ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)は、埼玉県所沢市にある西武園競輪場の記念競輪です。埼玉といえば、もはや平原康多選手なくして語ることはできません。関東地区の絶対的な存在であり、今開催にも威風堂々たる競走得点第1位として登場です。
今期もS級S班で、来期のS級S班も視界良好になってきました。赤パンを守り続ける「現役最強の競輪選手」たる平原康多選手が、すでに3度制しているこの舞台で4度目の優勝歴を書き加えるのか。それとも、思わぬ選手の台頭があるのか。
見どころ満載のゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の魅力をさらに掘り下げるとともに、西武園バンクの特徴やほかの有力選手のピックアップなど、予想に役立つ情報を満載でお届けします。
目次
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の詳細情報
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出により、2020年のゴールド・ウイング賞は無念の開催断念となりました。このため、2021年4月8日(木)現在はゴールド・ウイング賞2019(西武園競輪G3)が前回の開催となります。
2019年の決勝戦は、非常にタフな展開でした。特に、平原康多選手にとっては、大きなハンデとなるアクシデントが発生しました。ラインの先頭を走る小林泰正選手が、和田健太郎選手との激しい接触によって落車したのです。
それでも、平原康多選手は立て直しました。落車した小林泰正選手を回避して戦列に復帰し、分厚い東ラインを引っ張って自ら駆けました。その勢いたるやすさまじく、番手から猛追してきた佐藤慎太郎選手も及ばず、見事にゴールド・ウイング賞のV3レーサーとなりました。
結果的には、3連単は1番人気の600円。東ラインは小林泰正選手から平原康多選手が発進するだろうと見られており、結果的にその見込みどおりになったわけですが、限りなく危険な瞬間を乗り越えての人気サイド決着でした。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の開催期間
2021年4月15日(木)~4月18日(日)
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の出場選手
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の出場選手の一覧です。S級S班は地元埼玉の平原康多選手を始めとして、3名が参戦してきました。
思わぬところから差してくる守澤太志選手も、ここ一番での勝負強さが光る和田健太郎選手も、いずれも熱烈な力走を見せてくれるでしょう。
級班 | 地区 | 選手名 | 期別 |
SS | 北日本 | 守澤 太志 | 96 |
SS | 関東 | 平原 康多 | 87 |
SS | 南関東 | 和田 健太郎 | 87 |
S1 | 北日本 | 佐藤 康紀 | 73 |
S1 | 北日本 | 坂本 周作 | 105 |
S1 | 北日本 | 佐藤 博紀 | 96 |
S1 | 北日本 | 大槻 寛徳 | 85 |
S1 | 北日本 | 渡邉 一成 | 88 |
S1 | 北日本 | 高橋 晋也 | 115 |
S1 | 関東 | 芦澤 辰弘 | 95 |
S1 | 関東 | 吉澤 純平 | 101 |
S1 | 関東 | 稲村 成浩 | 69 |
S1 | 関東 | 木暮 安由 | 92 |
S1 | 関東 | 宿口 陽一 | 91 |
S1 | 関東 | 岡 光良 | 94 |
S1 | 関東 | 森田 優弥 | 113 |
S1 | 関東 | 藤原 憲征 | 85 |
S1 | 南関東 | 成清 貴之 | 73 |
S1 | 南関東 | 野口 裕史 | 111 |
S1 | 南関東 | 和田 真久留 | 99 |
S1 | 南関東 | 萩原 孝之 | 80 |
S1 | 南関東 | 岡村 潤 | 86 |
S1 | 南関東 | 渡邉 豪大 | 107 |
S1 | 中部 | 山田 諒 | 113 |
S1 | 近畿 | 小森 貴大 | 111 |
S1 | 近畿 | 村上 義弘 | 73 |
S1 | 近畿 | 稲垣 裕之 | 86 |
S1 | 中国 | 取鳥 雄吾 | 107 |
S1 | 中国 | 佐伯 辰哉 | 109 |
S1 | 四国 | 池田 憲昭 | 90 |
S1 | 四国 | 久米 康平 | 100 |
S1 | 四国 | 橋本 強 | 89 |
S1 | 九州 | 園田 匠 | 87 |
S1 | 九州 | 田中 誠 | 89 |
S1 | 九州 | 井上 昌己 | 86 |
S1 | 九州 | 松川 高大 | 94 |
S2 | 北日本 | 佐々木 省司 | 86 |
S2 | 北日本 | 五日市 誠 | 89 |
S2 | 北日本 | 佐藤 和也 | 95 |
S2 | 北日本 | 佐藤 佑一 | 92 |
S2 | 北日本 | 後藤 悠 | 115 |
S2 | 北日本 | 三浦 翔大 | 98 |
S2 | 北日本 | 鈴木 誠 | 84 |
S2 | 北日本 | 佐伯 翔 | 97 |
S2 | 関東 | 小林 圭介 | 83 |
S2 | 関東 | 伊早坂 駿一 | 105 |
S2 | 関東 | 山岸 佳太 | 107 |
S2 | 関東 | 山口 貴弘 | 84 |
S2 | 関東 | 阿久津 修 | 88 |
S2 | 関東 | 石川 雅望 | 91 |
S2 | 関東 | 小沼 良 | 68 |
S2 | 関東 | 片折 亮太 | 92 |
S2 | 関東 | 武藤 篤弘 | 95 |
S2 | 関東 | 中田 健太 | 99 |
S2 | 関東 | 植原 琢也 | 113 |
S2 | 関東 | 黒沢 征治 | 113 |
S2 | 関東 | 佐藤 真一 | 79 |
S2 | 関東 | 市川 健太 | 82 |
S2 | 関東 | 志村 龍己 | 98 |
S2 | 南関東 | 岡本 英之 | 85 |
S2 | 南関東 | 山本 健也 | 89 |
S2 | 南関東 | 山本 紳貴 | 107 |
S2 | 南関東 | 渡邊 秀明 | 68 |
S2 | 南関東 | 齊藤 竜也 | 73 |
S2 | 南関東 | 山下 貴之 | 85 |
S2 | 南関東 | 五十嵐 力 | 87 |
S2 | 南関東 | 川崎 健次 | 88 |
S2 | 南関東 | 村上 直久 | 95 |
S2 | 南関東 | 深澤 伸介 | 76 |
S2 | 南関東 | 梅原 大治 | 81 |
S2 | 南関東 | 飯田 憲司 | 96 |
S2 | 南関東 | 簗田 一輝 | 107 |
S2 | 中部 | 水谷 良和 | 70 |
S2 | 中部 | 村上 卓茂 | 84 |
S2 | 中部 | 山口 泰生 | 89 |
S2 | 中部 | 山田 裕哉 | 98 |
S2 | 中部 | 川口 公太朗 | 98 |
S2 | 中部 | 岩本 和也 | 76 |
S2 | 中部 | 奥出 良 | 109 |
S2 | 近畿 | 藤井 昭吾 | 99 |
S2 | 近畿 | 元砂 勇雪 | 103 |
S2 | 近畿 | 佐山 寛明 | 113 |
S2 | 近畿 | 石塚 輪太郎 | 105 |
S2 | 近畿 | 肥後 尚己 | 83 |
S2 | 近畿 | 冨尾 享平 | 101 |
S2 | 中国 | 星島 太 | 66 |
S2 | 中国 | 近藤 範昌 | 82 |
S2 | 中国 | 戸田 洋平 | 92 |
S2 | 中国 | 滝本 泰行 | 107 |
S2 | 中国 | 佐伯 亮輔 | 113 |
S2 | 中国 | 大川 龍二 | 91 |
S2 | 中国 | 町田 太我 | 117 |
S2 | 四国 | 児玉 慎一郎 | 76 |
S2 | 四国 | 小川 圭二 | 68 |
S2 | 四国 | 久米 良 | 96 |
S2 | 四国 | 藤岡 隆治 | 98 |
S2 | 四国 | 栗田 貴徳 | 93 |
S2 | 四国 | 吉武 信太朗 | 107 |
S2 | 四国 | 吉田 智哉 | 111 |
S2 | 九州 | 坂本 亮馬 | 90 |
S2 | 九州 | 小川 賢人 | 103 |
S2 | 九州 | 嶋田 誠也 | 109 |
S2 | 九州 | 瀬戸 栄作 | 109 |
S2 | 九州 | 平尾 一晃 | 111 |
S2 | 九州 | 合志 正臣 | 81 |
S2 | 九州 | 松岡 孝高 | 98 |
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の賞金
着順 | 賞金 |
1着(優勝) | 381.0万円 |
2着 | 248.0万円 |
3着 | 165.1万円 |
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の賞金は、記念競輪の賞金体系に準じています。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)のアクセスと新型コロナウイルス対策
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)は、埼玉県所沢市にある西武園競輪場で開催されます。西武王国たる所沢の一角にある競輪場であり、近隣には西武関連の施設が集中していることでも知られています。
2021年4月現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行がなおも継続しています。したがって、交通アクセスの手段にも若干の変更が加わるとともに、現地観戦でも多くの制限が掛けられています。
いずれも感染拡大防止の一環であり、ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の開催期間中も大きな変更はないでしょう。
本場への来場を考えておられる方は、感染予防対策を万全にするとともに、当地では関係者の方の指示に従って、感染拡大防止に協力していきましょう。
なお、ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の開催期間中は、4日間とも入場料が無料になる旨が発表されています。さらに、可能な限り勝利選手インタビューを実施するとともに、引退した競輪選手の田淵浩一さんによる競輪初心者ガイダンスも予定しており、可能な限りのエンタテインメント供給が図られています。
参考記事:開設71周年記念 西武園競輪「ゴールド・ウイング賞」GⅢ ファンサービス – 西武園競輪
入場時の注意事項 | ・万が一にも西武園競輪場でクラスター感染が発生した場合に備え、自身の連絡先記入が義務づけられています。 ・マスク着用が義務づけられています。これは入場時も場内でも同様です。 ・入場する際は、備え付けの消毒液で手指を消毒しましょう。 ・検温を実施し、体温が37.5度以上、あるいは明らかに風邪症状がある場合は入場できません。 |
本場内の注意事項 | ・自動給茶機は稼働を再開しています。ただし、飲み残しがないようにすべて飲み干し、そのうえで指定のゴミ箱に捨てましょう。 ・アルコール類の販売も再開していますが、外部からの持ち込みは禁止です。自宅やコンビニエンスストアで買い込んでいくことがないようにしましょう。 ・無料送迎バスの運行は休止しており、ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の開催期間中も同様の予定です。 ・場内の屋内施設は、席数を削減しての営業となっています。特別観覧席は790席を208席に、ロイヤルルームは49席を25席に、サイクルシアターは525席を169席にという形です。サイクルシアターは場内の滞留人数が約300人を超えた時点で入場制限を実施します。 |
西武園競輪場の住所・電話番号
住所 | 埼玉県所沢市荒幡1215 |
電話番号 | 04-2922-4100 |
西武園競輪場への電車でのアクセス
西武園競輪場の最寄り駅は、西武西武園線の西武園駅です。西武鉄道が所有する様々なアミューズメントパークにリンクする駅となっているため、西武園競輪場へも駅から徒歩1分で到着できる最高のロケーションです。
西武西武園線は西武新宿線および西武国分寺線の東村山駅から乗り換え可能で、東村山駅と西武園駅の2駅だけの短い路線でもあるため、迷うことはないでしょう。
[重要]西武園競輪場への無料バスでのアクセスは2021年4月現在不可能
先ほどの項目でも触れましたが、通常は新秋津駅から運行している無料送迎バスは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、当面の間の運行を休止しています。
新秋津駅から直接移動する手段は自家用車またはタクシーのほかにありませんので、電車を利用する場合は新秋津駅から西武園駅まで乗り換えで移動しましょう。
西武園競輪場への自動車でのアクセス
西武園競輪場の最寄りインターチェンジは、首都圏中央連絡自動車道の入間IC、および関越自動車道の所沢ICと三芳SICです。いずれも一般道に下りてから9km前後の距離です。
ただし、西武園競輪場には無料駐車場がありません。競輪場に併設してある立体駐車場は、1,000円の利用料が掛かります。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)のレース展望
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)のレース展望について、競輪総合サイトのKドリームスがシリーズ展望と題して詳細な内容を公開しています。開催の性格を正しく捉えるため、引用して参考にしていきましょう。
西武園競輪場 ゴールド・ウイング賞
西武園競輪場開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞」は、4月15日~18日の日程で開催される。今シリーズは地元の平原康多、守沢太志、和田健太郎のSS班3名をはじめとして高橋晋也、渡辺一成、吉沢純平、岡村潤、村上義弘といった好メンバーが揃う。地元勢からは宿口陽一、森田優弥が大将格の平原をサポートしながら意地を見せたい。
なお、最終日の第6Rにおいて「ガールズ フレッシュクイーン」が一発勝負で行われる。こちらも注目だ。
地元大将の平原康多が主軸
昨年の70周年記念はコロナ禍の下、開催中止となったが69周年覇者の平原康多が連覇、及び4度目の西武園記念制覇へ突き進もう。1月の大宮記念に続き宿口陽一、森田優弥がサポート役を買って出て地元勢が大いに盛り上がりを見せよう。関東勢からは吉沢純平、山岸佳太といった機動型も含め一致団結して強敵を迎え撃つ。
ただ3月松阪G2で抜群のカマシを披露していた高橋晋也が元気。鋭い差し脚を武器とする守沢太志にとっては松阪G2決勝で高橋との連係を外してしまったリベンジの願ってもない機会。
昨年チャンピオンの和田健太郎はまだまだ低空飛行が続くものの野口裕史らとの連係から浮上のキッカケを掴みたい。
近畿の精神的支柱とも言える村上義弘も、3月大宮で通算500勝を挙げた盟友・稲垣裕之と共に底力発揮といきたい。
今年前半戦の最大の見せ場とも言える5月ダービーを控える面々が数多く揃うだけに、誰にとっても弾みを付けたい大事な一戦となってこよう。
上記のとおり、2020年のゴールド・ウイング賞はコロナ禍の影響を受けた競走のひとつです。今年こそは開設を祝う記念競輪のとき。平原康多選手が2009年、2010年、そして前回の2019年に続き、V4を達成するかどうかが最大の注目点です。
やはり地元のレースともなれば、平原康多選手に重い印がいくのは避けられないでしょう。他地区勢はこの絶対的な存在をどう攻略するのかというポイントが、戦いの鍵になってきます。
好メンバーだけに予想のしがいもあり、高配当のチャンスも数多く眠っているのが、ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の特徴といえそうです。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)が行われる西武園競輪場の特徴
西武園競輪場は、かなりクセの強いバンクです。かつては周長500mバンクでしたが、後に400mに改装したと聞けば、すでに個性の匂いが立ち込めてくるでしょう。決して走りにくいバンクではありませんが、はっきりとした性格がある点は把握しておいたほうが有利です。
元が500バンクだったこともあり、カントがかなり緩めです。このため、先行ラインにとっては後ろからの追撃を封じやすい環境といえるでしょう。まくりもまくり追い込みも山おろしが使えないぶん、よくよく考えて追撃しなければいけません。
また、直線が短めです。傾斜がなくて直線が短いため、位置取りに失敗したラインは間違いなく不利を被ります。
こうした性質から、いわゆる先手ラインのズブズブ決着も多く見られます。たとえ人気薄でも、HやBを取りそうなラインに属しているならば、一定の警戒はしたほうがいいでしょう。
ただ、これらはあくまでも「全国平均と比べた相対的な話」です。事実、2017年時点での決まり手傾向では、1着が「逃げ25%、まくり34%、差し41%」、2着が「逃げ16%、まくり17%、差し24%、マーク43%」となっています。
逃げ選手やその番手選手は確かに残りやすいですが、まくりが決まれば出番はなくなります。ラインの切り替えで混乱が起これば、波乱にもつながりやすいでしょう。
本サイトでは、西武園競輪場を詳細に特集した記事を公開しています。あわせてご覧いただき、ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の攻略に役立ててください。
また、減席対応が実施されていますが、特別観覧席にある「レストラン サイクル」はとても美味しいと評判です。バンクを見下ろしながらの食事ができるため、ストレスフリーなレース観戦が可能です。
上記メニューの中ではとんかつ定食の評判が良く、最近は追加メニューのアジ春巻定食もファンに好評です。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の予想で重要な選手紹介
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の開催で大いに目立つであろう選手について、4名ピックアップしました。
彼らはいずれも車券に貢献する可能性が高く、決して軽視してはいけない存在です。人気があろうとなかろうと、一度は車券に組み込むことを考えてみてください。必ずや車券の回収率向上に寄与してくれますし、本人もまたより高いレベルの競走へ勝ち上がるものと考えられます。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の平原康多は4度目の本競走制覇へ突き進む
関東の重賞にこの人ありと呼びたくなるのが、埼玉の平原康多選手です。ナショナルチームによる自転車競技が盛んになり、世界を相手にした特訓が新たな才能を目覚めさせるなか、平原康多選手は競技とは違う競輪の魅力を体現した存在といえるでしょう。
ゴールド・ウイング賞では3勝を挙げており、地元の利は間違いなく平原選手に味方します。「世代交代」という単語を提示するには、まだ早すぎるのかもしれません。
また、すでに今年複数の記念競輪を制しているのは、これまでのレース記事でも触れてきたとおりです。
3節前の水都大垣杯2021(大垣競輪G3)の決勝戦は失格絡みながらオール2連対での優勝。2節前のウィナーズカップ2021(松阪競輪G2)は準決勝戦で敗退し、最終日に落車に絡んで失格と少々不穏な空気が漂いましたが、前節のベイサイドナイトドリームでは新潟の諸橋愛選手とライン決着で惜しくも2着。それでも自力を使って最高の仕事を見せました。
平原康多選手なくして始まらない今回のゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)。予選や準決勝で崩れるようなら、とてつもない波乱車券が生まれてしまうでしょう。
逆にいえば、それほどに決勝進出が濃厚なのが、平原康多選手の圧倒的な安定感を示しているともいえます。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の渡邉一成に好調の輝きあり
福島の渡邉一成選手は、G3を7回制し、G1とG2の特別競輪も5回優勝しているトップレーサーです。ナショナルチームに入ったことで苦悩した時期もありましたが、最近はようやく本来の走りが戻ってきました。
年明けからすでにF1開催で3度の優勝を遂げているあたり、本来の脚力を取り戻せたと考えていいでしょう。
また、グレードレースでの活躍も目立ちます。2月の読売新聞社杯全日本選抜競輪2021(川崎競輪G1)では、4日間で3度バックを踏み、初日と最終日に勝利を挙げました。3日目も2着を取っており、きっぷよく駆けられる本来の魅力を取り戻しています。
前節のウィナーズカップ2021(松阪競輪G2)でも悪くない走りを見せ、最終日に1勝を挙げています。ただ、どちらも二次予選で敗退しているところは、多少の不安要素ではあるかもしれません。
渡邉一成選手も、ほかのトップクラスのレーサーと同じように、本開催から日本選手権競輪2021(京王閣競輪G1)へと駒を進めます。ぜひとも納得のいく戦いをして、ビッグタイトルへと乗り込みたいところでしょう。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の森田優弥が次代の関東を背負うために走る
埼玉の森田優弥選手は、1998年7月生まれです。つまり、2021年4月現在で22歳の俊英であり、若年ながらもすでにG1開催での勝ち星を手にしています。高いポテンシャルを感じずにはいられない選手です。
埼玉支部はもとより、関東地区にとっても大きな輝きを放つダイヤの原石といえるでしょう。いえ、すでに幾分かは磨かれ、輝きを放ち始めています。競走得点は111.50点で、十分にトップクラスの数字ですから、記念競輪の冠を掲げるのも時間の問題かもしれません。
そして、その戴冠の瞬間は今回やってくるかもしれないと、改めて考えるべきでしょう。今年2月から3月までで、F1競走を3つ優勝の固め打ち。しかも、F1ジャパンカップ・鈴木誠杯(松戸競輪F1)ではすべて1着の完全Vを成し遂げています。
また、ほかの2つの優勝は積極的にBを踏んでの押し切り勝ちで、S級1班の中にあっても地力の高さを見せつけています。無論、グレードレースはそう簡単に自分の競走を許してはくれません。しかしながら、全体的に見て車券への貢献度がすばらしいため、車券予想への有効な組み込みを考えたほうがいいでしょう。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の町田太我をS級2班と侮るなかれ
広島の町田太我選手については、本サイトの記事でもたびたび注目選手として取り上げてきました。117期の20歳で、2000年生まれの初々しい若武者です。
3節前に落車があったために、2節前の水都大垣杯は欠場。117期最強を決める戦いに参戦できませんでした。山口拳矢選手や寺崎浩平選手との激突が期待されただけに、ファンはとても残念がりましたが、本人が一番悔しく感じたことでしょう。
それでも、しっかりと傷を癒やして、地元開催である第34回古田泰久記念杯(広島競輪F1)から復帰してきました。3日間すべてBを取りましたが、2日目の準決勝では4着で敗退。ただ、初日と3日目は逃げ切って1着を獲得しており、調子は取り戻しつつあるようです。
今回は西からの遠征ということもあり、はっきりとしたアウェイでの戦いになります。恐るべき東のライバルたちを前にどのような競走を見せてくれるのかが注目ですし、もし人気的に軽視されるのであれば、町田太我選手とそのラインは良い配当を生み出してくれるかもしれません。
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)では「第3回ガールズフレッシュクイーン」も開催
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)の最終日、4月18日(日)の第6Rには特別な競走が組まれています。それが「第3回ガールズフレッシュクイーン」です。
デビュー2年未満のガールズ選手の中から選抜された7名による一発勝負。ヤンググランプリの女子版と考えていいでしょう。2019年4月から始まり、今回が3回目です。毎年4月の記念競輪のいずれかで開催され、今年はゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)がその舞台として選ばれました。
今回の最大の注目選手は、すでにトップレベルに名を連ねている福岡の118期、尾方真生選手です。最近のレースでは、もはや優勝するのが当たり前のレベルであり、すでにガールズグランプリのトライアルレースにまで出場しています。
相手にも強い選手ばかりが集いましたが、ここは絶対に負けられない戦いになるでしょう。近走2節で完全Vを達成して6連勝中のため、さらに勝ち星を積み重ねる競走が期待されます。
級班 | 地区 | 選手名 | 期別 |
L1 | 九州 | 尾方 真生 | 118 |
L1 | 中国 | 吉岡 詩織 | 116 |
L1 | 岐阜 | 増田 夕華 | 118 |
L1 | 南関東 | 高木 佑真 | 116 |
L1 | 中部 | 永禮 美瑠 | 118 |
L1 | 中部 | 下条 未悠 | 118 |
L1 | 九州 | 西島 叶子 | 118 |
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ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)のまとめ
ゴールド・ウイング賞2021(西武園競輪G3)は、「平原康多」という金看板にして大黒柱が常に中心にある開催です。
平原選手をいかにして倒すか、あるいは平原選手がどのようにしたら負けるのか。あらゆる角度から検証し、もし崩れるようならその瞬間を逃さずにベットする。そうした的確な思考力が要求されます。
今また新型コロナウイルス(COVID-19)が変異株を中心に再拡大しつつありますが、その中でも選手たちは自らを練磨し、熱戦を繰り広げています。選手たちの熱意に応えるためにも、今の時代に求められる「静かな応援」を遵守し、感染予防対策を整え、良い形でのサポートをしていきましょう。