競輪界には、生まれ持った才能と強靭な肉体で、デビューしてからすぐにS級へ昇格する選手が存在しています。
彼らは、令和に怪物とも称されS級に特進したことでニュースになりました。
今回は、競輪界の怪物とも言われる寺崎浩平選手や嵯峨昇喜郎選手を例に出してS級特進について詳しくご説明します。
目次
競輪界のS級特進とは?
競輪の世界では、現在2000人以上の選手が毎日厳しいトレーニングとレースを重ね生活をしています。その競輪選手は全てランク別に分かれており、選手によって所属する階級(クラス)が違う競技です。
競輪選手は日本競輪学校を卒業して、競輪選手試験に合格すると最初はA級の3班から競輪人生が始まります。
競輪選手が最終目標として目指すのは、S級のS班という最高峰のランクです。
そのランクまで上がるには、自分の成績が基準になり勝負の世界で働く以上は勝たなくてはいけません。
競輪選手は、成績の応じて年間で2回の昇格するタイミングがあり、その昇格に向けて毎日厳しいトレーニングとレースで勝つための努力をしています。
ランク昇格による入れ替わり
ランクの入れ替わりは、成績を基準に年2回行われます。
基本的に、A級の1班と2班の上位になった選手は、S級の下から200位になってしまった選手とランクが入れ替わります。
そして、A級の3班の選手は、A級の1班と2班の下から150人が入れ替わります。
しかし、特進という進み方が別に存在します。
A級に選手がS級に昇格する場合で上記以外のパターンでは、A級の1班と2班の選手は3連続で優勝すると、特進といってS級の2班へ昇格ができるんです。
また、同様にA級3班で3連続優勝した選手は、A級の2班に特進できるようになっています。
このように功績を残した選手は評価され、特別に昇格するシステムがあるので選手にとっても非常に良いでしょう。
わずか1年でS級特進した選手たち
競輪選手には、若い選手たちの中でも凄い成績を残し、S級に特進したルーキーたちが存在します。
最近では、スポーツ界でも若い選手の活躍がとても目立っており、日本人離れした体格や身体能力の高さで業界を盛り上げています。
競輪界にも、そんなスーパースターが多く誕生していますので紹介します。
2018年デビューの嵯峨昇喜郎(さがしょうきろう)
嵯峨昇喜郎(さがしょうきろう)は、2018年の7月に競輪選手としてデビューして、翌年の2019年の7月にS級に特進した現在21歳の競輪選手です。
嵯峨選手は、玉野競輪場で開催されたF1西日本カップ桃太郎争奪戦で3場所連続優勝をしてS級の2班に特進した選手になります。
競輪界では、すごく少ないS級特進で実力は他の選手と比べても大きく抜けているのが分かります。
また彼は、実力は高い上にイケメンとして有名です。
パワフルな走りが魅力的な選手で、ガッチリした肉体に対して甘いマスクの嵯峨選手は女性の競輪ファンからも支持されるほどの人気になっており、地元では応援にくることで有名になっています。
嵯峨昇喜郎(さがしょうきろう)の競輪とプロフィール
嵯峨選手のは自分のホームバンクでもある青森競輪が得意なバンクとなっています。
嵯峨選手は凄くパワフルな走りが有名で、スピード力が武器になっていることから、基本的に最終周でのまくりが得意です。
対抗の選手が抜きに掛かろうとしても、自慢の脚力で抜かせない走りを見せてくれます。
続いて、嵯峨選手のプロフィールを紹介します。
■名前 嵯峨昇喜郎(さがしょうきろう)
■誕生日 1998年12月26日(21歳)
■出身 青森県
■身長 173.6㎝
■体重 73.6㎏
■登録番号 015235
■級班 S級2班
・200mタイム0分11秒39
・400mタイム0分22秒79
・1000mタイム1分08秒55
・最高速度67.3km/h
・ダッシュ力6.85秒
・持続時間13.87秒
嵯峨選手は、子供のころからスポーツ万能で、将来がスポーツでお金を稼ぐことが夢だった選手です。
高校の時に自転車競技を知り、競輪学校には一発で合格するなど競輪選手の素質は非常に高いことがわかります。
嵯峨昇喜郎(さがしょうきろう)のプライベート
嵯峨選手は、まだ若い21歳と若い選手で学生時代の友人と仲が良いことが有名です。
出身地は青森県の八戸市で東北の出身から、学生時代から練習しているスノボなどのウインタースポーツが好きだと語っていました。
また、スノボ以外の趣味では、ゲームが1番とメディアで語っています。
休みの日にはゲームと買い物を中心にリフレッシュしているようで、趣味だけを見ると今どきの若者と一緒で普通の青年のように感じますが、競輪選手としては非常に素質の高く、センスは抜群だと思います。
寺崎浩平(てらさきこうへい)が18連勝でS級へ
続いて紹介するのは、117期の寺崎浩平(てらさきこうへい)選手です。
彼は、2019年12月、日本競輪選手養成所から史上初めてとなる早期卒業が決定し、2020年1月にデビューした歴史にも残るスーパールーキーです。
競輪学校を卒業すると、驚異的な速度で成長して、2020年の3月25日(水)に開催された名古屋競輪場のF1シリーズで見事優勝を飾り、デビューから無傷の18連勝でS級へ特別昇格した実績をもっています。
競輪界では、史上二人目の快挙です。
レース終了後の勝利者インタビューでは下記のように語っていました。
「走る前はプレッシャーを感じていたんですけど、9番手になることは想定していたし、レースでは落ち着いていけました。(18連勝を)決められて良かったです。A級ではまくりにこだわったんですけど、S級になってから競走を覚えようと思っていたので (S級では)ラインに貢献できるような走りをしたい」
競輪界では、令和の怪物とも称され凄まじい走りと、実力が備わっている選手です。
寺崎浩平(てらさきこうへい)プロフィール
それでは、寺崎選手のプロフィールを紹介します。
■名前 寺崎浩平(テラサキ コウヘイ)
■誕生日 1994/01/04
■出身 福井県
■身長 171.0cm
■体重 73.0kg
■登録番号 015413
■級班 S級2班
【自転車競技歴】
2015年 全日本選手権大会トラック マディソン 1位
2015年 全日本大学対抗選手権大会トラック チームパシュート 1位
2016年 全日本選手権大会トラック マディソン 1位
2017年 国民体育大会(愛媛) ケイリン 1位
2018年 国民体育大会(福井) ケイリン 1位・チームスプリント 1位
・200mタイム0分10秒33
・400mタイム0分21秒99
・1000mタイム1分07秒37
・最高速度66.7km/h
・ダッシュ力8.17秒
・持続時間18.34秒
S級クラスの選手は競輪界の精鋭部隊
上記で説明したように、競輪界ではまだ若い選手がS級特進して、さらに上位を目指しています。
そこで、S級とはどんなクラスなのか初心者にもカンタンに説明致します。
■S級S班
S級S班は、競輪選手の中でも最上位のクラスになります。
競輪学校を卒業したら、まずはA級選手ですが全ての選手がこのS級S班を目指して日々のトレーニングやレースに一生懸命取り組んでいます。
このランクまで上がってきた選手は年収も数億円になるので、競輪界を代表する名選手と言っても過言ではありません。
しかし、選手では誰もが憧れるクラスで、S級S班に昇格できる選手は9名です。
賞金獲得額と前年のG1優勝者だけが君臨できるクラスなので、レースも白熱したデッドヒートが目の前で見ることができます。
■S級1班
S級1班は、S級S班にいつ昇格しても不思議ではない選手たちのランクです。
このランクの選手たちは早くS級S班に上がるために、常に成績を意識しながら入れ替わりを狙っています。
逆を考えれば、S班の選手は1班クラスの選手に負けないように生き残る必要があることになります。
■S級2班
S級の中では一番ランクが低いクラスですが、S級選手になれること自体が難しいことなので、競輪の素質や実力が高いことには変わりないでしょう。
このクラスの選手は、F1戦やG3などのレースに参加することができ、成績次第でG1やG2に参加することもできます。
A級クラスの階級の仕組み
次に紹介するのは、A級の選手たちです。
A級は1班~3班に分かれており、1番低いのが3班になりますので各クラスごとに確認していきましょう。
■A級1班
A級の選手たちの中で1番上のクラスが1班になります。
この選手たちは、S級に昇格するギリギリの選手たちなので、すごい勢いで上位を狙っています。そのため、S級選手に負けない走りを見せてくれます。
■A級2班
このクラスは、競輪選手の登竜門で、3班からスタートした選手が1番最初に目指すところです。
このクラスにあがることが将来S級に近づく最短ルートになっていますので、どの選手も必死に昇格を目指すクラスです。
■A級3班
競輪選手としてデビューした新人がこのクラスが最初です。
どんなに強い選手でも、競輪学校を卒業するとこのクラスになり、ここでチャレンジレースで功績を納めると、2班へ昇格します。
競輪選手のランクごとの年収は?
競輪選手は、S級選手になると非常に高額な年収を手にすることができます。
しかし、A級選手ではサラリーマンと同じくらいの年収なので、勝負の世界では常に上位入賞と最高峰のS級を目指しています。
しかし、S級にあがることは安易なことではありません。
今回紹介した寺崎浩平選手や嵯峨昇喜郎選手のように、S級特進で上がれる選手は10年に一度しか現れないでしょう。
そこで、各クラスの細かい年収を紹介します。
ランク(男子)
S級S班 1億86万円 3.7%
S級1班 2143万円 8.8%
S級2班 1233万円 19.3%
A級1班 843万円 25.6%
A級2班 687万円 26.4%
A級3班 588万円 19.2%
男子選手【2019年】
1位 清水 裕友 105 山口 SS 41,901,000 円
2位 松浦 悠士 98 広島 SS 39,096,000 円
3位 平原 康多 87 埼玉 SS 31,856,600 円
4位 佐藤 慎太郎 78 福島 SS 21,427,000 円
5位 守澤 太志 96 秋田 S1 20,096,700 円
女子選手【2019年】
1位 児玉 碧衣 108 福岡 L1 5,535,000 円
2位 高木 真備 106 東京 L1 5,013,300 円
3位 梅川 風子 112 東京 L1 4,838,000 円
4位 石井 貴子 106 千葉 L1 4,402,300 円
5位 石井 寛子 104 東京 L1 4,393,000 円
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まとめ
今回は競輪界の期待の星にもなる、寺崎浩平選手や嵯峨昇喜郎選手を例に出してS級特進について説明しました。
S級に特進できる選手は本当に少なく、10年に一人の人材とも言われています。
彼らの過去レースを見ても、競輪学校の時から全ての選手が圧巻するほどの強さを誇っていました。
最近では恵まれた体格と抜群のセンスをもっている選手がたくさん増え、今後の競輪界はもっと盛り上がると思います。
今後も新人選手でS級に特進するような怪物選手が現れるかも知れませんので、注目してチェックしいきましょう。