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不死鳥杯 2022

不死鳥杯2022(福井競輪G3)を完全予想!

UPDATE:2022.07.04
レース記事競輪コラム

福井競輪の開設を祝う記念競輪。それが不死鳥杯です。今年は2022年7月7日(木)の七夕に始まり、7月10日(日)までの日程で開催されます。

まさしく不死鳥のような、フェニックスの羽ばたきを感じさせる不死鳥杯。近年、この舞台で羽ばたくのは、力強き地元の英雄である脇本雄太選手でした。2014年に初制覇を果たしてから、以降の6回の開催のうち4回までもが脇本選手によるVで締めくくられています。

その合間に本競走を制したのは、三重の浅井康太選手と大阪の古性優作選手のみ。いずれもKEIRINグランプリの制覇を経験する、あるいは経験することになる、偉大なレーサーたちです。

果たして、今年はどのような結末を迎えるのでしょうか。夏の訪れた北陸の地で、不死鳥のように新たな歴史を紡ぐ戦いが始まります。

この記事でわかること

  • 脇本雄太の絶対的な強さが光る!不死鳥杯の傾向を教えます
  • 今シリーズはSS級の実力必須!優勝候補はずばりこの3人
  • 優等生バンクとはこの福井のこと!福井のバンク特徴を掴んで車券で必勝を

不死鳥杯2022(福井競輪G3)の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2016年 浅井 康太 三重
2017年 脇本 雄太 福井
2018年 脇本 雄太 福井
2020年 脇本 雄太 福井
2021年 古性 優作 大阪

先にも書いたとおり、とにかく脇本雄太選手が圧倒的な存在として君臨しています。ひいては、脇本選手と連係することになる、近畿地区勢が有利と言えるでしょうか。とはいえ、脇本選手についていけるのは超一流だけ。あまりにも速すぎるため、通常は追走さえもままなりません。

こちらはのちほど詳しく説明しますが、福井競輪場のバンク特徴が「まるでお手本のような優等生バンク」であることも勝ち上がる選手に総合力を求めるため、余計に現在のポテンシャルを求められる結果となっています。

レースに絶対はないとはいえ、「絶対的に強い」脇本雄太選手。今年ももちろん参戦予定ですが、果たして誰かが止めることができるのでしょうか。

銀輪ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

銀輪ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

今回の不死鳥杯のシリーズ展望も、ざっくり言ってしまえば例年と同じです。すなわち、「脇本雄太が勝つのか?」「脇本雄太に匹敵する誰かが勝つのか?」という、互いに裏表を構成するひとつの問いについての答えが、そのままシリーズを象徴する要素となるという点です。

  1. それで?誰が脇本雄太を止められるんですか?
  2. 偉大なるグランプリウィナー!古性優作が連勝へ!
  3. 若きS級S班の意地!清水裕友が全力で駆ける

挑戦的に見えますが、実際にこうとしか言えない。そういう3名の選手が、必然的に優勝候補として挙げられるでしょう。絶対なる勝利か、連覇か、意地か。三者三様の優勝への道筋について、項目別に解説していきます。

シリーズ展開予想①/それで?誰が脇本雄太を止められるんですか?

シリーズ展開予想①/それで?誰が脇本雄太を止められるんですか?

単純な話として、「まともに考えれば、脇本雄太の優勝で決まりだ」と結論付けられてしまいそうなほど、脇本雄太選手の強さは圧倒的であり、輝く存在です。

前節の「燦燦ムーンナイトカップ2022(松戸競輪G3)」でも4日間すべて1着の完全V。ため息すら出る強さを発揮しました。これで「デイリースポーツ杯(福井競輪F1)」の2日目以降、9連勝を飾ったことになります。

今年の成績は35走して1着28回、2着4回、4着以下3回。勝率80.0%で、2連対率と3連対率は91.4%です。惚れ惚れするほど「王」の走りをしています。

5月には「日本選手権競輪2022(いわき平競輪G1)」にて見事な優勝を勝ち取り、来年度のS級S班復帰、ならびに年末の「KEIRINグランプリ2022(平塚競輪GP)」への挑戦権を獲得しました。

現代の競輪および自転車競技を語るにあたって、脇本雄太選手なくして始まりません。絶対的な存在がホームバンクの福井において、その輝きをより強くしてくれることでしょう。

シリーズ展開予想②/偉大なるグランプリウィナー!古性優作が連覇へ進撃!

シリーズ展開予想②/偉大なるグランプリウィナー!古性優作が連覇へ進撃!

「最近、どうも調子が悪くて」

大阪の古性優作選手は、そのように語っていたと言われています。そんなバカな、と今なら一笑に付してしまえるでしょう。前節の「高松宮記念杯競輪2022(岸和田競輪G1)」でのパフォーマンスは、それほどに優れたものでした。

初日の西日本特選こそ3着だったものの、そこからが圧巻。白虎賞1着、西の準決勝1着、そして決勝1着。特に決勝は単騎ながらも文句なしの仕掛けを見せ、ほかの8車を圧倒しました。これにて、「読売新聞社杯全日本選抜競輪2022(取手競輪G1)」に続き、今年のG1タイトル2つ目を奪取したことになります。

2022年6月30日時点で、賞金ランキングは1位が脇本雄太選手で、2位が古性優作選手。この2人だけが、すでに1億円を突破しました。威風堂々。「稼げる男であり、強い男である」という証明をしてみせてくれています。

そして、先にも書いたとおり、昨年度の不死鳥杯の覇者でもあります。今年もまた決勝まで勝ち上がって、よほどの状況でない限りは脇本選手とタッグを組むことになるでしょう。近畿地区の「鉄板」が、今から目に見えてくるほどです。

シリーズ展開予想③/若きS級S班の意地!清水裕友が全力で駆ける

シリーズ展開予想③/若きS級S班の意地!清水裕友が全力で駆ける

圧倒的に強い脇本雄太選手と古性優作選手。この2人に打ち勝つには、図抜けた力が必要です。となれば、S級S班の若武者として、山口の清水裕友選手には大きな期待が掛かるのは間違いありません。

先にあげた賞金ランキングをもとにすれば、清水選手もまた第6位につけています。やはり充実のS級S班。しっかり稼げる脚を持っています。

ですが、熾烈な賞金レース。今後何が起こるかわかりません。1戦1戦を勝ち抜き、その稼ぎを積み立てることが、確実な栄光とKEIRINグランプリ出場を約束してくれます。

「日本選手権競輪2022(いわき平競輪G1)」では決勝進出を果たすものの7着。続く「五稜郭杯争奪戦2022(函館競輪G3)」では決勝3着、「全日本プロ選手権記念競輪2022(佐世保競輪F2)」でも9着8着と成績が奮わず、「高松宮記念杯競輪2022(岸和田競輪G1)」では西の二次予選6着敗退という屈辱を味わいました。

今節も、中国地区の選手層を考えれば、厳しい戦いが予想されます。ですが、そうした逆境を打ち破ってこそのS級S班とも言えます。

清水裕友選手は、今年がもう4期目のS級S班です。これまでにも様々な逆境がありました。不利に立ち向かう心にこそ、「不死鳥杯」はその名の通りに気高く熱い翼を広げてくれるのかもしれません。

福井競輪場のバンクの特徴

福井競輪場のバンクの特徴

福井競輪場は、「個性がないのが個性」と表現できるかもしれません。同時に、その点こそが最大の特徴とさえも言われます。すなわち、要点は以下の3点によって解説されるでしょう。

  1. 優等生バンク!福井競輪場は競輪の「お手本」が要求される
  2. 強いものは強い!実力が出る福井バンクのデータ
  3. 福井バンクは見晴らしが良いから風も吹く

これらの内容が、「福井競輪場のバンク特性」を何よりも雄弁に語ります。それぞれ項目ごとに解説し、いかに福井が競輪選手としての本質を問われるバンクであるかを見ていきましょう。

また、当サイトでは福井競輪場の魅力を総合的に解説した記事を公開しています。ぜひとも、今回の不死鳥杯の予想とあわせてご覧ください。福井バンクの特徴をより良く把握し、その魅力を存分に堪能することができるでしょう。

特徴①/優等生バンク!福井競輪場は競輪の「お手本」が要求される

特徴①/優等生バンク!福井競輪場は競輪の「お手本」が要求される

すべての競輪選手は、日本競輪学校における厳しい育成課程を経てデビューすることになります。そんな競輪選手にとって最も慣れ親しんでいるであろう、競輪学校のバンクをモデルとした点こそ、この福井競輪場のバンクの最大の特徴でしょう。

周長400m、見なし直線距離は52.8m。逃げて良し、まくって良し、差して良し。幅員もほどほどにあるので、どんな戦法でも戦える舞台。それが競輪学校から引き継いだ、福井バンクの美点です。

ここでの勝利に必要なのは、あるいはただ1点に集約されるかもしれません。すなわち「競輪が強い」ということ。それだけです。

特徴②/強いものは強い!実力が出る福井バンクのデータ

特徴②/強いものは強い!実力が出る福井バンクのデータ

こうした福井バンクの特性は、1着決まり手と2着決まり手にも表れています。1着決まり手はそれぞれ逃げ24%、まくり34%、差し42%。実に理想的な数字であり、研ぎ澄まされた武器でもって勝ちきれることを証明します。

一方、2着決まり手は逃げ19%、まくり18%、差し24%、マーク39%。番手以降の選手もしっかり台頭し、時には別線からの差し込みが見られる様もよくわかるでしょう。

ライン独占の決着もあるし、簡単にはそう収まらない競走もある。千変万化の競輪の面白さが十分に詰まった、きれいな数字です。

特徴③/福井バンクは見晴らしが良いから風も吹く

特徴③/福井バンクは見晴らしが良いから風も吹く

全国の競輪場は43場。その立地ひとつをとっても、同じ環境であるところはありません。福井競輪場の自然環境については、これもまたお手本というべきでしょう。住宅街に位置していますが、低層建築が多いため、見晴らしは良好です。

高層建築が少ないことから、ビル風が吹き付けることもありません。見晴らしが良いぶんだけ、自然の風は通るものの、しっかり吹き抜けていく構造になっています。競輪予想に親しみ始める場所としても、福井競輪場はビギナーに優しいロケーションと言えるでしょう。

したがって、若干の意識的なものではありますが、「先行ラインや自力型の選手の活躍が目立つなあ」と感じるかもしれません。つまりは、それが競輪の平均的な状態だからです。

また、競輪の王道である「番手が最も有利」という点についても、十分に体感できる決着が多いでしょう。セオリーに沿った車券構築の力を試されるバンクです。

不死鳥杯2022(福井競輪G3)のまとめ

不死鳥杯2022(福井競輪G3)のまとめ

絶対的な選手がいても、絶対に結果が決まっているわけではない。それが競輪という競技の本質です。どんなに鉄板と思えるレースがあっても、決して懐の余裕を超えた勝負をなさらないように。未来を切り売りした先には、結局は恐怖しか待っていません。

ひとえに余裕のある勝負を。心と財布に余裕のある買い目と予想を繰り返していれば、必ずよみがえりの目が出てくる。これもまた競輪を始めとした公営競技の鉄則です。そう、不死鳥のようによみがえるチャンスが訪れたその時を逃さないためにも、じっと勝機を待ちましょう。

競輪の展開において、早仕掛けをした選手は沈みますし、慎重すぎた選手は後方で出遅れてラインもろとも伸びてきません。適切な場所で仕掛けるのです。常に燃え続ける勝利の不死鳥は、その先にこそ待っているのですから。

福井競輪場のアクセス

住所 福井県福井市明里町2-65
電話番号 0776-34-3000

福井競輪場は、福井県福井市に位置しています。県庁所在地という立地ながら、最寄り駅からは距離があるため、そこから無料送迎バスやタクシーなどを使うか、あるいは自家用車で直接アクセスすることになるでしょう。

電車・無料送迎バスでのアクセス

電車・無料送迎バスでのアクセス

福井競輪場の最寄り駅は、JR北陸本線の「福井駅」です。現在、北陸新幹線の延伸工事が行われており、2024年春に開業が予定されていますが、それまでは特急でのアクセスが主眼となるでしょう。

福井駅から本場までは、約3kmほどの距離があるため、無料送迎バスや有料のタクシーでのアクセスが推奨されます。

無料送迎バスは福井駅東口ロータリー内発の便が1日3本、JR敦賀駅前から出る便が1日1本と少なく、事前に確認してからの利用が確実でしょう。また、かつては小松・加賀方面からの便が出ていましたが、2021年4月1日をもって廃止されました。

自動車でのアクセス

自動車でのアクセス

福井競輪場の最寄りインターチェンジは、北陸自動車道の「福井IC」または「福井北IC」です。前者のほうが本場に近く、下りてからは約6kmほどの距離ですが、後者からも約11kgほどと使いやすい立地です。