住所・電話番号
住所 | 三重県四日市市大字羽津甲5163 | 電話番号 | 059-331-3457 |
---|
ファンバス(無料バス)の時刻表および新型コロナウイルス対策関連
【ファンバス運行再開】
2020年の泗水杯争奪戦の開催において、長らく運休してきたファンバスが、運行を再開することになりました。ファンバスは近鉄四日市駅およびJR四日市駅と四日市競輪場を結ぶ無料バスです。
ファンバスについては、行き帰りともに運行を再開することが発表されています。時刻表は上記の一覧を確認してください。
【本場へ来場する際の注意点】
下記のまとめを参照してください。
マスク着用 | マスク着用のお願いが出ています。他競輪場と足並みを合わせているとすれば、非着用の場合は入場を断られる可能性が考えられますので、マスクを着用していくことが求められるでしょう。 |
---|---|
検温の実施 | 非接触型体温計による検温が実施されます。体温が37.5度以上ある場合、入場が不可能となります。たとえ体温が37.5度未満だとしても、体調面が不安な状態の場合、無理をしないようにしましょう。 |
入場制限の可能性 | 場内での混雑や密集を避けるため、入場制限を行う可能性があります。他競輪場は4,000人から5,000人ほどを制限の目安としていますので、盛況になる場合は早めに制限が掛かることも考えられます。 |
施設の利用制限 | 入場は南入場門のみとなり、北入場門は閉鎖されています。また、ソーシャルディスタンスを確保するために特別観覧席の一部が使用不可になる他、一部の施設が閉鎖しています。手荷物預かりサービスも休止が発表されていますので、ご注意ください。 |
自動車でのアクセス
四日市競輪場には、約1,670台が利用できる駐車スペースがあります。自家用車を持っている方は、自動車での来場も有効な手段となるでしょう。
有料道路を使用する場合、三重川越インターチェンジから約15分、四日市東インターチェンジからも約15分が、だいたいの所要時間となります。
初めての来訪となる場合、あらかじめ地図で位置関係を把握しておきましょう。運転中に危険を冒す必要がないよう、カーナビゲーションに住所情報を登録しておくのも推奨されます。四日市競輪場の住所は「三重県四日市市大字羽津甲5163」です。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)のレース展望
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)のレース展望に進みます。
本レースについて、公式のレース展望は確認できませんでした。このため、大手サイトである楽天Kドリームスのレース展望を引用し、開催の概要を掴んでみましょう。
四日市競輪場開設69周年記念「泗水杯争奪戦」は、11月5日~8日の日程で開催される。今シリーズは松浦悠士、平原康多、佐藤慎太郎、村上博幸のSS班4名が参戦する豪華メンバー。迎え撃つ地元勢は浅井康太をはじめ、柴崎淳、坂口晃輔、谷口遼平、皿屋豊とそろっていて、一丸となって地元Vにまい進する。他にも原田研太朗、渡邉雄太ら自力型の健脚がいるだけにV争いは熾烈を極めそう。ファン必見の4日間だ。
松浦悠士、平原康多、浅井康太と輪界を代表するオールラウンダーがそろった。誰が優勝しても不思議ではないが、獲得賞金ランキングでトップを快走している松浦が優勝争いをリードするとみるのが順当だろう。
昨年は競輪祭を制覇してタイトルホルダーの仲間入りを果たした松浦は、今年は更に進化を遂げている。オールスター、ウィナーズカップとビッグレースで2V、記念開催では3Vを飾っていて、しかも今年はまったく決勝を外していない。獲得賞金は1億4千万円を超えていて、第2位の脇本雄太に4千万円以上の差を付けている。今シリーズは中四国勢の上位陣が少ないが、今の充実ぶりなら不安材料にはなるまい。原田研太朗はどう出るか。普段は自力基本の競走をしていて、オールスターの決勝では中四国ラインの先頭で積極的に駆けて松浦の優勝に貢献している。だが、メンバー次第では松浦に前を任せることもありそうで、連係しても前後は流動的だろう。
地元勢は充実のラインナップだ。大将格の浅井康太は62周年、63周年、64周年、67周年の計4V、昨年68周年の覇者である柴崎淳は57周年、58周年も制していて計3V。この大会には素晴らしい実績を残している。今年の浅井はビッグレースでの決勝進出こそないものの、記念開催の3Vを含み5Vを達成していて、コンスタントに好成績を残している。地元勢は戦力が整っているので、浅井が5V目をゲットする場面は大いにありそう。オールスターでは1181着と3勝を挙げるなど快速を披露した柴崎だが、共同通信社杯で落車し、寬仁親王牌を欠場している。ここも復帰叶うかは流動的。坂口晃輔は今期の競走得点は112点超。着実に地力アップしている印象がある。G3開催でのVはまだ無いだけに、そろそろ結果を出したいところ。先導役を務めるのは谷口遼平、皿屋豊だ。両者ともにランクはS2班ながら機動力はS1班中堅クラス。
今年の平原康多は年頭から安定した走りを披露していて、全日本選抜で準V、記念開催は3V、準V3回。獲得賞金ランキングは第4位(10月23日現在)で、8年連続のグランプリ参戦に向けて視界は良好だ。寬仁親王牌6144着の動きは好調と言えるものではなかったが、修正能力は高いだけに調子の上積みは十分に期待できる。持ち味の自在戦が奏功なら首位に躍り出る。
昨年のグランプリチャンプの佐藤慎太郎は、獲得賞金ランキング第7位(10月23日現在)で、グランプリ参戦に向けて正念場を迎えている。今シリーズの北日本勢は上位陣に自力型が手薄。メンバー次第では平原、渡邉雄太らとの連係もありそうだ。いずれにせよ、好位置占めれば連にからんでこよう。
村上博幸は古傷の影響で本来の伸びを欠いており、共同通信社杯5欠着、寬仁親王牌8485着。現状では苦戦は免れそうにない。
賞金ランキング1位、松浦悠士選手が圧倒的に注目されていますね。
記事内にもあるように、今年の松浦騎手はまさに大輪が開花した活躍を見せています。ビッグタイトルを複数制覇しており、すでに1億円以上稼いでいるすばらしい快進撃で、広島支部の名を大いに高めているといえるでしょう。
S級S班でも明暗が分かれているのは明白で、同じく快調なのが埼玉支部の平原康多選手です。直近でも京王閣競輪場の記念競輪である京王閣記念ゴールドカップレースを制し、意気揚々と四日市への遠征を迎えます。
対照的に、村上兄弟の弟、村上博幸選手は奮いません。昨年のグランプリを制した佐藤慎太郎選手も、今年はグランプリに出られるかどうかの正念場がきています。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)が行われる四日市競輪場の特徴
四日市競輪場は、周長400mのオーソドックスなバンクを有しています。競りをするにあたってもインとアウトの極端な有利不利がなく、どんな決まり手も問題なく決まる、力量が出やすいバンクといえるでしょう。
より詳細に見てみると、データとしての統計ではまくりが多く決まっています。地元選手のコメントとしても、この内容は裏付けられています。まくりは競輪の醍醐味でもあり、ラインが力を発揮する花形の戦術です。見ていて楽しいレースが期待できますね。
4コーナーから直線にかけて中央から外が伸びやすい特性から、3コーナーからまくり差しを仕掛ける選手にも向いているバンクといえます。
風向きや風速が季節と天候で変わることでも知られているので、当日の天気予報には注意を払いましょう。降雨時は無風に近い状態がよく観測されるため、同条件を得意とする自力選手には要チェックです。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の有力選手と注目選手
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の優勝に近い有力選手、および車券戦略に組み込みたい注目選手を紹介します。
開催の台風の目となりえる選手たちですので、予想に役立つ内容となっています。選手本人はもとより、対象の選手が構成するライン全体にも注意を払っていきましょう。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の有力選手
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の有力選手を紹介します。といっても、S級S班はすでに4人全員前段で触れましたね。やはり、松浦悠士選手と平原康多選手が強いだろうという内容を解説しました。
そこで、S級1班から2人見てみましょう。1人は地元である、三重支部の柴崎淳選手です。昨年のこのレースの覇者のため、ディフェンディングチャンピオンとして望む開催になります。
同じ三重支部の浅井康太選手ともども、2020年の泗水杯争奪戦の覇を争う存在になるのは間違いありません。本来の実力であれば。
1点だけ気になるところがあり、落車の影響が心配されます。柴崎選手は9月に出走した共同通信社杯(伊東競輪G2)にて落車し、途中欠場を余儀なくされました。
負傷の影響は大きかった様子で、「火の国杯争奪戦」in久留米(久留米競輪G3)だけでなく、寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(前橋競輪G1)まで負傷欠場してしまったのです。
それだけ地元記念のために回復に専念したとも言えますが、復帰直後の選手のコンディションはどうしても気になってしまうもの。ホームの四日市バンクではめっぽう強い柴崎選手でも、試練の開催になるといえるでしょう。
もう1人、泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の戴冠が狙える有力選手を紹介します。和歌山支部の椎木尾拓哉選手です。
記念競輪の優勝経験はないのですが、今年は夏頃から調子をグングン上げてきました。9月最初の豊橋競輪のF1開催は完全Vを達成し、泗水杯争奪戦の直前にあたる和歌山のF1開催でも見事に優勝を達成しています。仕上がりは良好ですね。
追い込み選手なので勝ち味に乏しいと思われるかもしれませんが、直近4ヶ月の成績が1着11回、2着7回、3着4回、着外9回なのは実に優秀です。まるで自力型の選手のようです。
近畿の自力型として、同じ和歌山支部の後輩である南潤選手がいるのも魅力的な要素です。ふたりが良い形で組める編成になれば、同県ラインでともに勝ち上がることも夢ではありません。南潤選手は完全先行型なので、椎木尾選手を決勝に導くのを期待しましょう。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の注目選手
次は、泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)において、注目したい選手を紹介しましょう。今回開催はS級2班の選手の比率が高く、野心を感じる顔ぶれになっています。ここから2人をチョイスして、車券戦略に組み入れることを推奨していきます。
1人目は栃木支部の21歳、特別昇班の勢いもそのままに活躍を続ける眞杉匠選手です。
こちらの名前を見て、「おっ?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、眞杉選手は京王閣記念ゴールドカップレース(京王閣競輪G3)の記事でも注目選手として取り上げました。
そして、実際に4日間ですべてバックを踏み、4着5着1着3着という良い成績を残しました。本項目で取り上げる選手がいかに楽しみな存在であるか、ハッキリと証明してくれたありがたい選手です。
別の選手を紹介したほうがいいかもしれないと思ったものの、G1開催で4日間すべて先行するというのは、実力とレース勘がすぐれていないとできないポジティブな要素です。眞杉選手の活躍を見落としたとなれば、まったくもったいないことと言えるでしょう。
このため、重複とはなりますが、泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)においても、眞杉匠選手を注目選手としてピックアップしました。デビューからまだ2年と少ししか経っていないのにこの活躍ですから、まだまだ強くなることが期待できますね。
2人目のチョイスは、千葉支部の近藤隆司選手です。水泳で鍛えられた肉体、そして7,000ccもの肺活量によって、とんでもないまくりを決めることができる魅力的な選手でした。
ただ、ここ1年弱は恐ろしいほどの不調に見舞われました。いったい何があったのかと思いたいくらいに後方で沈むレースが続き、今年の7月にはついにS級1班からS級2班へと降格してしまいます。
本来の実力なら記念Vを期待できそうな選手なのに、とファンは切歯扼腕していました。
しかし、近藤選手は夏頃から調子を取り戻してきました。優勝には至りませんが、バックを踏む回数が多くなってきたのです。10月の寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(前橋競輪G1)では2日目と最終日にBを取って1着2回。G1開催で2勝できるのは実力の証です。
結果、来季のS級1班への復帰が決まっています。ようやく長いトンネルの終わりが見えてきました。であれば、本開催は格好の舞台です。南関東からはS級1班の選手が多く出場しますし、S級2班の顔ぶれも力を備えたメンツがそろっています。
まくりだけでなく逃げの決まり手も重ねられる今なら、ファンをあっと言わせる華々しい結果も夢ではないでしょう。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の予想のコツ
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の予想にあたっては、四日市競輪場のバンクの特性だけでなく、出場選手の地区別の相対的な力関係を把握することが大切です。
何しろ、四日市競輪場はどのような決まり手も受け入れる、比較的オーソドックスなバンクです。そうなると、総合力が試されるレースが増えるのは間違いありません。競輪における正統派とも言える勝ち方は、ラインが一体となって力を発揮して手に入れるものです。
競輪におけるラインとは、ひとりの選手の強さだけでは計れないものです。今さらではありますが、競輪は本質的にチームの戦いであることを思い出さなければいけません。
クセが少ないバンクだからこそ、そうした基本に立ち返り、車券に活かしていく必要があります。
こうした前提のもとで考えると、有利な地区を事前に抽出しておきたいですね。強そうなのは平原康多選手を擁する関東地区です。関東からはS級S班の平原選手を始めとして、ベテラン主体のS級1班の選手と、若手主体のS級2班の選手がずらりとそろっています。
とりわけ眞杉選手に代表される「前で戦える自力型」が複数存在するのは魅力的な要素であり、脚質自在や追い込みの選手を上のステージへと導いてくれることが期待できるでしょう。
一方、意外と厳しいのは優勝候補である松浦悠士選手に代表される中国地区です。S級1班選手は2名のみで、S級2班も先行型は1名しかエントリーしていません。必然的に他の開催でも見られる四国との連係になりますが、どうしても不安が出てきます。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の予想のコツとして、「関東地区のラインと複数の勝ち上がりを意識してみる」と、車券を組み立てる仮説のひとつとして有効な一手になるでしょう。
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泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)のまとめ
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)は年末のグランプリを見据えた戦いではありますが、より近しいところでは朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪G1)に良い形で向かうためのステップレースにもなります。
勝って臨むのと負けて臨むのとでは、勝負に対する意気込み、士気、意欲は大きく変化してくるでしょう。
泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)の出場選手も、多くが11月18日から6日間に渡って行われる朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪G1)に出場を予定しています。
「今年最後のG1競走に、勝利の香りを漂わせて向かうことになるのは誰なのか?」
そういった広い視点から開催を捉えると、選手たちの思惑が鮮明に見えてくるでしょう。
2020年もいよいよ残り2ヶ月となります。激戦の行く末に待つのは、果たして何か。泗水杯争奪戦2020(四日市競輪G3)にその未来視の一部を託してみるのはいかがでしょうか。