日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)が来る！車券予想に役立つ有力選手やバンク特徴、さらには選考基準や優勝賞金の情報まで完全網羅！

いよいよ今年も日本選手権競輪の時期がやってきます。今年の開催地は、ABEMA湘南バンクこと平塚競輪場です。

今年の特別競輪は、「読売新聞社杯全日本選抜競輪2023(高知競輪G1)」を古性優作選手が、「ウィナーズカップ2023(別府競輪G2)」を松浦悠士選手が制しました。そして、新年度になっての初めてのG1競走として、今回の「日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)」を迎えます。

熱戦となるでしょう。しかも、記事内でも触れていますが、今回は入場制限(入場規制)が予定されておらず、直接の観戦の機会が増えることになります。

目の前で繰り広げられる最強を目指す戦い。それは当記事に触れていただくことでますます楽しくなり、また「当たる車券予想」の構築という面でも大いに寄与するでしょう。ぜひ何度でもご覧いただければ幸いです。

日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)の詳細情報

開催年(開催地)	優勝選手	所属支部
2017年(京王閣)	三谷 竜生	奈良
2018年(平塚)	三谷 竜生	奈良
2019年(松戸)	脇本 雄太	福井
2021年(京王閣)	松浦 悠士	広島
2022年(いわき平)	脇本 雄太	福井

過去5回の日本選手権競輪の制覇者は、上記のような並びとなりました。三谷竜生選手の連覇、さらには脇本雄太選手のV2が目立ちます。2020年は、残念ながら「新型コロナウイルス(COVID-19)」の大流行による緊急事態宣言の発出に伴い、開催中止となりました。

日本選手権競輪は6日間開催の最強選手決定戦として人気が高く、「競輪ダービー」の愛称で親しまれています。競輪における「G1の中のG1」を選ぶとしたら、この日本選手権競輪の名前をあげるファンが最も多いでしょう。

日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)の優勝賞金＆選考基準

売上が急上昇中の競輪界。日本選手権競輪の優勝賞金、さらにはその他の賞金額も、ますますビッグなものになりました。

決勝着順	賞金額
1着(優勝)	79,000,000円
2着	38,560,000円
3着	26,380,000円

ご覧のとおり、「ダービー王」には優勝賞金7900万円が贈呈されます。さらに、2着準優勝にも3856万円、3着でも2638万円。決勝9名でシンガリ9着だとしても、812.1万円がもたらされるのです。日本選手権競輪というものの重みが、賞金額には表れています。

もちろん、G1競走ですから、ここで勝つことはすなわち年末のKEIRINグランプリ出場権獲得につながり、来季のS級S班を担うことが決定します。悔しいながら負けたとしても、この賞金額ですから、賞金ランキングレースでも優位に立つのは間違いありません。

• 参加選手は162名・補欠選手として8名が選考される
• 今回の選考対象期間は2022年2月～2023年1月の12ヶ月間
• S級S班在籍選手(優先条件)
• 選考期間中に3回以上優勝した現在S1級に在籍する選手
• 選考期間中に4ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した現在S1級に所属する選手
• 選考用賞金獲得ランキングの上位選手

上記が今年の、ひいては例年の日本選手権競輪の選考基準となります。東京五輪も終わり、多くの選手が競輪での活躍の場に舞い戻ってきたので、ここ数年よりもわかりやすい選考状況にあると言えるでしょう。

なお、「S級S班在籍選手」と「選考用賞金獲得額で特に上位の選手」は、3レース組まれた特選競走に割り振られます。それぞれが記念競輪の決勝を思わせる超豪華メンバーでの戦いになることは必至です。

銀輪ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

「競輪ダービーは、ぜひとも勝ちたい！」

それは選手だけでなく、車券を買うファンも同じでしょう。自分の考えがずばり当たってこそ、最高の思い出が”超最高”な記憶として刻み込まれようものです。そのためには、今回のシリーズで特に注目したい選手を知るところから始めましょう。

1. べらぼうな強さが戻ってきた！脇本雄太がダービー連覇を目指す
2. 8年ぶりのダービー優勝へ！新田祐大がグランドスラムの誇りを見せる
3. 地元神奈川のプライド！郡司浩平が利を生かして立ち回る時
4. 充実期は再び訪れた！成田和也が10年ぶりのG1制覇へ進撃だ

誰もが優勝候補と言いたいところですが、それでも「ここは注目！」とピックアップするならば、この4名になりました。各項目別に、選出されるだけの理由をお読みになってください。

シリーズ展開予想①／べらぼうな強さが戻ってきた！脇本雄太がダービー連覇を目指す

福井の脇本雄太選手が、とてつもない腰痛による途中欠場に見舞われたのは、2月の「春日賞争覇戦2023(奈良競輪G3)」でのことでした。その影響は長く続き、「読売新聞社杯全日本選抜競輪2023(高知競輪G1)」と「ウィナーズカップ2023(別府競輪G2)」ではどうにか決勝進出、2節前の「よさこい賞争覇戦2023(高知競輪G3)」では準決勝敗退という結果に終わります。

常人には考えられないほどの負荷が、このトップ選手を襲っていたのでしょう。それでも徹底した治療と努力を経て挑んだ、前節の「大楠賞争奪戦2023(武雄競輪G3)」。初日特選の勝利を皮切りに、とうとう4日間すべてで1着。完全Vという形で「脇本雄太復活」を告げてくれました。

「最後の最後まで行ける感覚はなかった。腰痛から1ヶ月ちょっと経って、少し良くなっているのかな」

そう語る脇本選手が、決勝で叩き出した上がりタイムは脅威の10秒9。しかも、雨に濡れた走路でのものです。一気にまくった新山響平選手の勝ち筋を、まさしく劇的な能力でもってねじ伏せました。

今回はいよいよ至上の戦いです。それでも、脇本選手はディフェンディングチャンピオンとして、連覇に最も近いという評価に応えられるコンディションで、本番を迎えることになるでしょう。

シリーズ展開予想②／8年ぶりのダービー優勝へ！新田祐大がグランドスラムの誇りを見せる

再び勝利の栄光へ、福島の新田祐大選手が今年もこの舞台へ挑みます。昨年、新田選手は「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント2022(前橋競輪G1)」を制し、G1競走全制覇のグランドスラムの偉業を成し遂げました。G1競走が6つの現行番組になってからは、1999年の神山雄一郎選手以来2人目の快挙となります。

いくつもの特別競輪を制してきた新田選手。ナショナルチームでの活躍もありましたが、名選手の常として、決して順風満帆というわけではありませんでした。むしろ、その調子の上下が激しいほうですらあったでしょう。

それは、今年の成績にしても同様です。近走は「読売新聞社杯全日本選抜競輪2023(高知競輪G1)」で決勝に進むも9着だったのに始まり、4節前の「ウィナーズカップ2023(別府競輪G2)」で決勝8着、3節前の「瀬戸の王子杯争奪戦2023(玉野競輪G3)」では準決勝敗退と、悔しいレースが続きます。

しかし、2節前の「よさこい賞争覇戦2023(高知競輪G3)」で見事に優勝。さらには前節の「北条早雲杯争奪戦2023(小田原競輪G3)」も決勝2着の準優勝。地元南関東の4車ライン相手に上々の結果となりました。

かくて目指すのは、2015年に獲得した日本選手権競輪のタイトルを、V2へと伸ばすことです。戦力充実の北日本勢の主力として、すべてのレースで中核としての戦いが望まれます。

シリーズ展開予想③／地元神奈川のプライド！郡司浩平が利を生かして立ち回る時

全国43の競輪場のうち、神奈川には3つの競輪場があります。まさに競輪大国と呼べるこの神奈川で、今まさに大エースとなっているのが郡司浩平選手。神奈川の顔であり、また南関東地区の大黒柱でもあります。

ここ5節で2回優勝を勝ち取りましたが、5節前の「たちあおい賞争奪戦2023(静岡競輪G3)」、前節の「北条早雲杯争奪戦2023(小田原競輪G3)」と、いずれも南関東地区の記念競輪でした。

しかし、特別競輪は全日本選抜競輪もウィナーズカップも準決勝4着でギリギリの敗退。悔しいレースが続いています。

今回はお膝元、平塚での開催。勝手知ったるバンクだからこそ、その力が存分に発揮されるであろう期待が高まります。そして、前節の北条早雲杯争奪戦では二次予選でB、準決勝でSを取る積極性を見せての1着獲得。決勝では4車ラインの2番手から盤石の発進で優勝でした。

調子は絶好であり、「初めてのダービー制覇」という枠組みなら最有力候補になるでしょう。地元ファンは、郡司選手の高らかなガッツポーズを心待ちにしています。

シリーズ展開予想④／充実期は再び訪れた！成田和也が10年ぶりのG1制覇へ進撃だ

ここまでS級S班3名を紹介してきましたが、S級1班にも気になる選手がいます。それが福島の成田和也選手です。1979年2月25日生まれの44歳。G1競走は「高松宮記念杯競輪2013(岸和田競輪G1)」で制した実績があります。

2019年ごろ、成田選手は落車が重なったこともあり、とてつもない不調に苦しんでいました。年間勝率7.6%、2連対率29.1%、3連対率40.5%という数字が、調子の底を感じさせてくれます。

それが2021年には復活の兆しを見せ、昨年2022年には優勝2回を含む活躍。勝率23.9%、2連対率53.3%、3連対率75.0%とトップクラスのステージへと戻ってきました。しかも、6つあるG1競走のうち4つで決勝進出を果たしています。

2023年もその輝きは衰えず、むしろまばゆくなるばかりです。2月に開催された「読売新聞社杯全日本選抜競輪2023(高知競輪G1)」では二次予選と準決勝で1着をもぎ取り、決勝でも5着入線。優勝こそ逃したものの、確かな手応えのあるシリーズとなりました。

逆境を乗り越え、「勝負できる」感覚を取り戻した成田選手。そのポテンシャルは、同じ北日本地区の新田祐大選手、佐藤慎太郎選手、守澤太志選手、新山響平選手らS級S班の勇者たちと比べても、なんら遜色ないでしょう。今節で10年ぶりのG1制覇を勝ち取るかもしれない、そんな期待さえ抱かせてくれています。

平塚競輪場のバンクの特徴

平塚競輪場のバンクは、G1という究極の戦いが幾度も繰り広げられてきた舞台です。そして、このバンクはそれを行うのにふさわしい、「総合力重視バンク」である点も見逃せません。

ただ、そうは言っても、まったく特徴がないバンクは存在しません。見なし直線の長さ、カントの大きさ以外にも、思わぬ材料によって勝負のゆくえが左右されることもあるものです。

1. 平塚バンクのマッコーネル曲線は「重くなりやすい」！？海がもたらすコンディション変化
2. 平塚バンクは「まくり」ラインとその番手の「差し」に注目！

G1競走という究極の「微差が大差」になりうる戦いを、車券予想の面からも制する。それならば、この2点を押さえておくことで、回収率と的中率に効く車券構築に近づくでしょう。

特徴①／平塚バンクのマッコーネル曲線は「重くなりやすい」！？海がもたらすコンディション変化

平塚バンクの特徴は、数値上は極端なものはありません。「周長400m、マッコーネル曲線を採用しており、カントも幅員も標準的」というものです。ここだけを取り上げても、明確な指針は見えてこないでしょう。

必要な材料は、平塚競輪場を取り巻く「環境」に存在します。すなわち、本場は至近に相模川が存在し、さらには「ABEMA湘南バンク」のネーミングライツを含む通称どおり、平塚ビーチが車で約5分ほどの位置にあるのです。

結果として、バンクの「重さ」が頻繁に変わり、選手にとってはボートレース並みに微調整が必要な環境となっています。場合によっては、当日のギア倍率変更なども戦略として求められるでしょう。

とりわけ、今回の日本選手権競輪では選手コメントが詳細に公開されるので、バンクの状態を知る「現場の声」として、ぜひとも活用したいところです。

特徴②／平塚バンクは「まくり」ラインとその番手の「差し」に注目！

平塚バンクにおける決まり手には、1着にも2着にも激しい偏りは見られません。しかし、傾向として表れやすいのは、「『まくり』ラインの一撃、およびその番手からの抜け出しとしての『差し』」であると言えるでしょう。

1着決まり手から見てみます。「逃げ：21%」「まくり：32%」「差し：47%」という並びからは、周長400mバンクにしては、確かに自力型が優勢な様が窺えます。それでも、競輪の常として、2番手3番手からの差し込みでの1着奪取が最も確率が高いという点は、決して軽視しないほうがいいでしょう。

続けて、2着決まり手も俯瞰します。これが「逃げ：19%」「まくり：16%」「差し：27%」「マーク：38%」という並びで、1着と同じく全国平均と比べると自力優位であることがわかります。それでも、差しとマークで65%は確保しているので、「競輪の基本に忠実な車券構成」が求められると考えるべきですね。

日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)ではガールズケイリンコレクション2023平塚ステージも開催！

今回の日本選手権競輪。3日目(5/4)の第12Rには、格別の見どころが待っています。ガールズケイリンの一発勝負、ガールズケイリンコレクション2023平塚ステージの開催です。

選手名	所属	期
小林 優香	福岡	106
石井 寛子	東京	104
久米 詩	静岡	116
柳原 真緒	福井	114
山原 さくら	高知	104
野口 諭実可	大分	102
奥井 迪	東京	106

ずらり並んだトップ選手たち。とりわけ注目なのは、昨年末のガールズグランプリを制した福井の柳原真緒選手でしょう。

女子は柳原選手が、男子は脇本雄太選手がそれぞれグランプリを制し、昨年は福井支部が男女の最終決戦を勝利という結果に終わりました。柳原選手はその後もすばらしい活躍を続け、今年これまでに8節での優勝を重ねています。

前節の「オッズパーク杯(富山競輪F1)」も初日から3連勝の完全V。2日目はBを取っての押し切り、最終日は鋭い差しでのV奪取と、あらゆる競輪に対応できるところを見せつけました。今回の開催でも充実期の実力を発揮してくれることが期待されます。

日本選手権競輪2023(平塚競輪G1)のまとめ

S級S班が全員集結の究極の戦い。そのはずでしたが、なんと「大楠賞争奪戦2023(武雄競輪G3)」の準決勝で、平原康多選手が落車。4月26日現在、出場が怪しい状況となってしまいました。これは当人にとっては非常に悔しく、また関東勢にとってはかなり厳しい情勢になったと言えるでしょう。

競輪はチームで戦い、勝利の栄光を目指すスポーツです。今回の日本選手権競輪、競輪ダービーは、その重さをひしひしと感じる展開になるかもしれません。それを示す戦いが、落車の絡まぬ最高の形で終わることを、心から願うばかりです。

平塚競輪場のアクセス

住所	神奈川県平塚市久領堤5-1
電話番号	0463-21-3935

朗報です。今回の日本選手権競輪について、入場制限(入場規制)は予定されていません。ただし、流行病が消えてなくなったわけではないため、「マスクの着用は自己判断」「自宅での事前検温と体調不良時の来場見合わせのお願い」がアナウンスされています。

今節はG1競走ということもあり、多くの人でにぎわうでしょう。健康管理にはくれぐれも気をつけて、時間の余裕をもって行動することを推奨します。

電車・無料送迎バスでのアクセス

平塚競輪場は公共交通機関でのアクセスが容易ですが、駅からすぐ徒歩でというわけにはいきません。まずは最寄り駅であるJR東海道線「平塚駅」、あるいは小田急小田原線「本厚木駅」まで移動しましょう。

その後、各駅から発着している無料送迎バスを使うことで、平塚競輪場へのアクセスが達成されます。平塚駅からは約5分、本厚木駅からは約40分の道のりということもあり、平塚駅のほうが本数も多く、おすすめのアクセス手段です。

発着場所はそれぞれ、平塚駅は中央改札口を出て右手の南口、本厚木駅も中央改札口を出て南口の15番乗り場です。

自動車でのアクセス

平塚競輪場は、自動車でのアクセスへの対応力も優れています。無料駐車場は約3,000台収容可能で、ビッグタイトル開催能力の高さを感じさせる規模。

平塚競輪場の最寄りインターチェンジは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「寒川南IC」、および新湘南バイパス「茅ヶ崎海岸IC」です。前者からは約15分、後者からは約6分と、いずれもアクセスが容易な立地です。

無料で使える無料で稼げる優良競輪予想サイト3選

結論！優良な競輪予想サイトはあります！

「せっかくやるならちゃんと当たって自分にご褒美をあげたい」

このように悩んでる人って多いですよね。。。

ここではあらゆる面で優れた予想サイトのみを3つに厳選して紹介していきます！

おすすめ①：競輪総合サイトオリンピア

競輪総合サイトオリンピアは「知識・時間・資金」が全て不要！

有料プランも低価格で参加できるので高配当を競輪初心者の人でも得られるチャンスが多いサイトとなっています。

これには競輪神風の膨大な情報力にあります！情報が揃ってるから勝てる予想を提供できるということです！

競輪総合サイトオリンピアのおすすめポイント

サイト名	競輪総合サイトオリンピア
平均的中率	85%
無料情報レベル	★★★★★★
有料情報レベル	★★★★★★

おすすめ②：競輪カミヒトエ

競輪カミヒトエはコンタクト自体難しい「元関係者」や「記者」とのコネクションを持っている競輪予想サイトです。

競輪カミヒトエは他サイトと比較して血縁関係者まで取材と徹底した情報取集に強みがあります。 競輪カミヒトエは3連単10点予想を提供していますので、検証結果をまとめました。

競輪カミヒトエのおすすめポイント

サイト名	競輪カミヒトエ
平均的中率	80%
無料情報レベル	★★★★★★
有料情報レベル	★★★★★☆

おすすめ③：競輪の王道

競輪の王道はその名前の通り競輪予想サイトです。

365日無料で買い目がもらえるだけでなく、前提として競輪というギャンブルは他の公営ギャンブルに比べて競馬よりも当たる確率は高く競艇よりも配当が大きいという特徴があります。

そんな競輪で一発稼ごうと思うなら競輪の王道がおすすめです。

競輪の王道の3つのおすすめポイント

サイト名	競輪の王道
平均的中率	82%
無料情報レベル	★★★★★☆
有料情報レベル	★★★★★☆