2020年東京オリンピック正式種目にもなった「ケイリン」ですが、実は「競輪」と「ケイリン」では全く内容が違うことを知っていますか?
「名前の書き方が違うだけで同じものでしょ?」と思っている方も少なくないでしょう。
しかし、「競輪」と「ケイリン」には大きな違いがあります。
そこで、当記事では「競輪」と「ケイリン」の違いについて徹底解説していきます。
最近競輪を始めた初心者の方から、長年のファンだけど実は知らなかったという方まで分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
競輪とケイリンそれぞれの特徴
まずはそれぞれの違いを解説する前に、「競輪」と「ケイリン」の特徴について解説していきます。
もちろん同じ自転車競技ということもあり、それぞれを知ることで両方楽しめるようになるので、ぜひ頭に入れておいてください。
最近競輪を始めた初心者の方から競輪の玄人の方だけど実は知らなかった、という方にもわかりやすく解説するので、これからの競輪ライフのためにぜひ活用しましょう。
それでは「競輪」と「ケイリン」についてどの様な特徴があるのか細かく説明します。
公営ギャンブル競輪
まずは「競輪」の特徴を知っておきましょう。
皆さんご存じの通り競輪と言えば、日本発祥で世界に誇る公営ギャンブルですが、普段から競輪を楽しんでいる方しか、その特徴を知らないかもしれません。
まず、競輪の大きな特徴といえば選手同士で「ライン」と呼ばれる隊列を組みながらレースを行う点でしょう。
「競輪って団体競技なの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
競輪はレース中に70kmを超えるスピードが出ることもあり、先頭を走る選手は強い空気抵抗を受けてしまいます。
つまりレースの先頭に立つことによって空気抵抗の影響を強く受け、体力の消耗につながるため、先頭を走る選手は不利になる一方、先頭者の後ろにいる番手と呼ばれる選手は風の抵抗を受けづらく有利にレース運びをすることが可能になります。
しかし、番手の選手は先頭の選手が引っ張ってくれないと自力で1位を取ることが難しく、先頭の選手はペースメーカーとなっているため、自分の意のままにレースを作ることができます。
そのため、番手選手が絶対有利というわけでもありません。
このように競輪は「個人競技」でありながらも、「ライン」と呼ばれるチームのような隊列を組んで行う特徴があるのです。
世界的スポーツのケイリン
続いては「ケイリン」の特徴をご紹介いたします。
「競輪」と「ケイリン」って一緒じゃないの?という声を多く聞きますが、もちろん順位を争うという点では一緒ですが細かい違いがあり、それぞれの楽しみ方もあるので東京オリンピックまでに覚えておきましょう。
「ケイリン」とはその名の通り日本の公営ギャンブル「競輪」を基に作られた自転車競技トラックレースの種目で、2000年シドニーオリンピックから正式種目として「ケイリン」が認められ、多くの方に親しまれてします。
「競輪」との大きな違いとして「ケイリン」は先導車が先頭者のペースメーカーとして走ります。
その先導者が全8周のうち5周するまでは先導者を追い抜くことは禁止されており、退避するまでに個々の選手が走行ポジションを奪い合いレースは始まります。
つまり「ケイリン」は「競輪」と違い、「ライン」が存在しないため、完璧な個人競技ということになります。
個人競技にはよくあるレース中の駆け引きが大きな見所にもなっているので是非注目してみてください。
「競輪」と「ケイリン」の違う点7つを説明!
本題の「競輪」と「ケイリン」の違いについてお話していきましょう。
どちらにも共通しているのは1着という勝利を目指し、バンクを全力で走る迫力満点なレースであることに変わりはありませんが、下記の7つの違いがあります。
・公営ギャンブルとスポーツ競技
・レース形態
・競技人数
・バンクの材質
・バンクの長さ
・周回数
・傾斜
これらの違いを分かりやすく解説するので、ぜひ「競輪」と「ケイリン」の違いを覚えておいてください。
公営ギャンブルとスポーツ競技
まず、「競輪」は競馬やボートレース(競艇)と同じ公営ギャンブルの一種なのに対し、「ケイリン」は日本の競輪が発祥となったスポーツ競技です。
つまり2020年東京オリンピックの指定競技は「競輪」ではなく世界で親しまれている「ケイリン」ということになりますね。
最初は違いを理解するのは難しいかもしれませんが、「競輪」は競馬やボートレースと同じく、お金を賭けられる「ギャンブル」の一種なのに対して、「ケイリン」は日本の競輪を基に作られた選手の能力を競い合うスポーツ競技ということを覚えておきましょう。
それぞれのレース形態が異なる!?
「競輪」と「ケイリン」のレース形態には大きな違いがあります。
「競輪」は基本的に、レース展開を有利に進められるように「ライン」と呼ばれるチームのような隊列を作り、協力し合いながら勝利を目指すものです。
最高速度約70kmで走る自転車競技は風の影響が大きく、「競輪」は地域ごとにチームを作り協力し合いながら、誘導員と呼ばれる選手がレース途中まで先頭で他の選手を引っ張ります。
その反面「ケイリン」には「ライン」のようなチームは存在せず、各選手が互いにけん制し合い、有利なポジションを取り、個々で一位を目指す完全な個人競技となるため心理戦や駆け引きなどが好きな方は、より楽しめるでしょう。
「競輪」と「ケイリン」のレース形態が同じと思われている方もいるかもしれませんが、このようにレース形態一つをとっても全く違うので、両方を知ることで別のスポーツとして楽しむことができます。
そもそも競技人数が違う!
実は競技人数に差があるのを皆様ご存じでしょうか?
競輪が基本的に9人で行うのに対して、ケイリンは5~8人で行う競技になります。
競輪の最小人数は6名になりますが、枠番車券が発売できなくなるという理由から、5名以下での競走は行われません。
自転車が走るバンクの材質が異なる!
競輪のバンクはコンクリートでできているのに対して、ケイリンは板張りとなっております。
双方の違いとしてこのバンク素材の不一致が一目瞭然で、初心者の方にも一番わかりやすいのではないでしょうか。
バンクの長さの問題
自転車競技においてバンクとは競技を行う走行路のことですが、競輪のバンク長さは333m~500mと距離幅があるのに対して、ケイリンはきっちり250mのみと決められています。
上記のことから競輪はレースごとにバンクの長さも違うので、レースごとに戦略や選手の走行技術、ペース配分にも注目です。
周回数が大きく違う
周回数にも違いがあり、競輪は4~6周(約1320m~約3000m)とレースによって異なる数字で定められている一方、ケイリンはあらゆるレースにおいて8周(約2000m)とルール決められています。
バンクの傾斜差(カント)について
「競輪」と「ケイリン」のバンク上にどちらも共通して存在するカーブには、選手が速度を緩めずにコーナーリングできるように「カント」と言う傾斜が設置されています。
その傾斜は、競輪は30度に対してケイリンは45度と決まっており、競輪よりも15度傾いていることがわかります。
オリンピックの自転車競技はケイリンだけじゃない!
自転車競技は大きく分けてトラックレース、ロードレース、マウンテンバイク、BMXの4種類が男子、女子で共にあります。
その他の小分けとしてスプリント、ケイリン、オムニアム、その他ロードレースには個人ロードレースと個人タイムトライアルの種目がありますので詳しくご紹介いたします。
人気No.1、スプリント
スプリントは自転車競技の中でも人気No.1の種目として自転車競技ファンに愛されています。
その理由として、笛の合図と共にスタートし決められた周回を走って先着した選手が勝者となり、ルールとしては非常にシンプルな競技で勝敗結果がわかりやすい点にあります。
競輪と似ている点が多く、その一つはレース展開をしていく上で魅せるテクニックです。
空気抵抗をいかに受けず走り最終周へ突入するのかが大事なポイントで、その選手同士の駆け引きが大きな魅力となっており、ラスト200mからどこでギアをあげるかの駆け引きや技が勝敗を決めるので競輪ファンも観ていて楽しめること必至です。
自転車長距離走、ロードレース
ロードレースとはその名の通り舗装された一般公道を競技で使う点にあり、男子250km以上、女子130km以上の長距離コースを走り着順を競います。
今回の東京2020大会ではスタートとゴール位置が異なり(スタートが東京都の武蔵野森公園からスタートし神奈川、山梨を通過しゴールは静岡の富士スピードウェイ)1都3県にまたがり順位を争うので、レースは男子で6時間を超える長丁場になるため、レース会場各地の日本風景もレースを彩る魅力なので注目してみてください。
特に富士山麓を走る男子ロードレースでは五輪史上屈指の難関コースと呼ばれており、5つの山越えが待ち構え、MAXの標高は1400メートル地点以上です。
選手が登る標高差をすべて足すと富士山よりも高い標高4865メートルに達する点も含め難関コースの理由と呼ばれています。
ロードレースよりもスピードに特化した個人タイムトライアル
この個人タイムトライアルとはロードレースと似ていますが、違う点として距離が約22kmの周回コースを男子が2周、女子が1周と比較すると短くなっており、使用される自転車についても長距離のロードレースに比べてスピード特化の自転車が使われています。
また、一斉に走り出すロードレースと違う点として、タイムトライアルとは1人ずつ走りタイムを争う競技なので完全に個人の力が試されます。
荒野を疾走、マウンテンバイクとは
コースに設置された障害を次々にかわしながらコースを疾走するマウンテンバイクは皆様も一度は目にしたことはないでしょうか?
東京五輪のMTBクロスカントリーの舞台は、マウンテンバイク界では有名な日本サイクルスポーツセンターのコース内側に作られた伊豆MTBコースは(全長約4km、高低差160m)です。
テストイベントで勝利した国際自転車競技連合ランク1位のニノ・シューターも「フィジカル、テクニカルともに求められるコースだ」とコメントした通り伊豆MTBコースは難関コースとなっています。
多種目競技、オムニアム
オムニアムってなに?という方も少なくないと思います。
ここまで紹介した中でもちょっとマイナー競技であるオムニアムの歴史はまだ浅く、2012年ロンドンオリンピックから正式種目となりました。
オムニアムはラテン語で「全部」を意味し、その名の通り1日の間で4種目の総合点を争う競技で、陸上でいうところの十種競技のように総合能力が求められる競技です。
自転車競技は1種目でも過酷だというのに短距離から長距離まで4種目を行うのはまさに超人といっても過言ではないでしょう。
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まとめ
今回は「競輪」と「ケイリン」の違いを7点に絞ってご紹介しましたが、理解していただけましたでしょうか?
「名前の書き方が違うだけで同じものでしょ?」と思っていた方も双方の魅力や特徴が多いことを知っていただけたかと思います。
2020年4月現在、残念ながらコロナウィルスの影響により延期が決定していますが、次の東京オリンピックではケイリンも含め、今回紹介した自転車競技で日本の選手が金メダルを手にする日が来るかもしれません。
日本の競輪選手がどこまで世界を相手に戦えるのか、競輪ファンにとって大きな見所になるので今回解説した違いや特徴を参考にオリンピック観戦を楽しんでみてください。