競輪の予想方法にはたくさんの種類が存在しますが、予想する方法で結果的に手にする払戻金が変わってくるのも競輪の特徴でしょう。
競輪好きの人には少ない点数でズバリ的中させることが好きな人もいれば、逆に多点買いでしっかり的中を目指す人もいます。
そこで、どちらが自分にあっている予想方法なのか改めて考えてみましょう。
この記事では、基本になる予想方法を紹介しながら堅い予想と穴予想の違いについても解説していきますので、自分の理想の予想方法を一度考えてみてください。
目次
競輪の基本の予想方法とは?
競輪予想では、目的をなにに設定するのかによって大きくことなります。そもそもお金をかけてレースを予想するので、儲けるためにやる!という方が非常に多いでしょう。
そこで重要なのが、競輪の基本的な予想方法です。
競輪では同じ出身地の選手同士はラインと呼ばれるミニチームを組んで競走を展開していきますが、このラインにも重要な要素があります。
だだ同じ地区の選手で並んで走っているのではなく、後続車をブロックしたり、良いポジショニングをするために考えながら走っているんです。
最後の1周半までは直列に選手が並び、同じように周回を重ねますが、残り1周半をきった瞬間からラインを外れ、白熱したレースとなります。
そのときにラインで意識していたポジショニングが効力を発揮するものです。
その点を踏まえて、細かい情報を自分なりに集めてレースを予想するのが基本となります。
B(バック)とは?
競輪用語で多く出てくるアルファベットの「B」という文字ですが、これが競走中に最後に1周半を過ぎた段階で、ラインが外れた瞬間に先頭を取った回数です。
競走結果などではこの「B」の文字が記録され、統計的にみてもバックを取った回数が高い選手が上位入賞している確率が上がります。
そのため、バック回数を事前に把握することは予想の基礎知識の中でも重要なファクターとして考えて良いでしょう。
また、選手同士でもバック回数は意識して競走しており、他のライバル選手同士ではバックを毎回取っている選手をマークして競走に望みます。
バック回数が多い選手の後方にポジショニングを取れば、必然的に自分も前に入れる可能性が高くなるという考えです。
このように、バック回数だけでも色々な予想ができるのです。
先行ラインと個人成績を把握しておく
レースの先行を走る選手はゴール前でスタミナ切れを起こしてしまう場合がありますが、各選手の決まり手を事前に把握しておくことによって、レース予想も大きく変化します。
決まり手には、直近4ヶ月の回数が個人成績として記録されるため、軸になる選手を決めたときには、非常に参考にできる情報です。
また、選手の個人成績を確認するときでも優勝したときの決まり手を把握しておくことで、他のレースでも同じような展開になることが予想できます。
先人たちの格言は、奥が深く的確だった
競輪に限らずギャンブルには様々な名言、格言があるものです。
ここからは、競輪にまつわるまつわる名言や格言を紹介していきます。
科学的な立証はされていないものの、実際にやってみると痛感するものが多いものです。
せっかく先人たちの残してくれた遺産ですから、余すことなく活用します。
三分戦はスジ買いがおすすめの理由
競輪で基本の予想方法は、スジを把握することです。
三分戦になったときは、全体のラインを確認してスジで買うのが面白いでしょう。その理由は各ラインのスジで購入した場合、予想外のレース展開でも高配当も手にする可能性があるからです。
堅いラインを抑えておきながら、もし万が一展開が変わってもスジさえ抑えておければ、的中する場合もあるということになります。
そのため、スジをしっかり理解して実践してみてください。
競輪で1車が逃げるのは、熱いレース!?
競輪では先行で逃げをかました選手は有利と言われている公営競技ですが、その理由はなんでしょう。
答えは、番手の選手から遠いことで邪魔などをされずに自分のペースで競走できるからです。最終周になって番手の選手をどんどん引き離して大逃げする選手には要注意です。
レースを予想するときに、もし大逃げをするような選手が混じっているときは、事前にチェックして、逆に番手の選手同士の争いを予想するのがおすすめです。
A級選手の中に隠れた、才能の高い選手
競輪ではA級の選手の中に隠れた才能を持っている選手が潜んでいる場合があります。A級戦を見ていると堅いと予想レースでもまさかの展開で無名の選手は抜けたり、最後に強靭的なまくりを見せる場合があります。
そのため、過去レースなどを参考にいきなり飛び出て優勝した選手にはチェックが必要です。特にスジでレースを予想した場合には、万が一の漏れも的中させることができますので、しっかり頭に入れておきましょう。
先行選手を選ぶときのバンク
競輪では先行の選手が比較的おすすめと先ほど紹介しましたが、333バンクのときな更に注意が必要です。
500メートルバンクの場合は直線距離が長いため、前の選手を捲くる時間や加速する距離がありますが、333バンクでは直線距離が短くなります。
そのため、番手の選手は先行を走る選手を抜くことができないまま、決着が決まってしまいます。
そのため、予想するときはバンク距離にも着目してレース展開を考えましょう。
基本的な予想を整理しよう
ここまでの説明で競輪の予想の基本は把握できたと思います。
競輪では先行の選手が比較的有利ですが、距離に応じて内容も変わってくるでしょう。またA級の選手の中には、飛び抜けた才能をもっている選手も多くいますので、その点も含めて予想を考えるのがおすすめです。
もしレース予想で困ったときは、スジを使って予想を立てるのが基本になります。スジで車券を購入すれば、万が一の展開になっても高配当に期待ができます。
競輪の予想はここから始める
残念ながら競輪には、1着だけを当てる単勝や、3着までの入線者を当てる複勝は存在しないのです。
その為、初心者には車券的中のハードルが高く、新規参入がしにくい要因になっていると思います。
これまで説明してきた、バックかラインの事を考えるとあるひとつの券種に辿り着くのです。
では、その中からどの券種を選べばいいのか、次の項目で説明していきます。
買い目を絞るためにマイルールをつくる
競輪予想では、自分が求めている儲けや、券種によっても狙い方が変わってきます。そのため自分なりにルールを決めてレースを予想するのがおすすめです。
もし自分のルールが当たらない場合、少しずつ修正を繰り返して予想が当たるところに合わせれば良いでしょう。
また、買う券種も当たりにくい三連単などでマイナスが続いたときには、当たりやすい券種に切り替えるなどの考えが必要です。
絞るためのマイルールは簡単なものでOK
それでは、買い目を絞るためのマイルールをひとつ紹介していきたいと思います。
例えば、(1)-(2)-(3)のような連番、(2)-(4)-(6)や(1)-(3)-(5)などの偶数目、奇数目は避けます。
これは(1)-(2)-(3)などの連番だとライン同士で出走することが少ないことから有効だと言われています。
三連複と聞くと、どれだけ点数を広げればいいのかと疑問に思うかもしれませんが、実はこのルールに沿った組み合わせは19通りだけです。
これなら、なんだか当たりそうな気がしてきます。
まとめ
ここまで、競輪予想の基本部分をバック回数やラインを使いながら考えてみました。
まだまだ、予想ファクターが多岐に渡るのが競輪の奥深いところです。
一見して取っ付きにくいように見える競輪の世界ですが、誰でもウエルカムな懐の広さが競輪の魅力です。
予想方法を今回は、三連複に絞りましたが、応用すればワイドや三連単にも活かせると思います。