周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の予想!清水裕友3連覇へ!

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の予想!清水裕友3連覇へ!

UPDATE:2020.10.21
レース記事競輪コラム

防府競輪の記念競輪は、実に地元色が濃い「周防国府杯争奪戦」です。
S級S班の選手が3名参戦、うち1名は山口支部が誇る偉大なアスリート、清水裕友選手です。

その清水裕友選手は、本記念競輪のディフェンディングチャンピオンでもあります。
2018年は圧勝、2019年は接戦で勝利と、いずれも違う展開をしっかりものにしてきました。
今年、2020年の周防国府杯争奪戦を制し、3連覇を飾ることができるのでしょうか。

清水裕友選手以外にも優勝を勝ち取る実力のある有力選手、さらに思わぬ快走を見せてくれそうな注目選手を紹介します。
また、彼らが活躍する防府競輪場というバンクの特性についても、詳しく解説しますね。
ぜひとも、最後までご覧になっていってください。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の詳細情報

周防国府杯争奪戦

清水裕友選手が連覇中である周防国府杯争奪戦ですが、歴代の優勝者の所属を見てみると、そこまで地域は偏っていません。
そもそも、清水裕友選手が出てくるまで、周防国府杯争奪戦はずっと他県勢に優勝の栄光を奪われていました。
2005年に富弥昭選手が優勝してから、13年もの耐える時期が必要だったといえます。

それでも、あえて周防国府杯争奪戦の優勝者の傾向を語るならば、立地的に西の選手がよく勝っているレースといえるでしょうか。
これは、同時期に京王閣競輪場の記念競輪である京王閣記念ゴールドカップレースが開催されるため、東の有力選手の多くはそちらに参戦するのが大きいですね。

では、周防国府杯争奪戦の概要になります。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の開催期間

2020年10月31日(土)~2020年11月3日(火・祝)

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の出場選手

周防国府杯争奪戦2020の出場選手の一覧です。

級班 地区 選手名 期別
SS 南関東 郡司 浩平 99
S1 中国 清水 裕友 105
SS 九州 中川 誠一郎 85
S1 北日本 大森 慶一 88
S1 北日本 永沢 剛 91
S1 北日本 藤根 俊貴 113
S1 北日本 佐々木 雄一 83
S1 北日本 飯野 祐太 90
S1 関東 吉田 拓矢 107
S1 関東 金子 哲大 95
S1 関東 武藤 龍生 98
S1 関東 柿沢 大貴 97
S1 関東 藤原 憲征 85
S1 関東 山賀 雅仁 87
S1 南関東 和田 健太郎 87
S1 関東 近藤 保 90
S1 関東 勝瀬 卓也 84
S1 南関東 岡村 潤 86
S1 中部 高橋 和也 91
S1 中部 吉村 和之 80
S1 中部 竹内 雄作 99
S1 近畿 村上 義弘 73
S1 近畿 山本 伸一 101
S1 近畿 三谷 将太 92
S1 近畿 神田 絋輔 100
S1 近畿 松岡 健介 87
S1 中国 筒井 敦史 85
S1 中国 池田 良 91
S1 中国 渡辺 十夢 85
S1 中国 桑原 大志 80
S1 中国 宮本 隼輔 113
S1 中国 小倉 竜二 77
S1 四国 高原 仁志 85
S1 四国 島川 将貴 109
S1 九州 坂本 亮馬 90
S1 九州 山田 英明 89
S1 九州 松川 高大 94
S1 九州 北津留 翼 90
S2 北日本 野木 義規 72
S2 北日本 棟方 次郎 73
S2 北日本 開坂 秀明 79
S2 北日本 根本 哲吏 97
S2 北日本 岡部 芳幸 66
S2 北日本 金成 和幸 88
S2 北日本 伊東 翔貴 100
S2 北日本 佐々木 堅次 113
S2 関東 松永 将 89
S2 関東 山下 渡 101
S2 関東 真崎 新太郎 91
S2 関東 岡田 泰地 100
S2 関東 大沢 雄大 89
S2 関東 坂井 洋 115
S2 関東 田村 真広 83
S2 関東 恩田 淳平 100
S2 関東 柴田 洋輔 92
S2 関東 安部 達也 83
S2 関東 片折 亮太 92
S2 関東 蒔田 英彦 93
S2 南関東 小野 裕次 95
S2 南関東 加藤 圭一 85
S2 南関東 大西 健士 88
S2 南関東 志佐 明 107
S2 南関東 大塚 英伸 82
S2 南関東 柏木 伸介 84
S2 南関東 川口 直人 84
S2 南関東 菅原 裕太 100
S2 中部 村上 卓茂 84
S2 中部 北野 良栄 95
S2 中部 川口 公太朗 98
S2 中部 吉川 起也 92
S2 中部 坂上 忠克 71
S2 近畿 小森 貴大 111
S2 近畿 中井 護 74
S2 近畿 栗山 俊介 103
S2 近畿 水谷 好宏 93
S2 近畿 篠塚 光一 90
S2 中国 小川 巧 57
S2 中国 柏野 智典 88
S2 中国 山本 奨 94
S2 中国 小玉 拓真 98
S2 中国 坂本 修一 99
S2 中国 峰重 祐之介 100
S2 中国 月森 亮輔 101
S2 中国 吉永 和生 80
S2 中国 西田 雅志 82
S2 中国 岡崎 景介 87
S2 中国 大瀬戸 潤一郎 95
S2 中国 今岡 徹二 111
S2 中国 国村 洋 80
S2 中国 久保田 泰弘 111
S2 四国 室井 竜二 65
S2 四国 青井 賢治 81
S2 四国 三ツ石 康洋 86
S2 四国 久米 康平 100
S2 四国 山中 貴雄 90
S2 四国 坂田 章 93
S2 四国 掛水 泰範 98
S2 四国 葛西 雄太郎 85
S2 四国 大崎 飛雄馬 88
S2 四国 小川 祐司 96
S2 四国 日野 博幸 103
S2 四国 門田 凌 111
S2 九州 八谷 誠賢 77
S2 九州 八尋 英輔 89
S2 九州 松尾 透 96
S2 九州 市橋 司優人/td>

103
S2 九州 金ヶ江 勇気 111
S2 九州 牧 剛央 80
S2 九州 萱島 大介 99
S2 九州 中村 健志 96
S2 九州 曽我 圭佑 113
S2 九州 久島 尚樹 100
S2 九州 伊藤 颯馬 115

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の賞金

決勝着順 賞金額
優勝(1着) 363万円
2着 236万円
3着 157万円

S級S班が3名そろい、うち1名は2連覇中のディフェンディングチャンピオンとなれば、ここもハイレベルな争いになるでしょう。
また、年末が近づいてきたこの時期は、グランプリ出走をかけての賞金の積み増し競争がより激化します。
最終日に決勝に乗れず、特別優秀に出たとしても1着賞金は32万円に留まります。
決勝は9着ですら65万円ですから、いかに「決勝」という舞台が重く、価値のあるものであるかが賞金の面からもわかりますね。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)のアクセス

防府競輪

周防国府杯争奪戦は「防府競輪場」の開設記念競走です。
防府競輪場は住宅街から離れたところにあるため、来訪の際には事前の確認をしっかり行いましょう。

電話番号

  

  

  

電話番号 0835-22-1212

(※注意!)無料バスは新型コロナの影響で運休中
2020年の周防国府杯争奪戦の開催において、無料バスは運休となっております。
これは新型コロナの感染予防措置のためです。
ただし、無料乗合タクシーは、周防国府杯争奪戦の開催期間中に限り、減便の上で運行をしています。

タクシー時間割

無料乗合タクシーの運行時刻は上記の通りです。
JR山陽本線の防府駅の発着になりますので、ご注意ください。

また、「入場制限(4,250名)」「入場者のマスク着用の義務」「検温の義務(体温37.5度以上入場禁止)」が発表されています。
良好な開催のために、来場する場合は協力していきましょう。

自動車でのアクセス
自動車でのアクセス

防府競輪場は駐車場がありますが、競輪場の本場からはやや離れた位置に点在しています。
可能であれば、公共交通機関での来訪が望まれるでしょう。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)のレース展望

©防府競輪

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)のレース展望に進みます。
防府競輪の公式はどのようにレースを展望しているでしょうか。引用して確かめてみましょう。

魂の権化・村上義弘には、先の松戸GⅢを制した山本伸一が先導役を務める。急成長を遂げた島川将貴は、小倉竜二がガッチリと援護する。ここ一番の破壊力は断然の中川誠一郎、当地初参戦の坂井洋の躍動からも目が離せない。

2月の「全日本選抜」で山口県にグレード制創設以降初のGⅠタイトルを持ち帰ってきた清水裕友は、今や押しも押されぬトップレーサー。地元を走れるのは年に一度の記念開催だけでもあり、敵陣の包囲網やプレッシャーを克服して狙うは大会3連覇のみ。桑原大志、宮本隼輔が加わり包囲網を形成する。アラフィフを目前にしてもなお一線級での戦いを続けている桑原は、常に努力と研究を怠らない若手の鑑。6年ぶりの地元記念の決勝の舞台へ、何がなんでもたどり着きたい。一時はスランプに陥っていた宮本も浮上のきっかけをつかみつつあるのは好材料だ。高校時代から切磋琢磨してきた清水との同級生コンビでの連係が叶えば、これ以上ない盛り上がりをみせるはずだ。

佳境を迎える賞金レースの真っただ中にいる郡司浩平、和田健太郎、山田英明の3選手にとっては、是が非でも優勝が欲しい。SS1年目とは思えない風格を漂わせる郡司浩平は、今年GⅢ4Vと結果を残している。2年連続のGP出場へは優位な立場にいるとはいえ、手綱を緩めることはない。和田健太郎は6月のGⅠ「高松宮記念杯」準優勝など前半戦の貯金がモノをいって賞金ランク上位に踏みとどまっている。初のGP出場を手繰り寄せるべく、郡司との連係に活路を見いだしたい。

9月の「共同通信社杯」決勝で痛恨の1着失格を喫した山田英明だが、今年は高いレベルで状態を維持している。まだ見ぬGPの舞台を現実のものにすべく、1円でも賞金を上積みしておきたい状況だ。

魂の権化・村上義弘には、先の松戸GⅢを制した山本伸一が先導役を務める。急成長を遂げた島川将貴は、小倉竜二がガッチリと援護する。ここ一番の破壊力は断然の中川誠一郎、当地初参戦の坂井洋の躍動からも目が離せない。

引用元:開設71周年記念周防国府杯争奪戦特設サイト

最も話題になるであろう選手は、もう何度も名前を出していますが、地元山口の清水裕友選手ですね。

S級S班

最も話題になるであろう選手は、もう何度も名前を出していますが、地元山口の清水裕友選手ですね。

24歳という若さでS級S班にたどりつき、さらに2020年2月には全日本選抜競輪で優勝しました。
これはもちろん清水裕友選手にとって初めてのG1タイトルでしたが、なんと山口支部所属の選手としても初めてのG1タイトルになりました。
G1などのグレード制が導入される以前、すなわち一律で特別競輪だった時代を見ても、60年以上さかのぼらないといけない快挙中の快挙です。

2018年にS級S班に昇りつめ、今回の周防国府杯争奪戦にも出場する山口のベテラン、桑原大志選手も特別競輪の勝利はありませんでした。
地元記念タイトルの奪還、山口支部にとっての悲願に続き、同支部の黄金時代を守れるかどうか。
そうした視点から見ても、本開催は楽しめるでしょう。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)が行われる防府競輪場の特徴

©KEIRIN.JP

防府競輪場は、周長333mの短走路に分類される競輪場です。
「軽くてクセのないバンク」という評判が強く、平成30年6月の走路改修によって、まくりも決まりやすくなりました。
バンクの最大カント(傾斜)は34度ですが、競りで圧倒的にイン有利というほどではなく、力量があればアウトからでもねじ伏せられます。

直線とみなせる走路が短いため、瞬発力のある差し脚がないと、絶好の展開でも番手抜け出しに失敗して2着3着になってしまうでしょう。
加えて、特定のよく伸びるポイントがあるため、まくり追い込みが比較的決まりやすくなっています。

なお、周囲三方を山に囲まれているため、風がやや特殊な吹き方をするとのこと。
総じて実力が出やすいバンクながら、風が強い場合は機動型の選手に技術が求められます。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の有力選手と注目選手

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の優勝に近い有力選手は、清水裕友選手以外に誰がいるのでしょうか。
清水裕友選手を軸としつつ、他の有力選手についても解説していきます。
また、この舞台で大いに輝く可能性のある注目選手もピックアップして紹介します。
車券や展開予想で迷った時は、思考の助けにしてみてください。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の有力選手

©赤競プロスポーツ公式ツイッター

周防国府杯争奪戦2020(京王閣競輪G3)は、しつこいくらいに名前を出してきた清水裕友選手を中心に回るでしょう。
地元山口を含めた中国勢のエースとして、周防国府杯争奪戦の主役として輝くのは間違いありません。

2月の全日本選抜競輪の優勝によってグランプリへの切符、ならびに来期のS級S班は確定していますが、だからといって地元で手を抜くわけにはいきません。
先輩たちの援護を受け、力強く加速していくでしょう。

  

  

  

選手名 期別 支部
郡司 浩平 99 神奈川
清水 裕友 105 山口
中川 誠一郎 85 熊本

清水裕友選手を含めて、3名のS級S班の選手が参戦する今回の周防国府杯争奪戦ですが、郡司選手と中川選手のふたりであれば、どちらのほうに注目すべきでしょうか。
本記事のスタンスとしては、郡司選手になると考えます。

©けいりんマルシェ公式ツイッター

2020年10月下旬現在の獲得賞金ランキングでは、清水裕友選手が第3位で、郡司浩平選手が第5位につけています。
第1位の松浦悠士選手と第2位の脇本雄太選手が抜けており、さらにG1勝利要件で何人か優先してグランプリに進むとはいえ、第5位でも油断はできません。
逆に言えば、郡司浩平選手は優先要件を獲得できていないということでもありますからね。

今年は新型コロナウイルスの蔓延による開催中止期間があったにもかかわらず、4回の記念競輪Vを遂げています。
この周防国府杯争奪戦の次は、小倉の朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪G1)が待っています。
再びS級S班が全員そろう大一番を前に、弾みをつけておきたいところでしょう

©サンスポZBAT競輪

ですが、ここでS級1班にもいるV候補を紹介しなければなりません。
実はこの2020年の周防国府杯争奪戦、選手の力を示す競走得点において、郡司浩平選手が第2位、清水裕友選手が第3位なんです。
S級S班がひしめく中で、今開催の出場選手の競走得点第1位をもぎとったのは、佐賀の山田英明選手でした。
競輪一家として有名な佐賀の山田家に生まれ、グランプリまであと一歩という年も複数あった実力者です。

先日の寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(前橋競輪G1)では、弟の山田庸平選手とともに兄弟そろって決勝まで勝ち残りました。
これは競輪界を代表するトップレーサー兄弟である、村上義弘と村上博幸兄弟以来の記録でした。

そんな山田英明選手でさえ、特別競輪勝利という栄誉を手にできていません。
2020年9月の共同通信社杯(伊東競輪G2)では、九州ラインの結束によって脇本雄太選手を撃破し、見事に1着入線を果たします。
しかし、山田英明選手には落車の原因を作ったとして失格の判定が下され、手の中からするりとG2初勝利の喜びがこぼれ落ちました。

それでも、もはや実力はG1やG2といった特別競輪を勝てる、その上でグランプリに出場するという段階まで来ています。
あとは安定して勝ち続け、賞金を積み重ねていくのみ。
ならば、この周防国府杯争奪戦は勝利で飾りたいでしょうね。
清水裕友選手や郡司浩平選手と同じく競輪祭に進むからには、特に思いも強いと考えられます。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の注目選手

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)には、若く有望な才能が数多くそろいました。
穴車券を生み出すとしたら、彼ら自身や彼らが引っ張るラインから出るのではないでしょうか。
特に気になる若手選手を2人、注目選手としてピックアップします

©日刊スポーツ

1人目は公式のレース展望にも名前の挙がっていた、地元山口の宮本隼輔選手です。
2018年のデビュー以来、A級2班、さらにS級2班へと特別昇班を決めた「長州の星」ですが、2020年は春ごろからとてつもないスランプに陥りました。
しかし、10月に入ってようやく復調し、久留米のF1開催で初日特選と決勝で勝利をもぎ取りました。
実に8ヶ月ぶりの優勝となったわけです。

清水裕友選手と比べると、キャリアとして後輩ながらも、年齢的にはともに1994年生まれの同年代です。
KEIRIN公式のプロフィールの友人欄にも、宮本隼輔選手の名前が挙げられています。
ただ、悲しいことに、清水裕友選手は友人欄に宮本隼輔選手を挙げていません。ちょっとした片思い状態になってしまっています。

やはり特別競輪を優勝し、格で並んでこそ真の友人になれるのかもしれません。
宮本隼輔選手はすでに記念競輪の優勝歴はあり、2019年7月に行われた水都大垣杯(大垣競輪G3)でのことでした。
とはいえ、本来のポテンシャルを考えれば、G3を1つ勝ったくらいで満足してはいけないでしょう。
今まさに黄金期が到来している山口支部で、再び強烈な先行力とともに駆け抜けてくれそうです。

©日刊スポーツ

2人目は茨城の吉田拓矢選手をピックアップしました。
こちらも2015年にデビューした後は、A級2班、およびS級2班に堂々と特別昇班を決めた俊英です。
2017年からS級1班に昇進し、第一線で戦い続けてきました。
期別としては107期生となり、105期である清水裕友選手のひとまわり後になります。
年齢は清水裕友選手と宮本隼輔選手の1つ下で、1995年生まれになりますね。

吉田拓矢選手も好調な時の先行力はピカイチで、今まさにその好調期を迎えています。
先日行われた寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(前橋競輪G1)では、初日特選から最終日の特別優秀戦まで、すべてバックを踏む強烈な先行を見せました。
特別優秀戦では佐藤慎太郎選手や平原康多選手といったS級S班の選手たちが出ていましたが、彼らの追撃を振り払っての逃げ切り勝ちです。

これほど活躍している吉田拓矢選手は、今もって記念競輪の優勝歴がありません。
強烈な先行をするだけに、しっかりラインを活かして誰かに勝たせてしまうとも取れるわけです。
実際、ここ2節は7走連続でBを取っており、1着2回の2着3回です。
吉田拓矢選手が出るレースでは、吉田選手本人以外にも彼が引っ張るラインの選手に注目ですよ。

第2回ガールズフレッシュクイーンの開催について

ガールズ

有力選手と注目選手をご覧いただきましたが、もうひとつ特別なお知らせがあります。
今年だけの特殊な企画として、最終日(11/3)の第6レースに「第2回ガールズ フレッシュクイーン」が設定されています。
本来は4月に西武園競輪で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの流行に伴う開催中止により、現在まで順延となっていました。
デビュー2年未満の新人選手で構成される、次世代スターの名をかけた戦いです。

第2回ガールズフレッシュクイーンの出場選手

級班 地区 選手名 期別
L1 関東 野本 怜菜 114
L1 南関東 佐藤 水菜 114
L1 南関東 久米 詩 116
L1 近畿 柳原 真緒 114
L1 中国 吉岡 詩織 116
L1 九州 山口 伊吹 116
L1 九州 比嘉 真梨代 114

出場選手は以上の7名です。

山口支部所属の地元選手はいませんが、中国地方の同地区では、吉岡詩織選手(26歳・広島)が出場しますね。
また、ちょっと変化球ながら、名前が山口の山口伊吹選手(21歳・長崎)もいます。
補欠選手としては當銘直美選手(24歳・愛知)がクレジットされていますが、出番はあるでしょうか。
とはいえ、補欠選手が出なければいけない事態は無いに越したことはありませんね。

第2回ガールズフレッシュクイーンのレース展望

ガールズフレッシュクイーンのレース展望も公式に用意されていましたので、内容を簡単に分析しましょう。

4月西武園記念で開催予定だった「ガールズフレッシュクイーン」が、防府記念最終日の6Rで開催される。114、116期の成績上位者によって争われる単発競走。

今年10Vと勝ちまくっている佐藤水菜が主役。昨年3月の当地「国際自転車トラック競技支援競輪」でも高木真備の巻き返しを許さず逃げ切って優勝と、バンク実績も申し分ない。今年からナショナルチームに所属したことで、さらに進化した印象だ。

柳原真緒は器用さには欠けるものの、ここぞという場面での爆発力がセールスポイント。昨年のフレッシュクイーンでは落車のアクシデントに見舞われただけに、リベンジとなる舞台で真価を発揮する。

頭打ちの印象だった吉岡詩織は、10月武雄で復活のVと、息を吹き返してきた。前々に立ち回る久米詩、比嘉真梨代は小回りバンクがフィットする。山口伊吹は昨年11月にデビュー初Vを達成した思い出の地で、アッと驚く快走劇を披露する

引用元:第2回ガールズフレッシュクイーンのレース展望

ここにも書いてある通り、佐藤水菜選手が抜けている印象です。

開設71周年記念周防国府杯争奪戦特設サイト

ナショナルチームに所属するだけの実力があるわけですから、佐藤水菜選手を打ち倒すのは並大抵のことではありません。
しかし、度胸と強心臓が試される一発勝負です。どの選手にも思わぬ一撃を期待したいですね。
それでは、ガールズフレッシュクイーンを含めた周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)全体を予想するコツを見てみましょう。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)の予想のコツ

予想のコツ
防府競輪場の特徴を考えて予想することが、2020年の周防国府杯争奪戦の予想を有利に進める鍵です。
この時期ともなると台風のようなアクシデントも少なく、強風に悩まされることはないでしょう。
したがって、「走りやすい周長333mの短走路バンク」という防府競輪場の特徴が色濃く出ると考えられます。

一般的な話として、短走路の場合は自力型選手、すなわちラインの先頭で引っ張る機動型選手が有利であると語られます。
理論としては単純で、直線が短く、コーナーがすぐに来る分、前を行く選手としては心理的に先行しやすいんですね。
また、まくりを決めやすいポイントもあるため、ここ一番での仕掛けがきれいにハマる可能性も考慮しなくてはなりません。
ひいては、まくり追い込みの炸裂も考える必要があるでしょう。この場合はラインの後ろが車券になる確率が減りますが。

いずれにしても、ラインの先頭に脚力のある選手がいた場合、軽視するのは非常に危険です。
もちろん、配当的には差し差し決着のほうが跳ねますが、記念競輪レベルともなると、機動型選手がすべて消えるのは相当珍しい状況と考えられます。

ただ、記念競輪は9人制での開催に戻ったため、縦横の動きに強いオールラウンダーな番手選手たちが活躍する展開になると、差し差し決着もありえます。
特に、3分戦で自力型選手が互いに消耗する展開になれば、万車券展開がやってくるでしょう。

ともあれ、自力型選手の活躍を前提として車券戦略を組み立てるのが的中への近道となります。
先に挙げた清水裕友選手はもとより、注目選手として紹介した宮本隼輔選手と吉田拓矢選手、これらの機動型選手に気をつけて見ていくことをおすすめします。
より明確な狙いとして数字で表すなら、「20代の選手」が勢いそのままに勝ち切るケースを想定すると、「おいしい車券」が近づくかもしれません。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)のまとめ

周防国府杯争奪戦

防府市は、「幸せます」の言葉を全面バックアップし、公文書を含めて使用を推進しています。
この言葉は「幸せが増す」という説明がついていますが、実はこれは掛詞としての2つ目の意味なんですね。
本来の「幸せます」は標語のための造語ではなく、山口県の方言で「幸いです」「うれしいです」といった意味を持っていました。

方言としての「幸せる」に「ます」で、「幸せます」。
画像の通り、「幸いです」「便利です」「助かります」「うれしく思います」「ありがたいです」という本来の意味に、標準語ベースの意味を足して「幸せが増します」が付与されました。

周防国府杯争奪戦2020(防府競輪G3)は、そうした穏やかな気質の人たちが暮らす街で、激しく火花を散らすことになります。
車券を予想して、的中することで「幸せます」を手に入れたいですね。
それなら有力選手である清水裕友選手、郡司浩平選手、山田英明選手は外せませんし、注目選手としてピックアップした宮本隼輔選手と吉田拓矢選手のラインにも注意を払いましょう。
周長333mの短走路は、悠長な差しを待ってはくれません。先行逃げ切りやまくり追い込みといった決まり手を念頭に置き、自力型選手は総じて強めの評価を打つことを考える手もありです。

選手たちが怪我をしないようなレースと、お財布が怪我をしない車券を買うこと。
これらを堅持して、最終日の最終レースまで、歓喜の「幸せます」を手に入れていきましょう。