みなさんは競輪を予想する時に最大の目標はなんですか?
それは、もちろん的中させて勝つ事ですよね。
しかし、適当に買っては勝つ事は難しいのが競輪です。
今回は、競輪の勝てる買い方について紹介したいと思います。
目次
車券の買い方の基本を理解する
まず勝てる車券を買うには、すべての車券購入種類を把握する必要があります。
競輪場やネット投票で購入できる車券には7つの種類や、ボックス・流しといった買い方があります。
7つの賭式を理解して、効率の良い買い方
車券(勝者投票券)には7種類の投票方法が用意されています。
それぞれ当たり方が違い、予想しやすい車券から当てにくい代わりに高配当なものまであるのです。
車券は『100円』から購入できるので、自身にぴったりの車券を選ぶのがおすすめと言えます。
■3連単・・1着、2着、3着を順番通りに車番(選手個人に割り当てられた番号)で当てる
■3連複・・着順関係なく、1着〜3着に入る車番を当てる
■2車単・・最もポピュラーな車券。1着と2着を順番通りに車番で当てる
■2車複・・着順関係なく、1着と2着を車番で当てる
■2枠単・・1着と2着を順番通りに『枠番(選手個人の番号を枠組みしたもの)』で当てる
■2枠複・・着順関係なく、1着と2着を『枠番』で当てる
■ワイド・・1〜3着までに入る3選手の組み合わせを順番関係なく車番で当てる
上記の7つが車券の種類です。
2車単やワイドは初心者でも予想しやすく人気があります。
枠番で当てるものは、レースに出る競輪選手が多ければ多いほど枠の中に車番が増えるので当たりを狙いやすくなると言われているものです。
この7つの買い方を完璧に覚えておきましょう。
ボックスや流しについてしっかり把握する
次は、車券の当て方を活用した購入方法のボックス・流しについてチェックしてみましょう。
この辺りの買い方のなると、複雑だからと言って避けてしまう方もいます。
しかし、ボックスや流しを完全に理解する事で、確実に的中率はあがります。
ボックスとは、1〜9の車番もしくは1〜6の枠番を選択して『その全ての組み合わせを買う』方法です。
ゾロ目などは含みませんが、一度に多くの組み合わせを購入できるので的中率が上がります。
ただし、買いすぎてしまうと赤字になるのである程度は買い目を絞りましょう。
流しとは、軸になる車番か枠番を決定し、そこから軸以外の車番か枠番を複数決定して『流すように買う』方法です。
全ての組み合わせを購入することもできますが、こちらもある程度の予想で数を絞るのがおすすめされています。
予想と買い方のポイントは?
車券の種類と買い方の種類を知ったら、覚えておきたいのが買い方のポイントです。
せっかく的中しても配当金が購入額よりも少なかったなどにならないためにも『より深い予想』をしてみましょう。
予想よりはるかに低い金額になってしまったり、トリガミにならないようにしっかり勉強しましょう。
競輪選手の実力は階級と競走得点で判断
見た目だけでは判断できない競輪選手の実力です。
そこで下記のような疑問が生まれてくるとおもいます。
「どうやったら強い選手が分かるの」
「1着軸にできる選手を見つけたい」
予想をするときに、このように思われたことはありませんか?
競輪は選手の実力がものをいう世界ですが誰がどんな選手なのか、ちょっと分かりにくいですよね。
そんなときに活用できるのが、こちらになります。
★選手の階級
★選手の競走得点
上記の2つです!
競輪選手はレベルに応じて階級が分かれます。
そして選手個々に競走得点という実力を数値化したデータがあるので、勝てる選手・勝ちやすい選手がひと目で分かり、予想の軸になるレーサーを見つけやすいんですよ。
競輪選手の階級は、レーサーの成績によって7つに分かれます。
それぞれ明確な基準があり、上位選手と下位選手では力の差が雲泥なんですよ。
競輪選手は全体で2,000名以上いますが、全選手どこかのクラスに所属しています。
上位から『S級S班』『S級1班』『S級2班』『A級1班』『A級2班』『A級3班』と、ガールズケイリンだけの『L級1班』がああります。
競輪選手には1人1人、レース結果に応じて競走得点が与えられます。
シンプルに競走得点が高い選手が強い・低い選手が弱い、と考えていただいて問題はありません。
予想するときの指標として重要な役割のある競走得点をみます。
例えば競走得点100の選手と70の選手が競い合ったとき、十中八九100の選手が勝ちます。
それだけ競走得点の差は絶対的なんですよ。
またラインで考えてみると、自力選手が競走得点の高いレーサーだったときは、非常に有利な情報になります。
しかし、そのラインの番手選手や3番手先週選手が競走得点低くても、車券に絡む確率はグッと高くなるので要注意です。
強い自力選手がラインを牽引することで、後ろに付いている選手が勝ちやすくなるんですね。
競走得点の高い選手はそれだけ勝ち方を知っているということは非常に重要な部分です。
車券の軸として考えるべき選手がわかるという事になります。
競輪のラインは予想の軸を把握する事
1着を競い合い、勝敗を決める公営ギャンブルの競輪です。
自分以外はライバルとなりますが、基本的に『ライン』と呼ばれるチームを組んで戦う特徴があります。
競輪は時速70kmほどでるスピード競技です。
尋常ではない空気抵抗を受けるので、ラインという隊列を作って走りやすくしているんです。
もちろんラインを組んだとしても、最終的には自分の勝利のために走ります。
自分が勝ちやすいポジションを確保するために、協力し合っているんですね。
つまりラインの状態こそ、勝者を見極めるポイントに他なりません。
ラインをもとに予想するときは、次の2つを意識すると非常に良いです。
■誰とラインを組むのか
■ラインの順番で変わる役割
競輪のラインは3人1組みの隊列になるのが一般的です。
先頭の選手・2番目の選手・3番目の選手で、それぞれ期待されている役割が異なるんですよ。
先頭の選手(自力)
競輪ではラインの先頭を走る選手のことを自力選手と呼んでいます。
自力選手の役割は、先人を切ってラインを引っ張っていくことになります。
そのため実力ある選手が担うことがほとんどです。
風に負けない力強い脚が重要です。
最後まで牽引していく圧倒的なスタミナが重要になるでしょう。
ハイレベルな能力を誇っている選手が自力になると、そのラインの勝率が格段にアップします。
先頭を走っているだけあり、車券に絡むことも多い自力です。
『逃げ』や『まくり』を得意にしている選手が多いので、競輪場の特徴やバンク特性と合わせて車券作戦を組むのがベストです。
2番目の選手(番手)
先頭(自力)選手の次にいる選手のことを番手選手と呼びます。
自力選手の後ろで風よけができるので、体力を温存しながらゴールが目指せます。
そのため1着を奪いやすいポジションという事です。
番手選手の役割は、外から追い越そうとしてくる敵ラインを止める壁役になります。
身体を張って進路を塞いだり、ときにはぶつかって敵ラインを外側へ飛ばします。
『差し』『まくり』『マーク』と決め手が多いのも特徴で、強い番手選手がいないラインからでも車券に絡むことが少なくありません。
3番目の選手(3番手)
番手選手の次にいる選手のことを3番手選手と呼びます。
競輪では基本的に、自力・番手に有力候補がつくので、車券に絡むことは多くありません。
ただ圧倒的な力をもつ自力選手が牽引するラインだと、そのまま一緒にゴールできることもあります。
高配当の演出には、3番手選手の動きがカギを握ります。
3番手選手の役割は、自分たちのラインの内側に、敵ラインが入らないように防ぐことです。
バンクを回る最短距離は内側を守ることなので、3番手選手が弱いとラインそのものが崩壊してしまうこともあります。
『まくり』『マーク』の決め手で車券に絡むことが多いです。
ラインのポジションで『勝ちやすい・勝ちにくい』が変わる競輪です。
自力・番手選手が車券になりやすいのが分かれば、作戦も組み立てやすいでしょう。
戦略を予想
公開されているライン情報を活用して、戦略を予想していきます。
各々のラインがどのようにレースを進めて、優位にいるのかを選手コメント(ライン情報と同様に公開されているコメント)なども参考に予想していくことで車券に繋げていくのです。
当てるためのコツとは
車券を当てるためのコツはあるのでしょうか。
これは個人の経験や情報量が大きく左右してくるものです。
データ収集や分析をしっかり
まず、誰もが簡単にできるのが『データ収集や分析』です。
購入したレース・買い目・金額・収支・回収率を記録しておき、どの程度『的中して回収できているか』がわかるようにしていきます。
この残しておいたデータから、自己分析を行い『自分を客観的に見てなにが悪いか』という反省や、車券の選び方を見てみます。
レースの展開や選手、車券の買い方や予想はどうだったかを考えて、より良い予想に繋げていくことがコツと言えるのです。
分かりやすいレースを選ぶこと
展開が予想しにくい荒れたレースだと、競輪予想の経験した数が予想に役立ってきます。
最初のうちは予想がしにくいレースを避けて『わかりやすいレースだけ』にするのがおすすめです。
レースはたくさん開催されるので、じっくりと分析して焦らないで車券の購入をしていきましょう。
上達のためにも『観察・見極め』を意識して何レースもチェックするのも大切なのです。
まとめ
競輪を楽しんでいる人の多くが、自分なりの勝てる買い方を見つけるためにもさまざまな工夫を行っています。
データを細かく分析して予想する人や、中には勘で勝負する人もいるものです。