競輪に単勝が無い理由と単勝に代わるオススメの券種を徹底紹介

競輪に単勝が無い理由と単勝に代わるオススメの券種を徹底紹介

UPDATE:2020.08.26
競輪コラム競輪予想ノウハウ

皆さんは、競輪をする際にどの券種を買いますか?

やはり、一発を狙って的中したときの払戻金が大きい3連単や3連複でしょうか。

最近、競輪を始めた方は競輪に単勝が無いことを、不思議に思った方も多いのではないでしょうか?

競馬や競艇をやっていた方が、競輪を始めたときに驚く点として「単勝が無い」ということではないですか?

同時期に複勝も廃止になっています。そちらについては下記の記事にて詳しく取り上げています。

今回は【単勝編】としてなぜ、単勝がなくなったのか?また、単勝に代わるオススメな車券についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。

現在、競輪で単勝は売られていない

競輪 単勝

現在、競輪では単勝が販売されていません。

昔から競輪をされているファンの方は、その理由をご存じの方も多いのではないでしょうか。

単勝はわかりやすい券種だし、競輪の知識が無い人も買いやすいのに何で売られてないの?と、競輪を始めたばかりの方は思うでしょう。

単勝が現在販売されていない理由は、「券種の中でも売り上げが悪く、売る側も買う側もメリットが無い」というのが、現在競輪で単勝が販売されていない理由です。

単勝は昔から無かったわけではなく、廃止されたのは2003年のことです。

1948年11月20日に福岡県の小倉競輪場にて「第1回小倉競輪競争」が競輪の発祥ですが、
最初に売られていた券種は、単勝と複勝でした。

その後、約55年間は販売されていましたが、2003年10月に新しい券種として、3連単、3連複が加わることとなり、追い出されるような形で人気の無い単勝、複勝は姿を消します。

当時の車券購入といえば、今ではお馴染みのマークシートを記入して自販機で購入する方法はなく、係員が窓口で手売り販売をしていました。

その窓口は車券ごとに分かれており、単勝の窓口は競輪場の中でも、ひと気のない隅っこで販売されており、そこに列が作られることはなかったようです。

売り上げが無いうえに、窓口販売の人件費も重なっていたため、単勝の窓口販売は少しずつ減少していきました。

購入者の少なかった単勝車券は、的中者がいないことも多々あり、その場合は元返しといって、30%を運営の控除として、残りは購入者全員に払い戻しを行っていたようです

3連単ならまだしも単勝の的中者がいない、ということで、本当に車券としての人気が無かったという事実がうかがえますね。

ちなみに、当時は電話投票する方も多くいましたが、元返しをすることが難しかったため、単勝は一度も電話販売されなかったようです。

しかし、なぜ単勝がそれほどまでに人気が無かったのでしょうか?

以下で、解説していきます。

競輪の単勝は人気が無かった?

競輪 単勝

競輪に限らず、競馬や競艇でも単勝は比較的に、人気が無い傾向にあります。

その理由としては単純で、単勝は配当が低いからです。

競輪や競馬はギャンブルなので、掛けた金額以上の払戻金を得なければ、お金を賭ける意味がありません。

当時、競輪の単勝は的中しても2倍にすら届かないことが多く、ほとんどは1.3倍程の低配当でした。

そのため、的中してもお小遣い程度にもならず、人気が低迷してしまったのです。

では、何で競馬は単勝が廃止されないの?と初心者の方は思うでしょう。

競馬と比較して本命決着が多い競輪では、単勝オッズが競馬以上に低くなってしまうので、購入するメリットがほぼないのです。

例えば、配当が1.3倍の場合、1,000円購入しても1,300円の払戻金で、儲けとしては300円と少額です。

なおかつ、的中しなければ1円も帰ってこないので、競輪の単勝にお金を賭けることはハイリスクローリターンといえ、ギャンブルとしてはオススメできない券種なのです。

競輪に単勝が無いことによる問題点

競輪 単勝

競輪に単勝が無いことで、競輪界全体に良くない影響があるのではないかと考えています。

それは、単勝がないことにより、競輪初心者の入口が狭まってしまうことです。

競馬も競艇も初心者がまず買う券種として、単勝がほとんどです。

まずはわかりやすい単勝から始まって、競輪に慣れていくうちに徐々に他の券種にも興味が出てくることが多いはずです。

競輪のことを知らない初心者に、いきなり3連単を当てろと言っても非常に難しいでしょう。

正直、競輪の控除率は一律25%で、配当も少ないため購入者のメリットは非常に少なくなります。

しかし、最近では選手個人に注目を当て、競輪界としても選手個人に興味を持ってもらおうという施策を打っています。

そこで、競馬でいう応援馬券のような感覚で、単勝を販売しても良いのではないでしょうか。

なぜ以前は単勝が売られてた?

競輪 単勝

では、なぜ1948年から2003年の間、単勝が販売されていたのでしょうか?

当時は自転車競技法で単勝を売ることが、決められていたから仕方なく売っていたようです。

ちなみに競馬であれば、単勝のオッズが人気のバロメーターですが、競輪では単勝を買う人がほぼいなかったので、その目安としても機能していませんでした。

単勝の変わりになる券種はこの2つ

競輪 単勝

単勝が廃止されている現在、似ている券種としてK3、K5という買い方がオススメです。

K3、K5は競輪ファンの中でも、知らない方が多いのではないでしょうか?

どれちらも1着を選ぶという点では、単勝と買い方が似ているので、まだ競輪の知識がない初心者の方や、たまには単勝で競輪を楽しみたいという方にもオススメです。

買い方としては一口100円からで、K3は最終3レース全ての1着を予想、K5は最終5レース全ての1着を予想します。

競輪版のロト6や宝くじ、という感覚だと理解しやすいと思います。

最終7レースの全1着を予想するチャリロトと、よく似ている車券です。

K5の特徴として、的中者がいない場合はロト6やチャリロトと同じように、次回開催時キャリーオーバーが発生するので、夢のある券種とも言えます。

ちなみに、K3はキャリーオーバー制度はないので注意してください。

どちらも、パソコンやスマートフォンで100円から気軽に購入できるため、興味が湧いた方はチャレンジしてみると、新しい競輪の楽しみ方が発見できるかもしれません。

ではK3、K5それぞれの詳しい特徴や買い方についてを、下記で解説していくので、よかったら参考にしてみてください。

K3について

K3とは、開催日の最終3レース全ての1着を予想する賭け式のことです。

チャリロト3をご存じの方は、非常にルールが似ているため始めやすいでしょう。

K3は1口100円から投票可能で、的中者が一人もいない場合には購入者全員に1口70円が特配になります。

K5と違う点として、K3にはキャリーオーバーはありませんので注意しましょう。

また、平均配当は約2万円と言われており、的中率重視の方はK5よりもK3が楽しめると言えます。

では、K3はどれくらいの的中率があるのか解説します。

9車立てレースでK3に1口投票した場合は、以下の通りです。

 

車番

10レース

1

11レース

1

12レース

1

10R、11R、12R=1/9×1/9×1/9=1/729

単純計算では上記の通りになりますが、1着を当てることに関してそれほど難しくない競輪では、更に的中率は上がると言えます。

K5について

競輪 単勝

K5とは、開催日の最終5レース全ての1着を予想する賭け式のことです。

1口100円から投票可能で、K3と異なりキャリーオーバー制度が存在しているので、的中者が一人もいない場合には次回開催に引き継がれます。

ちなみに、キャリーオーバーの最大払戻金は6億円です。

K3と比較して、的中率の低いK5ではキャリーオーバーが貯まりやすい特徴があり、なんと過去最高の配当は796万円と夢のある券種です。

では、K5はどれくらいの的中率があるのか解説します。

9車立てレースでK5に1口投票した場合は、以下の通りです。

8R、9R、10R、11R、12R=1/9×1/9×1/9×1/9×1/9=1/59,049

1/59,049と聞くと、正直絶望的な数字ですね。

しかし、先ほども記述しましたが、競輪の1着を当てるのはそれほど難しいことではありません。

初心者の方は、出走表の競争得点やライン予想をしっかりとチェックして、どの車番を来るのかを予想しましょう。

・競争得点:競輪選手の直近四カ月の調子を表した数値。
この数値が高いほど直近四カ月の着順が上位に来ていたり、グレードの高いレースに出場しており、最近調子が良く、期待値の高い選手と言えます。

・ライン予想:レースでどんなラインが形成されるのか記載されています。
参考にする点として、レース前日の選手コメントや脚見せ、などの情報を基に、ライン情報の最終確認をすると良いでしょう。

競輪に単勝が無いことによるネット上の声

競輪に単勝が無いことについて、ネット上ではどのような意見があるのかを、まとめてみました。

・競輪は本当に難しい。単勝があったら良いのに!

・どうして競輪には単勝式の発売がないのでしょうか?

・3通りも買ってしまった。1点で仕留めたい。 競輪にも単勝ほしい!

・競輪にも重勝式とかあるけど、純粋に単勝はあってもいいと思う。ノーマークの先行一点買いとか面白いし。 ガールズの一般の人気薄の単勝一点買いとか穴党の出番が増えるし。

・競輪、単勝ないの知ったときマジでビックリした。予想の華は単勝でしょ、と思っている。

・競輪の単勝再導入はシステム経費と多段駆けによる捨て枠発生の問題どうにかしないと困難だろう

・自分も競輪に単勝があってほしい派。競馬でもそうだけど、一頭だけ見ていればいいのはとても楽。

・競輪、競輪グランプリ観るくらいで後は全くなんだけども単勝複勝っていうのがないのはびっくりした

ネット上に上がっている声を一部紹介しましたが、単勝の復活を望んでいる人も多いようですね。

やはり、競馬経験者が競輪を始めた際にそう思うことが多いのではないでしょうか?

上記の方の意見として出ていますが、まずは選手個人でも注目を浴びることの多い、ガールズケイリンで単勝を復活させることにより、初心者の方は第一歩として競輪に親しみやすいのではないかと感じます。

まとめ

今回は、競輪の単勝について、また、その代わりとなる券種K3、K5について紹介をさせて頂きました。

廃止されてしまった単勝ですが、競輪がわからない初心者でも気軽に楽しめるK3、K5が現在はあるので、まずは1口から購入して競輪の楽しさや、競輪に慣れることで、違う券種が買いたくなってくるでしょう。

最初は宝くじやロト6の感覚で、何も考えずに購入してみるのもひとつの楽しみ方です。

似たような券種のチャリロトは過去最高額、約9億円です。

もしかすると、今後K5でも最高上限額の6億円が出る日が来るかもしれません。

これから競輪を始めるかたも、単勝車券を買いたい競輪ファンも、これを機に夢のある車券を購入してみてはいかがでしょうか?